アイ・エス・ビー
【東証プライム:9702】「情報・通信業」
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企業概要
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、ISBグループの理念体系を定め、お客様に選ばれ、社会に必要とされ続けるために「永続する企業」を目指しています。
創立者の言葉である「夢を持って夢に挑戦」を企業理念として、ISBグループの一人ひとりが夢や希望を持ち、常に挑む精神で取り組んでいきます。ISBグループの知識や技術力で、誰もが幸せになれる社会づくりに貢献していくことを私たちのミッションとし、柔軟性をもって、時代に即した新しい価値を創造し、未来につながる製品・サービスを提供することを我々のビジョンとして掲げています。
[ISBグループ理念体系]
企業理念: 夢を持って夢に挑戦
Mission : 私たちアイ・エス・ビーグループは卓越した技術と魅力ある製品・サービスで、心豊かに暮らす笑顔溢れる社会づくりに貢献します。
Vision : 時代の変化に適応し、知恵とITの融合により、未来を切り拓く新たな価値を創造します。
Value : 誇り 誠実 挑戦
Credo : 誇り プロフェッショナルとして、自らが技術とアイデアを磨き続け、成長すると共に企業の発展
を通じて社員の健康と家族の生活を応援します。
誠実 お取引先様と常に誠実に向き合い、あらゆる期待に応える解決策を提案します。
ガバナンスとリスクマネジメントを徹底し、透明性の高い経営に努めます。
挑戦 夢のある未来へ向けて、新たな価値の創造に情熱をもって取り組み、進化し続けます。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、更なる事業拡大と、企業価値の持続的向上の実現に向けて、売上高、営業利益に加え、将来に向けた成長投資を経営指標として掲げています。
2026年12月期 グループ目標
売上高 | 380億円 |
営業利益 | 30億円 |
成長投資(2024~2026年度の3か年累計) | 37億円 |
(注)2025年2月14日付開示「2024年12月期 決算説明資料」の「ISBグループ中期経営計画2026」公表値であり
ます。
(3)経営環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
2024年度の経営環境は、内需を中心に緩やかに持ち直しており、景気の先行きは個人消費や企業の設備投資の増加により、底堅い成長が続くことが予想されます。一方、海外経済の下振れリスクや物価動向に関する不確実性など、景気に対する不確定要素が多く、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、「永続する企業へ Drive change to thrive」をテーマに、2024年度から2026年度までの中期経営計画「ISBグループ中期経営計画2026」に取り組んでいます。未来への成長投資を進め、事業基盤の強化と、グループの強みである技術と多様な人材が持つ力を結集し、新たな成長を目指しています。
当社グループの対処すべき課題は、「持続的成長のための基盤づくり」です。「ISBグループ中期経営計画2026」では、この課題に取り組むため、採用・教育などの人的投資、社内システム改善、広報・IRのコーポレートブランディングなどの投資も実行し、従業員エンゲージメントの向上、事業基盤の強化、ソリューション事業の拡大に繋げていきます。
当社グループは、更なる成長の実現のために、以下の三つの重点戦略を実施していきます。
① 人事戦略
当社グループの事業において、人材は最も重要な要素であり、人事戦略を最優先重点戦略として位置づけ、人的資本経営に取り組みます。具体的には、従業員一人ひとりがワークライフバランスを実現するため、処遇改善やオフィス環境の整備に注力します。ほかにも最新技術の習得等の教育制度の充実や、新卒やキャリア採用体制強化に取り組みます。これらを通じて、従業員のスキルやモチベーションの向上を促し、エンゲージメントを高めていきます。
② 情報サービス事業戦略
イ.事業基盤の拡大と収益確保
グループ各社の得意分野と地域特性を最大限に活かし、グループシナジーを発揮し、事業基盤の拡大を目指します。また、中核事業である受託開発およびSESビジネス分野において品質と生産性の向上を通じて安定的な収益確保を図ります。
ロ.ソリューション事業の拡大
ソリューション事業においては、プロダクト事業とプライム案件で事業を拡大します。積極的なプロダクト開発や、新規プライムユーザーの獲得、このほかパートナー企業との協業も推進し、高収益化に取り組みます。これらの取り組みにより、ソリューション事業の規模と利益を拡大し、多角的な成長を目指します。
③ セキュリティシステム事業戦略
セキュリティシステム事業は、各種建築物の出入管理システムの先駆者として、これまでさまざまな公共施設やオフィスビルに向けて、顔認証システムや入退室管理システムなど高い信頼性と安全性を有するセキュリティシステムを提供してきました。既存ビジネスモデルの入退室管理システムは、営業強化と技術の革新的挑戦で収益性の向上を目指します。新たなビジネスモデルとして推進しているリカーリングビジネスは、売上が利益に直結するため、ブランディング戦略の推進等を積極的に取り組みます。また、新規事業への取り組みにより事業ポートフォリオを充実させていきます。
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