企業兼大株主カーメイト東証スタンダード:7297】「輸送用機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの研究開発活動は、「未来開発センター」などの次世代製品研究部門と、以下11ジャンルにわたる製品開発部門の二本立てで推進しております。製品開発は、日本と中国の二極体制により展開しております。

① 車内小物用品、オートスポーツ用品

② チャイルドシート、ジュニアシート、チャイルド用品

③ 自動車メーカー向け純正用品

④ ルーフキャリア、ルーフボックス、ロッドホルダー

⑤ タイヤチェーン

⑥ 芳香剤

⑦ ケミカル用品、消臭剤、エアコンフィルター

⑧ エレクトロニクス用品(ドライブレコーダー、エンジンスターター、GPS端末)

⑨ ライティング用品(HID、LEDバルブ、ハロゲンバルブ)

⑩ スノーボード、バインディング、ブーツ

⑪ 電動モビリティ

 当社の研究開発部門には、「機械系」「ケミカル系」「繊維系」「エレクトロニクス系」「ソフトウェア系」「光学系」「知財系」「開発サポート系」の技術者が総勢100名超在籍しており、市場競争力のある製品を迅速に創出するため、体制の見直しを毎年度実施しております。

 また、連結子会社である中国・快美特汽車精品(深セン)有限公司では、日本人および中国人技術者約30名体制で、日本および中国市場向けの製品開発を行っております。

 製品開発は「ユーザーニーズ・ウォンツの的確な把握」を基本とし、各製品においてプランナー・デザイナー・エンジニアが連携しながら、「安全・安心品質」と「お客様が認める価値の創出」をテーマに、「技術融合によるオンリーカーメイトな新製品」の開発を目指しております。

 新製品は「車内小物用品」「芳香剤」「消臭剤」「ケミカル用品」を中心に、毎年春と秋に発売しており、当連結会計年度においても多数の新製品を市場投入いたしました。

 以下、ジャンル別の主な取り組みと成果を記載いたします。

 車内小物用品・オートスポーツ用品

 ジムニー専用ドアミラーカバーやリアコンソールなどの車種専用品を新たに投入し、好調に推移しました。また、くすみカラーを採用したスマホホルダーやボトル型ゴミ箱などの汎用製品も発売しました。一方、オートスポーツ用品は米国向け製品の終了により一時的に低迷し、次期製品の開発に注力した年度となりました。

 チャイルド用品

 新安全基準R129に適合した新生児用回転式チャイルドシート「クルットスライド」を発売。「スライド+スイング」機構を搭載し、利便性を向上させました。また、トレンドの「イブル柄」を採用した抱き枕「ギュット4WAY」が好調な売上を記録しました。

 ルーフキャリア関連

SDGsの観点から、全ベーシックキャリアのパッケージをエコ仕様に変更し、段ボールパッケージおよび緩衝材のプラスチック不使用化を推進しました。さらに、樹脂製ラック「ルーフボード」や新色の「ルーフギアケース」など、独自性の高い新製品を展開予定です。

 タイヤチェーン

 自動巻取り装置などの新機能を搭載し、装着性と快適性を向上させた「バイアスロン・イージーフィット」を9品番発売しました。

 芳香剤

「噴霧式フレグランスディフューザー」シリーズに、イルミネーション機能を搭載した新モデルを追加。スカイブルーとアイボリーのLEDを切り替え可能で、車内空間の演出性を高めました。

 ケミカル用品・消臭剤・エアコンフィルター

 高濃度オイル系レジンを用いた新ボディコーティング剤を発売。黒樹脂パーツにも対応し、高い撥水性と光沢を実現しました。「ドクターデオ プレミアムゴールド」シリーズは引き続き好調で、2025年春には「エアコンフィルター」を新たに展開しました。

 エレクトロニクス用品

 業界初の360°ドライブレコーダー「ダクション360D SGS(EMK3601)」を発売。小型商用車の運行管理を効率化する通信機能を搭載し、SEMAおよびCESショーにも出展しました。「エンジンスターター」は消費電力を従来比1/10に抑えた「TE-L60シリーズ」の適合車種を拡大。「ナイトシグナルシリーズ」も盗難対策需要に応じて市場導入を拡大しました。

 ライティング用品

GIGAブランドのフラッグシップ「LEDヘッドバルブS8シリーズ」を発売。独自のトップマウント構造により明るさと照射範囲を向上させ、日刊自動車新聞用品大賞2024を受賞しました。

 スノーボード関連用品

 主力ブランド「FLUX」のバインディングが中国市場を中心に好調で、上位機種「CV」「XF」は早期完売。ブーツも第二の柱として営業体制を強化しております。

 電動モビリティ

 新たに創設された「特定小型原動機付自転車」区分に対応する「e-FREE 01号機」を発売。安全性とサポート体制を重視し、順調に市場を拡大。顧客フィードバックをもとに、上位モデル「02号機」の開発も進行中です。

知的財産

当連結会計年度における特許・実用新案の出願件数は21件(国内15件、海外6件)、登録件数は137件(国内110件、海外27件)となりました。意匠・商標の登録件数は873件(国内604件、海外269件)です。

 研究開発費

当連結会計年度における研究開発費の実績は、車関連事業で1,286,167千円、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業で43,189千円、合計1,329,357千円であります。

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