企業兼大株主エルテス東証グロース:3967】「情報・通信業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 経営方針・経営戦略等

① 会社の経営の基本方針

当社グループは、「健全にテクノロジーが発展する豊かなデジタル社会を守り、デジタル社会にとってなくてはならない存在になること」というビジョンを掲げ、リスクの解決だけでなく、デジタル化によって起きるさまざまな社会課題に取り組んでおります。

② 中長期的な会社の経営戦略

成長シナリオを進めていくためには、環境変化に影響を受けることなく安定した利益の確保ができる企業体質の確立が経営の重要課題と認識しており、以下の重点施策により業績の向上に邁進してまいります。

(ア)デジタルリスク事業

 持続的な成長を支えるグループの収益基盤として、デジタルリスク領域No.1企業を目指しております。売上高および収益面の伸長に取り組みます。

(イ)AIセキュリティ事業

 既存ビジネスから派生した新たな領域として育成段階にあり、警備業界の変革をリードしうる存在になることを目指しております。警備事業の規模を拡大するとともに、デジタル化を推進し、警備業界へプロダクト展開を図り、次代の中核事業とすべく売上高および収益面での貢献に取り組みます。

(ウ)DX推進事業

「デジタル田園都市国家構想」などの社会トレンドを追い風に、先行者優位となりうる地方自治体DX支援事業の垂直立ち上げを目指します。その後、自治体DXで得たノウハウ・スキルを横展開して、企業向けのDX領域にも進出することを掲げ、将来の中核事業とすべく基盤作りに取り組みます。

(2) 目標とする経営指標

当社グループは、事業の継続的な拡大を通じて、企業価値を向上させていくことを経営の目標としております。

第11期から第13期の3カ年を対象とした中期経営計画「The Road to2024」においては、売上高とEBITDAを重要財務目標として、事業の継続的な拡大と企業価値の向上に努めてまいります。

(3) 経営環境および対処すべき課題

① 経営環境

 当社グループの事業に関連する市場においては、コロナ禍での新しい経済活動の拡大や新しい生活様式の定着を背景に、あらゆる場面でデジタル化施策が注目されており、デジタル化が進むことで新たなリスクが生じるため、当社グループが立脚する市場は拡大すると考えております。

② 対処すべき課題

 中長期的な企業価値向上には、当社グループが一丸となり、各社の強みを発揮して価値の最大化を実現することが不可欠と考えており、以下の事項を対処すべき課題として取り組みを進めております。

(ア)デジタルリスク事業における収益基盤の強化

 高収益プロダクトの販売強化と、内製化によるコスト削減効果によって、収益基盤の強化を進めてまいります。また重点市場においては他領域の企業と積極的にアライアンスを展開し、顧客のデジタルリスクを統合的に捉えたサービスの拡充によって収益性の向上を図ります。

(イ)育成段階にあるAIセキュリティ事業の利益貢献

当社グループでは、強みであるデジタルとリアルが融合する新たな警備事業の創出と育成に挑戦してまいりました。株式会社アサヒ安全業務社(現:株式会社And Security)に加えて、ISA株式会社、SSS株式会社をあらたに当社グループに加え、警備事業の規模を拡大するとともに、デジタル化による業務効率化を推進し、セキュリティDXプロダクトの警備業界へのサービス展開を加速してまいります。

(ウ)DX推進事業の新たな領域への事業展開

 行政の住民サービスのデジタル化支援サービスを提供する株式会社JAPANDXを中心に、先行する宮崎県延岡市での取組をモデルケースとして全国展開を図っております。これらの知見をもとに、エンタープライズ企業のDX支援サービスも強化してまいります。

(エ)グループ経営管理

 グループ各社の経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報を一元的に管理する体制構築を強化し、グループ全体の生産性および機動性を高めてまいります。

(オ)優秀な人材の確保及び育成

 非連続なトップライン伸長実現のためには、優秀な人材の活躍が必要不可欠と考えております。積極的な採用活動とともに、すでに着手している人材育成の取り組み強化と適切な人事評価制度の運用徹底を行い、多様な人材確保に取り組みます。

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