企業メドレックス東証グロース:4586】「医薬品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。

(1) 創薬パイプラインの開発推進

 創薬パイプライン型ベンチャーである当社グループにおいては、創薬パイプラインの開発を一歩一歩進めて開発アセットの価値を高めていくことが、当社企業価値を最大化する唯一の道筋と考えています。
2024年においては、<MRX-5LBT:帯状疱疹後の神経疼痛治療薬(リドカインテープ剤)”Lyodolyte”>及び<MRX-4TZT:痙性麻痺治療薬(チザニジンテープ剤)>について足踏み状態が続きましたが、<MRX-7MLL:アルツハイマー治療薬(メマンチン貼付剤)>については臨床試験を開始し、 <Alto-101:中枢神経疾患治療薬(PDE4阻害剤)>については臨床第1相試験に成功し臨床第2相試験が進められています。
 
2025年においては、以下の開発進展を予定しています。
● MRX-4TZT:臨床第2相試験を実施予定(2025年下半期から)
● MRX-5LBT “Lydolyte”:米国にて新薬承認取得予定(2025年下半期)
● MRX-7MLL:P1a試験の結果判明(2025年上半期)
● Alto-101:統合失調症患者に対する臨床第2相試験の結果判明(2025年下半期)

(2) 製薬会社等とのパートナーシップの構築

 当社グループは研究開発投資が先行する創薬パイプライン型ベンチャーであることから、製薬会社等との事業提携も重要課題であると認識しています。各開発パイプラインや基盤技術の一部について、開発権や販売権のライセンスアウトを通じて、win-winの関係を構築できるパートナーから収益を得て、財務基盤の強化、持続的な企業成長を図っていく方針です。

「MRX-5LBT “Lydolyte”」の新薬承認取得に続く販売パートナーとの提携、「MRX-4TZT」のP2試験成功に続く事業提携が、引き続き重要な経営課題であります。

(3) 開発資金の確保

 当社グループは研究開発投資が先行する創薬パイプライン型ベンチャーであることから、中長期的成長に向けて、創薬パイプラインの開発アセットとしての価値を高めていくための開発資金の確保も重要課題であると認識しています。当連結会計年度においては、第28回及び第29回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行・行使による新株発行により、開発資金を確保することができました。今後も、適時適切な財務活動による資金調達を実施して開発資金を確保し、開発アセットの価値向上を通じて企業価値向上を図っていく方針です。

(4) 人材の採用・育成、企業風土の醸成

 当社グループの事業活動は、医薬品業界における豊富な経験を有する経営陣及び研究開発人員により運営されているものの、事業を推進する各部門の責任者及び少数の研究開発人員に強く依存するところがあります。当社が持続的な成長を果たすためには、人的陣容強化が欠かせないと認識しており、常に優秀な人材の確保と育成に努めています。また、研究開発推進の背骨となる多様性とチャレンジ精神を尊重する企業風土を培い続けていく所存です。

(5) 内部統制の強化

 当社グループでは、企業規模・業容に応じた内部管理体制を整備し機能させることが重要であると考えています。業務執行の妥当性や効率性のチェック機能を有効に働かせ、取締役(監査等委員である取締役を除く)5名、取締役(監査等委員)4名(うち、社外取締役4名)及び従業員22名の小規模組織(2024年12月末現在)に応じた内部管理体制を敷いています。

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