エフ・シー・シー 【東証プライム:7296】「輸送用機器」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品・サービスを供給することで社会へ貢献する」ことを企業理念の基本方針としております。
そのために、「安全と環境に配慮した企業活動を行う」「独創性を生かして積極的に活動する」「常に自己研鑽に励み、改革・改善を行う」「スピーディーかつタイムリーに行動する」「人の和を大切にし、明るい職場をつくる」ことを当社グループの役職員の行動指針としております。
(2) 経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等
今後の経営環境は、足元ではウィズコロナの中、各種政策の効果等もあり景気は緩やかに持ち直していくことが期待されるものの、不安定な国際情勢に起因する物価上昇やサプライチェーンの混乱等による下振れリスクに留意する必要があり、先行きは依然として不透明な状況が続くことが予想されます。
中長期では、サステナビリティへの意識の高まりやデジタル技術の進展が今後一層加速することが予想され、「電動化」をはじめとするCASE時代において新たな価値を提供できるよう、会社・事業の変革が求められる状況となっております。
このような経営環境の中、当社グループは2023年度を初年度とする第12次中期経営計画を策定いたしました。「第二の創業 新しいFCCへ」の事業方針のもと、事業構造の転換と経営基盤の強化を進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
① 事業ポートフォリオ転換
・2030年を目線に事業ポートフォリオ転換を推進
・選択と集中によりクラッチ事業の収益力の向上を図り、新規事業創出へ投入
・モビリティと非モビリティ領域で新たな価値を提供し続ける企業へ転換
② 事業別戦略
・事業ポートフォリオ転換に向け、事業別戦略を策定
③ 財務戦略と目標
・健全な財務を維持しつつ、クラッチ事業で創出したキャッシュを成長投資へ重点的に配分
・株主還元の充実
④ サステナビリティへの取り組み
・サステナブルな社会実現に貢献し企業価値を向上させることを基本方針とし、ESG領域において下記の取り組みを推進
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