アマノ
【東証プライム:6436】「機械」
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企業概要
当社は、「人と時間」「人と空気」の分野で新しい価値を創造し、安心・快適で健全な社会の実現に貢献することを経営理念としております。
この経営理念のもと、経営環境の変化に対応した最適なガバナンス体制を機軸に、既存事業の拡大に加え、中長期・グローバルな視点での新しい事業・市場を創出して持続成長を実現することにより、企業価値の最大化を図ります。また、事業活動を通じて確保した適正な利益を継続的に還元して、「お客さま、取引先、株主、従業員、地域社会」の全てのステークホルダーに信頼され評価される企業を目指してまいります。
当社は、2023年4月から2026年3月までの3ヵ年の「第9次中期経営計画」を策定しておりますが、当期の業績を勘案し、その数値計画を改めて見直しております。その詳細につきましては、当社ウェブサイトに掲載しております。(https://www.amano.co.jp/ir/managementpolicy/plan/)
[1]基本方針
第9次中期経営計画では、「100年企業への4th Stage -サステナブル経営に繋がるパラダイムシフトへの取り組み-」を経営コンセプトとして掲げております。
ハードウェアメーカーとしてスタートした当社は、市場ニーズの変化や技術革新に伴い、ソフトウェアやクラウド、受託事業などサービスを含めたトータルソリューションを提供する企業として成長してまいりました。その動きを更に発展すべく、各事業分野におけるDXを推進し、ソフト系資産やIoT、AI等への戦略投資等を実行してまいります。また、標準品の機能拡充によりお客さまの利便性向上を図ると共に、収益面においても競争優位性を更に高めていきます。併せて、経営インフラの整備・拡充を進めると共に、人的資本の価値最大化、環境負荷低減といった社会的な課題解決にも取り組んでまいります。
この方針の下、成長ドライバー3本柱による業績拡大を図り、本計画の最終年度である2026年3月期に売上高1,800億円、営業利益245億円、営業利益率(OPR)13%、ROE12%の達成を目指してまいります。
第9次中期経営計画における成長ドライバー3本柱による業績拡大
①情報システムのソフト・クラウド事業
②データセンターを核としたパーキングシステムのシステム提案・運営受託事業
③クリーンシステムのロボット+クラウド事業
[2]数値計画
(数値計画の主な前提・ポイント)
・アマノ単体の情報システムは働き方改革関連法の猶予業種や公共・教育部門を始めとして各社のシステム投資が継続する見込み。一方、パーキングシステムは前期の新紙幣効果の反動があるものの、コロナ禍で落ち着いていた更新投資の拡大継続や地方での新規プロジェクト等により通期ベースで伸長することを想定。
環境システムは引続き需要が旺盛な大型システムが牽引するほか、汎用機も下期以降の回復を想定、クリーンシステムは業務用ロボット清掃機の更なる拡販により業績伸長を見込む。
・国内外の駐車場運営管理事業は成長ドライバーとしてグループ全体の業績をさらに牽引。
・北米アマノマクギャン社は新商品効果及びプロジェクト収益の管理徹底により更なる収益改善を計画。
・前期に売却を実施した政策保有株式については引続き縮減方針であるが、売却確定分のみ反映。
・米国の通商政策による影響については一部を折り込み。なお、今後事業環境の変化が生じた際には適時に数値計画の見直しを実施する予定。
(単位:百万円)
| 2024年3月期 (実績) | 2025年3月期 (実績) | 2026年3月期 (修正前) | 2026年3月期 (修正後) | ||||
| 金額 | 前年比 | 金額 | 前年比 | 金額 | 前年比 | 金額 | 前年比 |
売上高 | 152,864 | 15.1% | 175,423 | 14.8% | 168,000 | △4.2% | 180,000 | 2.6% |
営業利益 | 19,567 | 23.9% | 23,040 | 17.7% | 23,000 | △0.2% | 24,500 | 6.3% |
営業利益率 | 12.8% | ― | 13.1% | ― | 13.7% | ― | 13.6% | ― |
経常利益 | 20,855 | 23.0% | 24,642 | 18.2% | 24,000 | △2.6% | 26,000 | 5.5% |
親会社株主に | 13,141 | 16.4% | 17,828 | 35.7% | 15,500 | △13.1% | 18,000 | 1.0% |
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