企業エクセディ東証プライム:7278】「輸送用機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針

 当社グループは、経営方針として『グローバル企業として成長・進化し、持続可能な社会の実現に貢献する(サステナビリティ)』を掲げています。また、「喜びの創造(お客様の喜び、社会の喜び、私たちの喜び)」という企業理念を実践し、経営方針・長期ビジョン・連結中期経営計画を実現する為の大事な基盤である7つの柱(7 Values:「安全最優先」「最高品質」「納期厳守」「競争力あるものづくり」「スピード」「働いてよかったと思える会社」「ESG重視(環境・社会的課題・経営管理体制)」)のもと、お客様に満足していただける商品をグローバルに提供していくことを目指しております。

(2) 経営環境および優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 地球温暖化の防止に対する国際協調の加速、新興国経済の伸長、少子高齢化に伴う労働力人口の減少等、世の中は急激に変化しています。また、自動車業界においてもIoTやAIの進化に伴うCASEの進展により、100年に1度の大変革期を迎えています。

 エクセディではPEST分析手法を用いて未来予測を行い、リスクと機会を特定の上、当社グループの優先取組課題(マテリアリティ)を洗い出し、同課題解決に向けた長期ビジョン(2050年度までに実現を目指す姿)を策定しています。

優先取組課題(マテリアリティ)

長期ビジョン(2050年度までに実現を目指す姿)

地球温暖化防止

環境順法・コンプライアンス

サーキュラーエコノミー

脱炭素社会づくりをはじめ、環境負荷の最小化に貢献する

<企業理念:社会の喜び>

動力を効率的に伝達する新たな製品の提供

技術革新による新たな価値の提供

新たな価値を創造し提供する

<企業理念:お客様の喜び>

働いてよかったと思える会社の実現

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

健康/労働安全衛生

人権の尊重

ときめきと情熱を感じられる魅力的な会社になる

<企業理念:私たちの喜び>

コンプライアンス

ガバナンス

持続可能な調達

強固なガバナンスを基盤として安定した経営体制を維持する

 また、長期ビジョンの実現に向けては以下のような中期課題があると認識しており、同課題解決のため、下記施策を推進してまいります。

中期課題

中期施策

BEVやHEVへの需要シフト対応

現行ビジネスの増減産への効率的な対応

HEV向け製品の拡販及び電動製品の開発スピードアップ

受注量変化に合わせた生産体制最適化

新事業の創出及びそのための更なる体制整備

スタートアップ探索活動を事業化に繋げる体制構築

新事業創出関連活動の深化

カーボンニュートラルに向けたCO2排出量削減、

環境負荷の最小化

省エネ・再エネ・環境負荷低減活動の推進

新たな価値を創造する人財の育成

DX人財、電動関連、新規ビジネス創出等 価値創造に資する研修の新設

ダイバーシティ&働き方改革の推進

働きやすい環境づくりに繋がる研修の実施、制度の拡充

 以上の中期課題への取組みに加えて、積極的な株主還元策の検討・実施によるROE向上、こうした財務・非財務取組みの開示充実による資本コスト低減を進め、結果としての企業価値向上を目指していきます。

 なお、各セグメントにおける課題は下記のとおりです。

・MT(手動変速装置関連事業)

 中国市場向けの製品開発を行うとともに、補修用部品についても重点市場において積極的な販売拡大活動に取り組んでまいります。

・AT(自動変速装置関連事業)

 事業環境の変化に合わせた、柔軟な増産・減産対応を進めるとともに、コスト競争力強化による市場シェアの拡大や、電動化商品の量産開始、更なる販売拡大にむけて取り組んでまいります。

・TS(産業機械用駆動伝動装置事業)

 建設機械、フォークリフト向け製品分野では、コスト競争力強化により収益力確保を目指してまいります。

・その他

 2輪用クラッチでは、コスト競争力強化により収益力確保を目指すほか、新事業創出に向けて取り組んでまいります。

(4) 目標とする経営指標

 当社グループでは、ROE 10%以上、ROA 6%以上、親会社所有者帰属持分比率 60%以上、固定比率  100%以下を中長期的な目標とする経営指標としております。

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