他社比較
サンエー・インターナショナル 企業概要
(1) 対処すべき課題
景気の本格的な回復が当面見込めない経済情勢において当社グループは、多様化する消費者ニーズを的確に把握し、価値とともに価格を訴求する消費志向の高まりやマーケット構造の変化に対応するため、次の施策を実施して参ります。
① 経営資源を有効的に活用するため、成長の見込めるブランド、マーケット、販売チャネルに対して選択的に必要な投資を行います。当社グループでは取り扱いの少ない中高年層に向けたブランドや消費者の購買行動の変化に応じた新たな販売チャネルの研究・開発、他社との差別化を図ったオリジナリティのあるブランドや商品の研究・開発を推進して参ります。
② インターネットショッピング市場の普及・拡大を受け、当社グループの直営オンラインショッピングサイト「セレクソニック」を拡充するとともに、他社との協業にも積極的に取り組むなど、Eコマース事業にも積極的に注力して参ります。
③ 平成22年5月27日に設立した㈱サンエー・プロダクション・ネットワークに当社グループの生産・物流機能を集約し、商品調達能力の向上や一層の業務の効率化を図ります。
④ 消費者のアパレル関連商品に対する消費の優先順位が低下している状況下において、当社グループの強みであるブランドビジネスの観点から、生活雑貨をはじめとするライフスタイル商品の取り扱いにも注力して参ります。
(2) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取り組み
当社では、下記の経営方針を支持する者が、「会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者」であることが望ましいと考えています。
なお、下記の経営方針に照らして不適切な者が当社支配権の獲得を表明した場合には、当該表明者や東京証券取引所その他の第三者(独立社外者)とも協議のうえ、次の3項目の要件を充足する必要かつ妥当な措置を講じるものとします。
1. 当該措置が下記の経営方針に沿うものであること
2. 当該措置が株主の共同の利益を損なうものでないこと
3. 当該措置が役員の地位の維持を目的とするものでないこと
[ 経営方針 ]
法令及び社会規範の順守を前提として次の事項を推進し、中長期的かつ総合的に企業価値・株主価値の向上を目指す。
1. 効率的な資産運用及び利益重視の経営による業績の向上並びに積極的な利益還元
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