ダイサン 【東証スタンダード:4750】「サービス業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社は企業理念として「私たちは志を高く持ち常に未来を創造します」「私たちは社会の持続と発展に貢献します」を掲げ、サステナビリティを尊重した経営に取り組んでおります。
サステナビリティに関する重要案件は、当社の経営陣が検討し、意思決定を行います。具体的に、経営が必要とするサステナビリティに関する意思決定にあたっては、当該事項に関係する事業部が検討し、そのうえで経営会議にて報告・審議され、重要事項は取締役会に報告されます。
(2)戦略
サステナビリティ関連のリスク及び機会につきましては、建設業界全体における課題として、技能労働者の高齢化と若手世代の就業志望減少による人手不足、アナログ的手法による多数の非効率業務、事業運営に伴う環境への多大な負荷などが挙げられます。これらに対処するための取組として、当社では、働きがいのある職場づくりと建設業の魅力向上、デジタル技術の導入による作業負荷の軽減と品質の安定化、地球に配慮したやさしい事業運営のため、以下の取組を推進しております。
・ベテランスタッフによるアカデミー研修制度
・技能資格の選定・取得奨励とサポート制度の構築
・外国人技能実習生への入国前一カ月講習
・ありがとうの取組による仕事の価値化
・ベテラン・若手の処遇・役割を見直し評価制度を構築
・技能実習生から特定技能へ
・海外連携と満足度を向上
・足場計画図のCAD自動作図システムによる労務軽減
・パトロール、足場点検等の現場業務が省力化できるアプリ開発
人財の育成については、会社を支え発展させる源の一つは「人財」であり、人財育成においてのスキル・知識とモチベーション・意欲の考えに基づき、お客様を含む社会からの期待に素早く応えられるよう、従来の考え方にとらわれない多様性を重視しつつ、自ら考え、判断し、行動できる人財育成を取り組むことで、ひとりひとりが事業の成長と社会の発展に貢献する組織を目指しております。
(3)リスク管理
取締役会、経営会議や4つの専門委員会(中央安全衛生、監理、人事、内部統制)での合議により、具体的な執行内容の決定と進捗管理が行われ、必要に応じてリスク管理体制の見直しを行っております。各部門においては、決定された事項、具体的な施策及び効率的な業務の執行と進捗の報告が行われておりリスクに応じた適切な対応を行っております。
(4)指標及び目標
企業成長の源泉である人財の力を最大限引きだすことにより、企業の持続的な成長を実現し、企業価値向上につなげるため、以下の目標指標を設定しております。
〔人財育成に関わる指標と目標値〕
| 第47期 | 第48期 | 第49期 | 第50期(目標) |
提出会社の売上高に対する国内における人材育成関連費用の割合 | 0.23% | 0.34% | 0.72% | 1.00% |
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