企業兼大株主サクサ東証スタンダード:6675】「電気機器 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当企業グループは、経営理念「独創的な技術を核に、新しい価値を創造し、活力とゆとりある社会の発展に貢献します。」およびビジョン(目指す姿)「つなげる技術の、その先へ。」をもとに、社員一人ひとりが、課題認識、対策を自ら認識し、4つの行動指針(①誠実に正しく、迅速に行動する。②自ら考え行動する。③変革を恐れず挑戦する。④チームサクサとして活動する。)に沿って推進してまいります。

 当社は、2024年5月29日に中期経営計画「共に創る未来」を公表しております。本中期経営計画においては、お客様・パートナー・SAXAとの共創を通じて2030年のありたい姿「中堅・中小企業のDX推進サポーター」になることを目指し、3つの構成要素「成長戦略」、「経営基盤」、「社会的責任」を掲げ、「モノづくり as a Service」によりお客様の成長を促す新たな価値提供を進めております。

3つの構成要素のうち、「成長戦略」および「経営基盤」について、次のとおり取組んでまいります。
 

《成長戦略》

[バリューチェーン変革]

 これまでの変革の延長線に留まらない、新たな未来への仕掛けとして「米沢アドバンスドファクトリー構想」に着手します。米沢地区を当企業グループの共創型のモノづくり発信拠点として新たに整備してまいります。

[オープンイノベーション]

・情報セキュリティ領域における取組みとして、株式会社テリロジーホールディングスとの資本業務提携を締結しました。資本関係を持つことで、企業価値向上に向けた強固なパートナーシップを構築します。本提携を通じて、当企業グループ内における情報セキュリティ対策を強化してまいります。さらに、この導入経験を活かし、中堅・中小企業向けに最適化されたサイバーセキュリティサービスを共同で提供してまいります。

・チャットボットや音声対話、クラウドPBX、自動翻訳AIなど、さまざまなDX・AIツールを保有している共創パートナーと、互いの強みを活かして顧客への加価提供を最大化することを目的に「サクサコミュニケーションイニシアティブ構想」を推進してまいります。

・2024年度にグループ入りした、株式会社ソアーを中心に新たな共創パートナーの開拓を進め、サクサグループのシナジーにより、モノづくり(開発・設計・組立・検査・出荷・品質保証)だけではなく、サービス開発とセットで受託可能な体制を構築してまいります。

《経営基盤》

[DXで支える]

・「DX事業推進プラットフォーム」については、「経営ダッシュボード(経営管理における経営ダッシュボードの構築による経営の見える化)」「CRM(カスタマーリレーションマネジメント基盤の実装)」について、“経営と現場をつなぐ基盤”として活用する段階へと進化させます。経営指標と案件情報をダイレクトに紐つけることによって、経営課題の発見から対応までを迅速に行える体制を整備してまいります。

・「SAXA-DXサービスプラットフォーム」については、「コネクティッドサービス」の実現に向けて、共通データ基盤の整備に加え、他社連携やコンソーシアム活動を視野に入れたサービスアプリケーションを拡充してまいります。

[人財で支える]

・人財の多様化を高めるための積極的なキャリア採用を継続いたします。また、女性役職登用比率を高めるための女性比率を高めた採用活動を強化してまいります。

・経営のかじ取りをする経営人財の育成(サクセッションプラン)や新規事業、新技術に対応するためのトレーニングの充実、DX人財育成に関する教育体系を構築します。また「自ら学ぶ」ことを推進するためスキルアップ支援制度を整備してまいります。

・DX人財はじめ、成長戦略推進に不可欠な人財の獲得に向けた人事制度構築、定期的な組織風土診断の実施、育児や介護に対応するための柔軟な働き方の導入など、DX実装を進める文化醸成を図ってまいります。

[資本で支える]

 中期経営計画期間中におけるキャピタルアロケーションの方針を下記のとおり見直ししております。

(キャッシュイン)

① 事業利益率の改善、在庫の適正化によるコスト削減などで140億円

② 有利子負債の活用については、財務レバレッジを意識しつつ、財務健全性を確保することで50億円

③ 保有資産の有効活用については、政策保有株式の縮減を継続し20億円

④ 事業ポートフォリオ変革に繋がる施策の一環として固定資産を譲渡することで190億円

(キャッシュアウト)

① 「セキュリティ」「ワークスタイル」「コミュニケーション」の新商品創出や研究開発ならびにパートナー企業との資本業務提携などで75億円

② DX重点テーマの実装ならびにDX文化醸成などに40億円

③ DX人財の育成、人財の多様化を進めるための採用活動などに25億円

④ 設備の維持更新として40億円に加え「米沢アドバンスドファクトリー」構想に重点的投資を図りながら、東京地区オフィス刷新、グループ会社拠点の強化を進めることで合計160億円

[株主還元施策]

 当社は、2024年度から2026年度の中期経営計画期間においては、1株あたり135円の年間配当を継続することを基本方針とし、安定的かつ継続的な配当の実施を目指します。また、1株あたり135円の年間配当に加え、2026年3月期から2030年3月期までは新たに特別配当として1株あたり105円(中間配当50円、期末配当55円)、総額30億円の特別配当を実施することを予定しております。ただし、中間配当の実施については、2025年6月26日に開催予定の当社第22回定時株主総会において「定款一部変更の件」が承認可決されることを条件といたします。

PR
検索