企業プラコー東証スタンダード:6347】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当事業年度は、3次元CADを活用することにより、複雑化する機械の設計や強度解析を行う事で、品質向上に努めて参りました。また、3次元CADデータは、製造加工部門に導入した5軸マシニング加工機へ一貫して活用する事ができるため、内製化が実現でき、高品質、高精度な機械を製作する事ができました。

 インフレーション成形機事業においては、高機能・高品質な成形機のニーズが多く、3次元CADや樹脂流動解析ソフトを活用したユニット毎の改良、見直しを行う事で、製品や立上ロスの少ない高精度な生産が出来る成形機を納入致しました。又、環境問題へのニーズが高まり、バイオプラスチックを用いた農業資材用フィルム成形機の取り組みや、産業資材用フィルム成形機での高速成形に対応するエアリングの開発を進めております。

 ブロー成形機事業においては、自動車関連ではガソリン車から電気自動車や燃料電池車(水素自動車)等への移行が進められており、高圧水素タンクの研究開発につきましては、NEDO事業の一部門であります「車載用高圧水素適合性高分子材料検討ワーキンググループ」の会合等に出席するなどで、最新の材料研究や製品開発などを探究し、新しい技術開発に向けて進めております。

 リサイクル事業においては、2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行された事で、プラスチックを資源として循環させるための設備需要が期待されております。廃プラスチックの大型リサイクルプラントを受注し、リサイクル機器の製造販売のみならず、プラントエンジニアリングとしての材料選別技術や洗浄技術など、新しい技術開発に向けて取り組んでおります。

 当事業年度末における工業所有権(共願・出願中を含む)の総数は、12件となっております。また、当事業年度の研究開発費は、7,567千円であります。

PR
検索