イワキ
【東証プライム:6237】「機械」
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企業概要
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「常に最前線で産業を支え、社会の発展と人々の幸福に寄与する。」という経営理念のもと、世界中のあらゆる場所でケミカルポンプを中心とした流体制御機器をご利用いただくことで、社会に価値を提供し、暮らしの流れを支えてまいりました。
変化の激しいこれからの時代においても、さらに多様化するニーズに応え、世界中のあらゆる場所で、人々の暮らしの流れを支え続けていく企業グループでありたいと考えております。そのため、当社グループは、「これからの暮らしの流れを支える Aid daily life globally, evolving for future needs.」をありたい姿として掲げております。
(2)経営環境及び対処すべき課題等
①新長期ビジョン 「イワキグループビジョンNEXT10」
当社グループは、経営理念である「常に最前線で産業を支え、社会の発展と人々の幸福に寄与する。」の実現に向け、10年後のありたい姿として新たな長期ビジョン「イワキグループビジョンNEXT10(以下、NEXT10)」を策定いたしました。
激しい変化が予想されるこれからの10年においても、人々の暮らしの流れを支え続けていく企業グループでありたいとの想いを込め、NEXT10では基本方針と併せて以下の内容を定性目標として設定しております。
・定性目標
ありたい姿 | これからの暮らしの流れを支える Aid daily life globally, evolving for future needs. |
基本方針 | 事業活動を通じて世界中の IWAKI ファンを増やし、 持続可能な世の中づくりに貢献する。 |
また、定量目標として以下を設定しており、その達成に向けバックキャストにより設定した、6つの新たな取り組みを重要テーマとして設定しております。
・定量目標(2035年3月期)
連結売上高 | 1,000億円 |
連結営業利益率 | 15%以上を維持継続 |
・重要テーマ
1.海外市場における水処理ニーズへの貢献拡大 |
2.水素をはじめとした次世代エネルギー社会づくりへのチャレンジ |
3.グローバル製品の企画 |
4.グローバル調達の拡大 |
5.DXによる生産性・働きやすさ向上 |
6.ESG経営の推進 |
②中期経営計画2027
NEXT10では、2035年3月期までの10年間を、ホップ・ステップ・ジャンプの3つの期間に分けて取り組みを行ってまいります。ホップ期である2026年3月期から2028年3月期までの計画「中期経営計画2027」については、以下の目標を設定しております。
・財務目標(2028年3月期)
連結売上高 | 530億円 |
国内売上高 | 235億円 |
海外売上高 | 295億円 |
連結営業利益 | 69億円 |
連結営業利益率 | 13% |
ROE | 12%以上の維持 |
在庫回転日数 | 150日 |
・キャッシュアロケーション
キャッシュイン | 営業キャッシュフロー 外部調達 | 約190億円 約30億円 |
キャッシュアウト | 成長・基盤投資 株主還元 手元資金 | 約80億円 約60億円 約80億円 |
日本経済は、雇用・所得環境の改善が進む中で緩やかな回復基調にありますが、物価上昇は依然として収束の兆しが見られず、米国の関税政策の動向をはじめ、景気の先行きはなお不透明な状況が続いております。
こうした経営環境の中、中期経営計画2027の初年度である2026年3月期は、「持続可能な成長への基盤づくり」と「マテリアリティの実現」を経営方針とし、着実な成長と将来の飛躍に向けた基盤固めを進めてまいります。
マテリアリティの詳細につきましては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(2)サステナビリティ全般 ②戦略」に記載しております。
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