ダスキン 【東証プライム:4665】「サービス業」 へ投稿
企業概要
(1)フランチャイズ契約
当社は、加盟店と共に全国的な営業網を確立し、永続的な信頼関係を保持するために、事業内容の基本的な事項並びに相互の利益と本部及び加盟店の権利・義務等を明確にすることを目的として契約を締結しております。主な契約は次のとおりであります。
セグメント名称 | 契約の名称 | 契約期間 |
訪販グループ | ダスキン愛の店ダストコントロールフランチャイズチェーン契約 | 締結日から3年間 (注)1 (ただし3年目の途中で3月31日を迎える場合はその日まで) |
ダスキン・フランチャイズチェーン支店契約 | 締結日から3年間 (注)2 (ただし3年目の途中で3月31日を迎える場合はその日まで) | |
ダスキンサービスマスターフランチャイズチェーン契約 | 締結日から3年間 (注)2 (ただし3年目の途中で3月31日を迎える場合はその日まで) | |
フードグループ | ミスタードーナツチェーン契約 | 5年間 (注)3 (新コンセプト店舗については、締結日から8年経過後に到来する3月31日まで (注)4) |
(注)1.期間満了30日前までに当社又は加盟店の何れか一方からの異議がない場合は1年間自動更新。
2.期間満了3ヵ月前までに当社又は加盟店の何れか一方からの異議がない場合は1年間自動更新。
3.期間満了6ヵ月前までに当社又は加盟店の何れか一方からの異議がない場合は2年間自動更新。
4.期間満了6ヵ月前までに当社及び加盟店協議の上、合意が成立した場合には再契約。
(2)技術提携契約
契約 会社名 | 相手方 | 契約名称 | 契約概要 | 契約期間 | |
名称 | 国名 | ||||
当社 | 三井物産株式会社 | 日本 | 業務提携契約 | 両者の持つ経営資源やノウハウを結集し、両者対等の立場で協力関係を構築することによって両者の企業基盤の拡充と競争力強化を図り、より一層の発展を期する。 | 2009年9月7日より 1年間 以降1年毎の自動更新 |
当社 | シーバイエス株式会社 | 日本 | 業務提携契約 | 洗剤、ワックス等の製品の開発・販売に関する契約 | 自 1998年1月1日 至 2002年12月31日 以降1年毎の自動更新 |
当社 | 統一超商股份有限公司 | 台湾 | 合弁契約 | 合弁事業契約(合弁企業名:楽清服務股份有限公司) | - (注)1 |
当社 | 株式会社ニップン | 日本 | 取引基本契約 | 原材料ノウハウの開示及び製造委託に関する契約 | 自 1972年4月1日 至 1974年3月31日 以降1年毎の自動更新 |
当社 | 統一超商股份有限公司 | 台湾 | 合弁契約 | 合弁事業契約(合弁企業名:統一多拿滋股份有限公司) | - (注)2 |
契約 会社名 | 相手方 | 契約名称 | 契約概要 | 契約期間 | |
名称 | 国名 | ||||
当社 | 株式会社モスフードサービス | 日本 | 資本・業務提携契約 | それぞれの加盟店及び顧客の利便性の向上、それぞれの得意分野や経営資源の有効活用により、両社の外食事業を一層発展させる。 | 自 2008年2月20日 至 2009年2月19日 以降1年毎の自動更新 |
当社 | ServiceMaster Clean/Restore SPE LLC | 米国 | 住宅・商業施設クリーニングサービス製品製造ライセンス第二更新契約 | サービスマスター業務の実施許諾契約 | 自 1993年12月31日 至 2003年12月31日 (注)3 |
当社 | ARAMARK MANAGEMENT SERVICES LIMITED PARTNERSHIP | 米国 | ヘルスケアマネジメントサービス国際ライセンス更新契約 | ヘルスケアマネジメント業務の実施許諾契約 | 自 1992年4月1日 至 2002年3月31日 (注)3 |
当社 | The Terminix Company, LLC | 米国 | ターミニックスサービス国際ライセンス更新契約 | ターミニックス業務の実施許諾契約 | 自 1997年5月11日 至 2007年5月10日 以降10年毎の自動更新 |
当社 | Merry Maids SPE LLC | 米国 | メリーメイドサービス国際ライセンス更新契約 | メリーメイド業務の実施許諾契約 | 自 1998年11月12日 至 2008年11月11日 以降10年毎の自動更新 |
当社 | 株式会社サカイ引越センター | 日本 | 業務提携契約 | 相互の専門分野を有効に組み合わせて新たなサービスを創出する、及び需要を発掘する。 | 自 2008年1月28日 至 2009年3月31日 以降1年毎の自動更新 |
