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企業概要

 研究開発活動の拠点として、横浜本社技術研修センター研究開発棟に研究開発部門を置き、中国上海、米国カリフォルニア州シリコンバレーに研究開発子会社を開設しております。この世界3極体制のもと、技術研修センターを軸に、機械構造設計開発、放電加工機用電源の開発、放電加工機及びマシニングセンタなどの性能向上の研究を行っております。さらに中国上海、カリフォルニア州シリコンバレーなどの地域性を利用し、各種ソフトウエア開発、CNC装置開発、モーションコントローラ開発などの工作機械の基礎技術となる研究開発を実施しております。

 なお、当連結会計年度の研究開発費総額は3,035百万円(工作機械事業2,439百万円、産業機械事業248百万円、食品機械事業73百万円、その他275百万円)であり、連結売上高の4.1%であります。

 当連結会計年度における主な研究開発の成果は、以下のとおりであります。

・リニアモータ駆動 超精密ワイヤ放電加工機「AX350L i Groove+Edition」(工作機械事業)

 多様な高精度加工ニーズに柔軟に対応するため、従来機「AX350L」の性能を高め、ワイヤ回転機構や省エネ機能を搭し小型電子部品や金型部品から、モータコアに代表される中型自動車用駆動部品やプレートなど様々な高精度金型の高品質・高効率生産を実現します。

・リニアモータ駆動 フェムト秒レーザー加工機「LSP4040」(工作機械事業)

 十数年にわたり研究分野向けに行ってきたフェムト秒レーザーの基礎研究をもとに開発した高機能、高硬度脆性材料など難加工材用の精密微細加工機であり、各産業で求められるレーザーの仕様に対応するため、お客様の要望に応じたレーザー発振器をカスタマイズ仕様として装置に組み込み対応することが可能になります。

・リニアモータ駆動 精密金属3Dプリンタ「OPM250L+」(工作機械事業)

 金属粉末の溶融凝固による3D造形と、造形物への切削加工を1台の機械で行うことができる金属3Dプリンタであり、従来機「OPM250L」から大幅な機能向上を図り、「安全性強化」「高品質造形」「高速造形」「長時間連続造形」「メンテナンス性向上」「複数粉末対応」「トラブル未然回避」「視認性、操作性向上」に対応しました。

・竪型ロータリ式射出成形機「VR Gシリーズ」の大型機種「VR200G」(産業機械事業)

 自動車部品など大型化するインサート成形品への対応が可能となるようワンサイズ上の金型が搭載可能になりました。ロータリテーブルの回転駆動を見直すことでテーブル回転速度が向上し、生産性向上を実現しています。「VR_Gシリーズ」が全ラインアップ揃うことで金型サイズに応じて最適な機種をお選びいただくことが可能となりました。

・射出成形機搭載型の溶融せん断粘度測定装置「Nendy-E」(産業機械事業)

 高分子材料や複合材料などの溶融粘度を測定する装置であり、成形材料の粘度評価や管理を向上させ、成形品の品質の向上に貢献いたします。環境に優しい再生プラスチックの用途拡大に寄与するとともにSDGs推進に貢献します。

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