企業兼大株主HSホールディングス東証スタンダード:8699】「証券業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(子会社株式の譲渡)

 当社は、2022年7月29日開催の取締役会決議において、当社の連結子会社であるエイチ・エス債権回収株式会社(以下「エイチ・エス債権回収」という。)の全株式を譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。これに基づき、2022年10月3日にエイチ・エス債権回収の全株式を譲渡し、同社は当社の連結子会社から除外されることとなりました。

(1) 譲渡の理由
 エイチ・エス債権回収は、当社により2006年に設立され、爾後債権管理・回収業を着実に発展させてまいりました。国内の銀行、信用金庫、信用組合、クレジットカード会社等の金融サービス関連会社より特定金銭債権の回収を受託するほか、特定金銭債権を時価で買い取る方法により金融サービス関連会社の不良債権処理に貢献するとともに、債務者の再生に貢献してまいりました。
 一方で、エイチ・エス債権回収の主要事業である債権管理・回収業界においては、依然として厳しい競争環境が続いております。
 このような状況の中、当社といたしましては、現状として当社グループの経営資源が限定されていることを考慮し、当社の収益力および企業価値を一層高めるために、より高い資本効率を実現し、シナジー効果を最大限に発揮する体制の構築を目指し、経営資源の集中投下や機動的なM&Aを推進することを検討してまいりました。
 その過程において、様々な角度から検討を進めた結果、当社は、エイチ・エス債権回収の機能や顧客層での強みを活かしつつ、譲渡先と連携したシナジーを生み出していくことによって、新たなサービスの提供や業務の多様化等を図っていくことが期待できるとする譲渡先の意向に賛同し、本株式譲渡を行うことが当社及びエイチ・エス債権回収の今後の企業価値の更なる向上に資するものであると判断するに至り、本株式譲渡契約を締結いたしました。

(2) 株式譲渡の方法

 金銭を対価とする株式譲渡契約

(3) 譲渡する相手会社の名称
 株式会社きらぼし銀行

(4) 譲渡の時期
 契約締結日  : 2022年7月29日
 株式譲渡実行日: 2022年10月3日

(5) 当該子会社の名称、事業内容及び当社との取引
 名称    : エイチ・エス債権回収株式会社
 事業内容  : サービサー業
  当社との取引: 資金貸付及び契約に基づく経営管理料を受領しております。

(6) 売却する株式の数、売却価額、売却損益及び売却後の持分比率
 売却株式数   : 10,000株(議決権所有割合:100%)
  売却価額    : 3,200百万円

 売却損益    : 関係会社株式売却益1,722百万円を2023年3月期第3四半期の四半期連結財務諸表において         特別利益として計上いたしました。

 売却後の持分比率: -%

(7) 譲渡した事業が含まれていた報告セグメント
 債権管理回収関連事業

(株式取得による持分法関連会社化)

 当社は、2022年7月28日開催の取締役会決議において、ブランド品・貴金属・宝飾品等のリユース買取卸売・小売事業を行う株式会社STAYGOLD(以下「STAYGOLD」といいます。)の株式を取得することを決議し、2022年7月29日付で株式譲渡契約を締結いたしました。これにより同社は、当社の持分法適用関連会社となりました。

(1) 目的

 当社は、自己投資業務(プリンシパル投資業務)の一環と致しまして、企業の育成、再生及び発展に取り組んでおります。STAYGOLDの主要事業であるリユース事業の市場は、スマートフォンの普及に伴うEC・CtoC市場の拡大及び参入事業者の増加による拡大等により成長傾向にあります。STAYGOLDは、Webマーケティングに強みを有し、若年層からの支持が大きく、買取・販売が拡大してきておりますところ、出店を加速していることも相俟って、今後さらなる成長が見込まれます。当社はこれまで国内外で各種金融サービスを展開してまいりましたが、培ってきた知見やリレーションシップを活用することにより、同社の更なる成長を支援できるものと考え、企業育成事業としてSTAYGOLDを持分法適用関連会社とし、同社及び当社グループの更なる発展を目指してまいります。

