企業シャルレ東証スタンダード:9885】「卸売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループは、2024年10月に中期経営計画(2024年4月から2029年3月期)について、基本戦略方針や重点戦略項目の一部見直しを行いました。また、2035年3月期(第60期)をゴールとした長期ビジョン「Charle Group Vision 2035」を策定いたしました。概要は以下のとおりです。

《企業理念》

 当社グループの中核事業であるシャルレ事業の企業理念を基軸とし、グループ全体の長期ビジョン並びに中期経営計画、事業計画を策定しております。

 基本理念

 「人はみな豊かでなければならない 我々に関係ある人はみな どうしても豊かでなければならない」

 シャルレが目指すこと(シャルレが提供する価値)

 「いつも、私らしく輝ける場所がある。」

 シャルレの約束(シャルレが叶えること)

 「女性一人ひとりの変化に寄り添い、生活の質を向上させる商品・サービス・ビジネスを提供します」

《グループ長期ビジョン(10年後のあるべき姿)》

 当社は創業当時より、今までにはなかった新たな商品・サービス・ビジネスを生み出し、多くの人々の豊かさに貢献してまいりました。時代の流れとともに、社会が変わり、人々の価値観も変わり、豊かさの基準も変わってきました。これからの時代の変化にも柔軟に適応し、その時代に合った「新しい豊かさ」を提供する企業グループとして、「Charle Group Vision 2035」を策定しました。心身ともに健やかに過ごし、社会や人との関わりを通じて自分らしく輝ける「Well-Being」の実現を目指して挑戦し続けてまいります。

  - Charle Group Vision 2035 -

  『いつの時代も「新しい豊かさ」を追求する企業へ』

《グループ経営戦略基本方針》

「Charle Group Vision 2035」の実現に向け、中核事業のシャルレ事業を第二創業期と位置付け、事業構造改革を完遂に導き、グループシナジーの最大化による収益拡大及び企業価値向上を図ってまいります。

・シャルレ事業の第二創業による業績回復・再成長

・顧客データの利活用やグループシナジーの創出による拡大

・資本コスト経営及び人的資本経営の実現

・新しい豊かさの実現による企業価値向上

《グループ中期経営計画》

 シャルレ事業の業績回復を軸とした事業構造改革、グループシナジーを活かした新規事業による多角化や改革推進に必要なグループの機能強化・補完を行ってまいります。また、資本コスト経営を意識したキャピタルアロケーション方針に基づき、グループ全体の収益性や資本効率の向上を推進してまいります。

 これらの取り組みを通じて、「Charle Group Vision 2035」(10年後のあるべき姿)を実現し、グループの持続的な成長とさらなる企業価値向上を目指してまいります。

①期間

 2024年4月から2029年3月期(50期~54期)の5か年

②中期経営戦略

[シャルレ事業]

(ア)シャルレビジネス改革

・シャルレビジネス基盤構築(ハイブリッドセールス):

 訪問販売と通信販売を融合した B to C 型ビジネスモデルへの転換及び基盤構築

・マーケティング戦略:健康食品の販売強化、新商材の開発及び投入等

・リブランド戦略:企業コンセプトの再構築、商品・ビジネスPRの強化等

(イ)人事戦略

・組織風土改革、働き方改革、人材開発等の推進による従業員エンゲージメント向上

(ウ)ファシリティ戦略

・アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)の推進、資産の有効活用等

(エ)収益事業開発・展開

・シャルレ事業の強みを活かした新たな収益事業の開発・展開

・海外事業の取り組み(ASEAN地域での事業展開の推進強化)

(オ)サステナビリティ推進

・「環境」「人的資本」「DX推進」「ガバナンス」のマテリアリティへの取り組み推進

[グループ事業]

(ア)子会社成長支援

・営業体制の強化及び販売戦略の推進等

(イ)新規事業開発

・グループ事業間での機能強化・補完・シナジー性の発揮できる新規事業の探索・開発

③資本コスト経営の推進

 資本コスト経営を意識したキャピタルアロケーション方針に基づき、グループ全体の収益性や資本効率の向上を推進させてROE向上を図ります。

《キャピタルアロケーション方針》

 中期経営計画期間において、シャルレビジネスの事業構造改革や新規事業の開発などへの投資を最優先に取り組み、財務基盤の強化を図り、フリーキャッシュフローを創出してまいります。創出したキャッシュの使途についてはさらなる成長投資を優先しつつ、積極的な株主還元も実施し、資本効率の向上を図ってまいります。

(2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 レディースインナー等販売事業におきましては、世界的な政情不安が長期化する中、原材料やエネルギー価格の高騰などによる売上原価の上昇や外国為替相場の円安を背景とした物価上昇等による消費マインドの低下など、当事業の業績へ大きく影響を受けている経営課題があります。また、販売員の高齢化による活動鈍化や稼働人数の低下、次世代の新規ビジネス参画者の減少など、改善すべき経営課題があります。

 ウルトラファインバブル技術製品等製造販売事業においては、主力製品であるシャワーヘッド市場の競争の激化により、事業環境は厳しい状況が継続することが想定されます。今後は、商品構成の在り方や営業体制の強化、新たな主力製品の開発などが課題であります。

 以上の当社グループが直面している経営課題の改善に向け、中期経営計画を前事業年度よりスタートさせております。今後、事業構造改革を積極的に推進させ、企業価値向上に努めてまいります。

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは、グループビジョン「Charle Group Vision 2035」の最終年度である2035年3月期(60期)に以下の目標値(KPI)の達成を目指してまいります。

・連結売上高:204億円

・連結営業利益率:10%以上

・連結ROE:5%以上

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