名古屋鉄道 【東証プライム:9048】「陸運業」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度において当社グループは、鉄軌道事業の基盤整備を中心に設備投資を行いました。その実施した総額は、前連結会計年度に比べ12,464百万円増加し、62,351百万円(前期比25.0%増)となりました。
セグメントごとの設備投資の主な内訳は次のとおりであります。
交通事業では、鉄軌道事業については、主として当社において若林駅付近など4ヵ所で高架化工事を進め、知立駅付近では、名古屋本線上り線の高架への切替えが完了しました。また、聚楽園駅、印場駅等でバリアフリー化工事を実施したほか、通勤型車両18両を新造しました。バス事業については、名鉄バス㈱において営業所の移転計画を進めたほか、車両更新を行うなど、交通事業全体では21,909百万円(前期比27.1%増)を実施しました。
運送事業では、トラック事業において車両の更新を行い、名鉄運輸㈱において総合物流施設「名鉄トラックターミナル中部」の建設を進めました。また、名鉄ワールドトランスポート㈱においても、東京都大田区に倉庫拠点「東京グローバルロジスティクスセンター」を新設するなど、運送事業全体では9,755百万円(前期比34.8%増)を実施しました。
不動産事業では、名鉄都市開発㈱において賃貸物件の取得を進めました。また当社において名古屋市熱田区に新たなデータセンターの整備を進めたほか、東岡崎駅南口において商業施設の建設に着手するなど、不動産事業全体では18,588百万円(前期比36.2%増)を実施しました。
レジャー・サービス事業では、当社と奥飛観光開発㈱において新穂高ロープウェイのリニューアル(Ⅰ期)を実施したほか、中央アルプス観光㈱でホテル千畳敷のリニューアルを進めるなど、レジャー・サービス事業全体では1,935百万円(前期比38.3%増)を実施しました。
流通事業では、㈱名鉄生活創研において「栄ロフト」を増床したほか、「星が丘ロフト」を開業するなど、流通事業全体では1,069百万円(前期比38.8%減)を実施しました。
航空関連サービス事業では、中日本航空㈱においてヘリコプターを購入するなど、航空関連サービス事業全体では4,879百万円(前期比6.9%増)を実施しました。
その他の事業では、名鉄協商㈱においてカーリース用車両を購入するなど、その他の事業全体では4,214百万円(前期比4.1%増)を実施しました。
| 当連結会計年度(百万円) |
| 対前期増減率(%) |
交通事業 | 21,909 |
| 27.1 |
運送事業 | 9,755 |
| 34.8 |
不動産事業 | 18,588 |
| 36.2 |
レジャー・サービス事業 | 1,935 |
| 38.3 |
流通事業 | 1,069 |
| △38.8 |
航空関連サービス事業 | 4,879 |
| 6.9 |
その他の事業 | 4,214 |
| 4.1 |
計 | 62,351 |
| 25.0 |
消去又は全社 | ― |
| ― |
合計 | 62,351 |
| 25.0 |
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