(2) 株式取得の相手の名前

 フリソス投資事業有限責任組合

(3) 株式取得する会社の概要

 名称       : 株式会社STAYGOLD

 所在地      : 東京都渋谷区東三丁目11番10号 恵比寿ビル2階

 代表者の役職・氏名: 代表取締役 柏村 淳司

 事業内容     : ブランド品・貴金属・宝飾品等のリユース買取卸売・小売事業

 資本金      : 90百万円

 設立年月日    : 2014年4月14日

(4) 株式取得の時期

   2022年7月29日

(5) 取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率

 取得株式数:    12,250株

 取得価額:     6,500百万円

 取得後の持分比率: 49%

(株式取得による完全子会社化)

 当社は、2023年1月27日開催の取締役会決議において、当社の連結子会社である株式会社STAYGOLD(以下「STAYGOLD」といいます。)の発行済株式51.0%を追加取得することを決議し、2023年1月31日付で株式譲渡契約を締結するとともに、同日付で株式の追加取得をいたしました。

(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

 被取得企業の名称    株式会社STAYGOLD

 事業の内容          リユース事業

(2) 取得の理由

 当社は、2022年7月にSTAYGOLD株式を取得し、同社は当社の持分法適用会社となっておりましたが、2022年12月、当社の筆頭株主であるウプシロン投資事業有限責任組合の業務執行組合員META Capital株式会社の代表取締役である税所篤氏(当社の社外取締役を兼任)がSTAYGOLD株式の51%を取得したことにより、同社は当社の連結子会社に該当することとなりました。そして、今般、当社グループの経営体制の更なる強化を図るとともに、収益力の拡大、企業価値の向上を目的として、STAYGOLD株式の残りの51%を取得し、同社を完全子会社化することといたしました。

(3) 企業結合の法的形式

 現金を対価とする株式の取得

(4) 株式譲渡契約の相手先

 税所篤氏 (当社の社外取締役を兼任)

(5) 株式譲渡契約締結日

2023年1月31日

(6) 取得日

2023年1月31日

(7) 株式取得後の出資比率

100.0%

(シンジケートローン契約)

 当社の連結子会社であるハーン銀行(Khan Bank LLC)は、2022年10月19日及び2022年12月23日付で、下記のとおりシンジケートローン契約を締結しました。その主な内容は、以下のとおりであります。

シンジケートローン契約の概要

(1) 組成金額

10,136百万円(70百万米ドル)(注)

(2) 契約日

2022年10月19日

(3) 実行可能期間

6か月~18か月

(4) 利率

固定金利

(5) 資金使途

銀行業における運転資金の調達のため

(6) アレンジャー

EUROPEAN BANK FOR RECONSTRUCTION AND DEVELOPMENT

(7) エージェント

EUROPEAN BANK FOR RECONSTRUCTION AND DEVELOPMENT

(8) 担保提供資産

なし

(9) 財務制限条項

①自己資本比率14%以上

②財務流動性100%以上(バーゼルⅢに盛り込まれた銀行の流動性基準)

  また、その他の条項の主なものとして、貸出金及び与信等に関して一定の制限が設けられております。

(1) 組成金額

18,825百万円(130百万米ドル)(注)

(2) 契約日

2022年12月23日

(3) 実行可能期間

2023年1月19日

(4) 利率

固定金利

(5) 資金使途

銀行業における運転資金の調達のため

(6) アレンジャー

INTERNATIONAL FINANCE CORPORATION

(7) エージェント

INTERNATIONAL FINANCE CORPORATION

(8) 担保提供資産

なし

(9) 財務制限条項

①自己資本比率5%以上(リスク・ウェイトを考慮した自己資本比率12%以上)

また、その他の条項の主なものとして、エクスポージャー及び外貨建取引、弁済期限、金利リスク等に関して一定の制限が設けられております。

(注)日本円への換算レートは、四半期連結決算日の直物為替相場(2022年9月30日時点の為替レート)である1ドル=144.81円を使用しています。

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