テクノ菱和
【東証スタンダード:1965】「建設業」
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企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、『「空気と水のテクノロジー」を通じて環境にやさしい生活空間の創造を目指す』、『環境エンジニアリングを中核事業とし、ひろくお客様から「信頼」される企業を目指す』、『人材の育成・教育を重視し働き甲斐のある企業を築き、社会に貢献する』という経営理念のもと、環境制御技術を駆使して社会に貢献するとともに、「環境のトータルエンジニアリング」企業として地球環境保全に貢献する活動を行い、CSRを重視した経営を実践してまいります。
(2) 経営環境及び対処すべき課題等
当社グループは、『中期3か年事業計画』の初年度となる2024年度におきまして、当初は想定していなかった大型の案件の受注が相次いだ結果、最終年度の目標を上回る実績を計上することができました。また、手持ち工事の状況から勘案して、2025年度につきましても相応の業績予想を見込んでおります。トランプ関税をはじめとする一連の先行き不透明な動きが世界経済並びにわが国の製造業に及ぼす影響は全くの未知数であることから、最終年度となる2026年度の業績見通しについて決して楽観視することはできませんが、中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』において成長戦略を標榜する当社としては、さらなる成長を目指すべく、今般、最終年度の売上高と経常利益の目標数値を見直すことといたしました。
なお、中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』の数値目標については、次の『中期3か年事業計画(2027年度~2029年度)』の策定時に見直す予定としております。
中長期経営ビジョン及び中期3か年事業計画の概要は以下のとおりであります。
1.中長期経営ビジョン『TECHNO RYOWA 2032』(最終年度2032年度・第84期) | |
基本方針 |
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≪成 長≫ | 急な拡大は求めず、品質の高い仕事を一つひとつ積み上げて着実に成長するよう事業を展開する |
≪投 資≫ | 社員教育と採用を含めた人的資本、研究開発、DX関連、ブランド力向上に積極的に投資する |
≪ESG≫ | ESG経営を推進し、企業市民としての責務を果たすとともに広く社会に貢献する |
成長戦略 | 売上高 | 1,000億円 | |
経常利益 | 70億円 | ||
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| ROE | 10%以上 |
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| PBR | 1.0倍以上 |
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| 従業員数 | 1,000人以上 |
投資戦略(累計) | 人的投資 | 10億円 | |
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| 研究開発投資 | 30億円 |
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| DX関連投資 | 25億円 |
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| 政策保有株式削減 | 50億円 |
ESG | E: | GHG排出量(Scope1、2)第74期(2022年度)比 27%削減 |
| S: | 女性管理職比率 10%以上、女性技術系職員比率 15%以上 |
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| 男性社員育児休業取得率 100%、1級管工事施工管理技士数 550人以上 等 |
| G: | 政策保有株式純資産保有比率 10%未満 |
2.『中期3か年事業計画』(最終年度2026年度・第78期) |
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| 前回発表 | 見直し後 |
数値目標(連結) | 売上高 | 810億円 | 910億円 |
| 経常利益 | 60億円 | 105億円 |
| ROE | 10%以上 | 10%以上 |
| PBR | 1.0倍以上 | 1.0倍以上 |
また、当社はCSR活動を推進するため、マテリアリティ(重要課題)を策定しており、新中長期経営ビジョンにあわせてマテリアリティを見直しております。CSR活動を通じて、ESG(環境、社会、ガバナンス)経営を推進し、サステナブルな社会の実現、長期的な企業価値の向上、そしてSDGsに貢献していきます。
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