企業兼大株主アイシン東証プライム:7259】「輸送用機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

(1)会社の経営の基本方針

 アイシングループ経営理念

(2)目標とする経営指標

 当社グループは、「アイシングループビジョン2030」において、2030年度の経営目標を営業利益率8%、ROIC(投下資本利益率)13%としています。

※ROIC(投下資本利益率):税引後営業利益÷(棚卸資産+有形固定資産+無形資産)

(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題

 新型コロナウイルス感染症は次第に収束に向かいつつあるものの、地政学的な緊張感は依然高く、世界経済の見通しは不透明なままです。自動車業界においては、長期化する半導体不足等により市場の回復が遅れると同時に、中国・欧州を中心にBEVをはじめとする電動車の比率が年々増加しています。また、気候変動対応や人的資本に対する投資拡大など社会課題の解決に向け企業に対する社会からの期待も大きくなっています。

 このような産業構造・事業環境の速く大きい変化に対応していくために、当社グループは「将来に向かって、大きく経営の舵をきる」「企業基盤を強化し、収益体質を上げ、将来投資にまわす」を経営の柱に据え、様々な変革に取り組んでいきます。

① 将来に向かって、大きく経営の舵をきる

 地域によって異なるエネルギー事情を考慮し、当社グループはフルラインアップの電動ユニットの開発を進めています。その中でもBEV向けのeAxleを最重要製品と位置づけ、既に量産している第1世代のeAxleを更に高効率化・小型化・高出力化した第2世代・第3世代の開発をしていきます。またモビリティに対するヒトの価値観や社会の変化に合わせて、当社グループのセンシングやAIソフト技術を活用し、安心・快適・利便をより充実させる車内外システムの開発も強化していきます。カーボンニュートラルでは、厳格化されるエネルギー・資源循環の規制に追従し、2035年に生産カーボンニュートラルを、2040年にはゼロエミ工場達成に向けて取り組んでいきます。

② 企業基盤を強化し、収益体質を上げ、将来投資にまわす

 引き続き厳しい事業環境が続く中、電動化商品の増加に加え、変化対応力の強化、既存商品の収益体質改善・構造改革を加速させ、収益体質の向上を図っていきます。そして、このような活動を経て生まれたリソーセスを次世代・新規領域へとシフト・最適配分し、将来に向かって持続的に成長できる経営を目指していきます。

 以上のような課題認識のもと2025年までを、「中身」を変え「力」をつける「フルモデルチェンジ」の3年と位置づけ、あらゆるステークホルダーとの連携を深めながら次の経営方針を全力をあげて取り組んでいきます。(2023年度より単年の方針ではなく、中期を見据えた2025年経営方針に変更)

「2025年 グループ経営方針」

 カンパニー・機能・地域・グループ会社が一体となり、

「中身」を変え「力」をつける「フルモデルチェンジ」の3年に。

<すべての基本>安全・健康・コンプライアンスの最優先、ステークホルダーとの連携

 方針1.成長領域への挑戦

 グループ内外の技術・事業を融合しお客様のニーズを先取りする製品の提供

 方針2.事業の収益性向上

 競争力と成長性を見極めた事業ポートフォリオの入れ替えと原価にこだわった製品の作りこみ

 方針3.持続可能な社会への貢献

 事業活動を通じたSDGs7つの優先課題とCN目標の達成

 方針4.生き残りへの足元固め

 いかなる変化にも揺るがない強固な経営基盤の構築と品質の向上

 方針5.働きがいと会社成長の両立

    「プロ人材」の育成とチャレンジを促進する職場風土づくり

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