企業兼大株主ブルドックソース東証プライム:2804】「食品業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

1.経営方針

(1) ブルドックグループの基本方針

①企業目的:自然の恵みのおいしさで、食の幸せを世界に広げるブルドックグループ

②事業領域:ソース事業領域をたれ・ドレッシング類まで広げていくとともに、原材料(香辛料・酢)を活かした事業や、外食店などにも可能性を求めていきます

③経営理念:「幸福感を味わえる商品の提供」

・幸福感とは全ての方が元気に暮らすことと考えます

・品質を第一に「安全・安心・信頼」できる企業を目指します

・新しい価値を創出し、ホッとするおいしさ、今までにない楽しさを提供する企業を目指します

 以上のブルドックグループの基本方針をもとに企業コンセプトを「自然の力とおいしさで、食の幸せと健康をサポートする企業を目指します」とし、企業スローガンを「食の幸せのとなりに」としております。

 ブルドックグループのあるべき姿


2.対処すべき課題等

(1) 長期ビジョン

 ブルドックグループでは、2022年に「Sauce」を極める世界ブランドに成長することを戦略の方向性として、「ブルドックグループ長期ビジョン『BGI 2032』Bull-Dog Global Innovation 2032 ~ソースのしあわせを、もっともっとカラフルに~」を策定いたしました。2032年度を最終年度とする長期ビジョンでは、「幸福感を味わえる商品の提供」を経営理念としております。この理念を実現するために、当社グループが社会に果たすべき使命(Mission)を「世界のSauceを創造するブルドックグループ」とし、あるべき姿(Vision)を「Sauceの魅力でホッとするおいしさを世界へ伝える」、そのためのブルドックグループ社員としての価値判断基準(Value)を「ひとりひとりに食のこだわりを届ける」といたしました。


 長期ビジョン『BGI 2032』では、国内戦略、海外戦略、VC戦略を基本戦略の3テーマとして、2032年度までに下記のSTEP1、STEP2、STEP3の3つのステップを順次進め、3テーマを達成してまいります

<シナリオステップ>


(2) 対処すべき課題

2023年度から始まる第11次中期経営計画「B-Challenge2025」を策定し、以下の基本戦略3テーマ(国内戦略、海外戦略、VC戦略)を実行しております。


 ブルドックグループ第11次中期経営計画B-Challenge2025より

2025年度は、第11次中期経営計画「B-Challenge2025」の最終年度になります。基本戦略3テーマにおける重要課題は以下のとおりであります。

国内戦略:国内市場におけるリーディングカンパニーの地位確立

消費者の節約志向と価値志向の二極化が進み、消費者ニーズのさらなる多様化が想定され、東西にわたるグループ各社のブランドの特性を活かした商品の拡充、家庭用市場におけるシェアを伸ばすことにより、売上及び利益の拡大を図ります。業務用市場においては、TATEBAYASHIクリエイションセンターの生産対応力を最大限に活かし、伸長する外食企業、原料加工ユーザー、スーパー惣菜のニーズを捉えた商品提案やメニュー提案を行い、一層の売上及び利益の拡大に取り組みます。

② 海外戦略:長期を見据えた海外進出モデル確立

長期を見据え海外進出モデル確立に向けた取り組みを実施します。進出対象候補としているベトナムを中心とするアジア地域の消費者ニーズに応える事業モデルの実現をめざし、現地調査に加えて、アライアンス先の探索を加速させ、シナリオの具体化を進めます

③VC戦略:持続的成長を実現するための経営変革

サステナブルバリューチェーンの実現に向けて、目標の具体的な推進と事業展開を両立させてまいります。昨年稼働したTATEBAYASHIクリエイションセンターの生産性の更なる向上を最重要の課題と位置づけ、業務改革、設備改良などにより生産対応力を増強してまいります。また、販売、管理のDXの推進、AIの積極的な導入、専門人財の育成などにより、社員ひとりひとりが活躍できる環境づくりを進め、生産性の大幅な向上を目指してまいります。財務戦略においては、2024年7月に開示しました「資本コストや株価を意識した具体的な取り組み」の更なる推進を図るべく、株主還元、政策保有株式等の削減、戦略投資に取り組んでまいります

2025年度における連結経営目標は売上高155億円を予想しております。また、昨年稼働したTATEBAYASHIクリエイションセンター設備の減価償却費や原材料高騰の影響を考慮し、営業利益4億円、投資有価証券の売却等により経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円を予想しております。

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