企業エムケー精工東証スタンダード:5906】「金属製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 市場ニーズが多様化する中、「良いモノをつくれば売れる」といった単純な時代が終焉を迎えて久しいときが経っております。「お客様が本当に困っていることはなにか」、「困っていても現状に甘んじていることはなにか」、さらに言えば「お客様自身でさえ気がついていないような 『こんなものがほしかった!』 といったものはないのか」、研究開発においてもそういったマーケティング思考が極めて重要になっております。

 当社は「その手があった!の一手先。」といった新コーポレートスローガンを掲げ、「お客様に寄り添う

 メーカー」から「お客様にとって、なくてはならないメーカー」を目指して、あらゆる研究開発活動を進めてまいります。

(モビリティ&サービス事業)

 エアコンフレッシャーでは、冷媒回収率を最大18%向上するホットガスショット回収機能を開発しました。この機能はAF-4200Zを除く現行のAFシリーズに適用されます。

 電子決済ユニットでは、多彩なキャッシュレス決済に対応した「wash ON」をリリースしました。順次、洗車機や自動車用清掃機器などに対応する予定です。

 官公需向け情報機器では、監視カメラの画像をもとに駐車率をAIで推定し、空いているエリアへ車両を誘導するシステムを開発しました。NEXCO中日本・足柄SAで運用を開始しています。

(ライフ&サポート事業)

 食品加工機械分野では、コーティングマシンの充填ポンプを刷新し、洗浄性とメンテナンス性を向上しました。

 音響機器分野では、耳穴をふさがず自然な音質と装着感を実現したオープンイヤー型のテレワーク用ヘッドセット「eSus4」を開発しました。

 食品関連機器分野では、庫内温度を2℃から50℃まで調節できる食品温調庫を開発しました。また、試飲用などのワインをアルゴンガスを用いて酸化を防ぎ、正確に定量小分けすることができるワイン分注機を開発しました。

 調理家電分野では、「日常にパンづくりという冒険を」というコンセプトのもと新ブランド「BRENC」を立ち上げ、ニーダー(粉ねり機)と発酵器を開発しました。

(住設機器事業)

 アルタスウッドウィンドウシリーズでは、CLT(Cross Laminated Tibmer:直交集成板)を使用したハーフマリオンカーテンウォールを開発しました。

 地上90mの高所に施工するため、耐風圧性能・水密性能などを従来製品より大幅に向上しました。また、フレームを上部のみとするハーフマリオン仕様にしたことで、人の目線の高さがフレームレスになり視界が良好になりました。

 なお、当連結会計年度の研究開発費は、モビリティ&サービス事業629百万円、ライフ&サポート事業196百万円、住設機器事業14百万円、総額840百万円であります。

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