当社 | PIE FACE HOLDINGS PTY LIMITED | 豪州 | ライセンス契約 | パイフェイス業務の実施許諾契約 | 自 2014年10月8日 至 2024年3月31日 以降10年毎の自動更新 (注)4 |
当社 | 株式会社ナック | 日本 | 資本業務提携契約 | ナック(加盟店)における当社との間で新たに締結するフランチャイズチェーン契約に基づくナック既存事業の追加、及び新規事業展開 | 自 2018年8月30日 至 2020年8月29日 以降1年毎の自動更新 |
当社 | 株式会社クラシアン | 日本 | 業務提携基本契約 | 自社の顧客に対する相手方サービスの提供、及び両社の経営アセットを活用した新サービスの共同展開 | 2022年11月8日から 2年間 以降1年毎の自動更新 |
当社 | 株式会社JPホールディングス | 日本 | 業務提携基本契約 | 両社間の協業関係を構築することにより、「子育て支援」の領域において、社会課題の解決とお客様への新たな価値提供により両社の企業価値向上を実現する。 | 2023年10月27日から 2年間 以降1年毎の自動更新 |
(注)1.契約締結日は1994年8月25日であり、期間の定めはありません。
2.契約締結日は2004年8月17日であり、期間の定めはありません。
3.契約終了時の2年前までに当社から本契約を更新する旨の書面による通知を行うことにより10年間更新。
4.契約期間満了により2024年3月31日付で終了しております。
(3)業務提携及び株式取得
当社は、会社法第370条及び当社定款第25条の規定に基づく取締役会決議に代わる2023年10月27日付の書面決議により、株式会社JPホールディングス(以下「JPホールディングス」という。)と業務提携契約(以下「本業務提携」という。)を締結すること、並びにJPホールディングス株式の一部を取得(以下「本株式取得」という。)し、同社を持分法適用関連会社とすることを決議すると共に、同日付で業務提携契約及び株式譲渡契約を締結いたしました。
①本業務提携の目的及び理由
当社は、「中期経営方針2022」において、新しい成長機会への投資として、社会課題に対応する領域等に対するM&A等の投資を積極的に行うこととしております。
JPホールディングスは、関東を中心とした全国に300を超える子育て支援施設(保育園・学童クラブ・児童館)を運営しており、「子育て支援を通じて笑顔溢れる社会づくりに貢献します」という経営理念を掲げ、少子化の加速や待機児童問題という社会課題解決に取り組む、子育て支援のリーディングカンパニーであります。
同社との提携は、当社が目指す“お客様との生涯にわたる関係性維持”に資するもので、また、同社の「すべてはこどもたちの笑顔のために」というコーポレートメッセージは、当社経営理念の一節にある「喜びのタネまき」にも通じており、手を携えて事業展開を行っていくべき企業と確信いたしております。
本件「子育て支援領域」への参入は、「中期経営方針2022」の基本方針に据えた社会価値の向上と経済価値向上双方の実現に繋がるものであります。掲げた経営数値目標達成に向けて更なる取り組みを進めてまいります。
②本業務提携の内容
当社及びJPホールディングスは、両社の事業・ノウハウ等の強みを活かしつつ、両社間の協業関係を構築することにより、「子育て支援」の領域において、社会課題の解決とお客様への新たな価値提供により両社の企業価値向上の実現を目指してまいります。
両社で早期に協業検討委員会を立ち上げ、将来的なお役立ちを図るべく、具体的な検討を行ってまいります。
③本業務提携の相手先の名称及び事業内容
会社の名称 | 株式会社JPホールディングス |
事業内容 | 子会社の管理・統括、子育て支援施設及び新規事業の開発 |
④本株式取得の相手先の名称
会社の名称 | 株式会社学研ホールディングス |
⑤本株式取得後の所有株式の状況
株式取得日 | 2023年11月30日 |
取得する株式数 | 26,989千株(議決権比率31.70%) |
取得価額 | 8,933百万円 |
なお、本株式取得により、JPホールディングスは当社の持分法適用関連会社となっております。
(4)株式取得
当社は、2023年11月30日開催の取締役会において、健康菜園株式会社の全株式を取得して完全子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
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