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星0つ 企業雪国まいたけ  企業概要

 当社グループの研究開発活動につきましては、経営方針に基づき、お客様が求める「健康によい高品質な食品」の開発・生産・販売を目指し、主に茸の生産技術開発と、茸を利用した機能性食品の開発等に取り組んでおります。

 当連結会計年度における研究開発費は152百万円であり、主な成果は次のとおりであります。

(1)茸

 まいたけ、えりんぎ、ぶなしめじ、えのき茸の品質の向上と安定化及びコスト削減を目標に、菌株及び培地等の開発に取り組み、まいたけの生産性を高める培地や、遺伝子変異解析に基づく種菌品質検査を開発・導入することで、利益拡大に貢献いたしました。

 また、茸生産や菌株開発の効率化を目指し、茸が発する生体電位を指標とした栽培環境制御システムの開発や、遺伝子解析技術を利用した育種技術の開発に取り組み、当連結会計年度におきましては、茸の生育に必要な照明を大幅に短縮する省エネ化技術を開発、現在導入に向けて実証試験を行っております。

 なお、それらの成果について、以下のとおり学会発表を行っております。

<環境制御技術に関する内容>

①マイタケの生体電位応答特性に基づいたSMA(Speaking Mushroom Approach)方式による生育環境制御

②マイタケ培養期の遠赤外線照射が子実体形成に及ぼす影響

 日本生物環境工学会第23回大会 平成25年9月5日

<遺伝子解析技術に関する内容>

①マイタケの子実体生育異常株(Gf-A1)で高発現するZinc finger蛋白質(ZFP)遺伝子、シュウ酸代謝関連遺伝子の発現制御に関与する

②マイタケに感染する新規partitivirusの性状と生物学的特性に関する研究

③マイタケに発見された新規RNAウィルスの性状と生物学的特性に関する研究

 第36回日本分子生物学会 平成25年12月4日

(2)もやし・カット野菜

 もやし・カット野菜につきましては、もやしの衛生検査技術の開発を進め、衛生管理強化に取り組んでおります。

(3)その他

 茸を利用した機能性食品の研究開発につきましては、まいたけのインフルエンザ治療効果について、以下のとおり論文発表を行いました。

 マイタケα-グルカンのインフルエンザ治療効果(日本醸造協会誌 第108巻、第6号、401-412(平成25年))

 また、まいたけの便通改善作用と、血糖値上昇抑制作用について、以下のとおり研究発表を行いました。

 マイタケの繊維とα-グルカンの機能性(アグリビジネス創出フェア2013 平成25年10月23日~25日)

- 以下略 -

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