企業兼大株主西川ゴム工業東証スタンダード:5161】「ゴム製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループのサステナビリティに関する考え方および取組の状況は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)サステナビリティ全般に関するガバナンス

 当社グループはサステナビリティに係る対応を経営上の重要課題と認識し、取締役会による監督体制下にESG推進委員会を設置し、ガバナンス体制を構築しております。

①取締役会による監督体制

 取締役会は、年4回開催されるESG推進委員会より取組状況や目標の達成状況の報告を受けております。

②ESG推進委員会と各分科会

 非財務目標のE・S・Gそれぞれの重要課題と個別課題に対する具体案を検討・議論することを目的に、ESG推進委員会の下部組織として次の各分科会を設置し、毎月会合を開催しております。

・E分科会(環境対応部会)

・S分科会(社会性向上部会)

・G分科会(ガバナンス向上部会)

ESG推進委員会は、各分科会から報告を受けた内容に基づいてESG経営に関する戦略の方向性を協議し、取締役会へ報告しております。なお、取締役会にて承認された決定事項の通達や予算の実行等については、ESG推進委員会が各分科会へ指示し、それを受けた各分科会が執行組織に対応を指示しております。

③ESG推進に係る経営者の役割

ESG推進に係る事項は、ESG推進委員会が統括しており、代表取締役社長が委員長を務めております。また、各分科会のリーダーと副リーダーは取締役や執行役員を主要メンバーとして構成しており、当社経営層を中心とした推進体制を構築しております。

④サステナビリティに係る所管部門

 環境推進室は、ESG推進委員会の事務局を担当するとともに、全社的なサステナビリティに係る対応の推進およびESG推進に係る事項を含む施策を検討・立案し、ESG推進委員会に提言しております。

 当社グループのサステナビリティに係るガバナンス体制図は、「ⅱ 会社の機関・内部統制の関係 当社での業務執行および監視体制、内部統制の模式図(30ページ)」のとおりであります。

(2)サステナビリティ全般に関するリスク管理

 サステナビリティに係るリスクは、ESG推進委員会にて評価し、定期的に取締役会に報告しております。

①サステナビリティに係るリスクを識別・評価するプロセス

 サステナビリティに係るリスクについては、社内の関係部門および関係会社にて関連するリスクおよび機会を特定し、環境推進室が識別の上、ESG推進委員会に報告します。

ESG推進委員会は、識別されたサステナビリティに係るリスクについて、リスクの潜在的な大きさとスコープを評価し、重要度に応じて対策案の検討を各分科会に指示した上で目標を設定し、取締役会に報告します。取締役会は、各リスクについて、対策案や設定した目標を監督します。

 当社グループのサステナビリティに係るリスク管理プロセス図は、以下のとおりであります。


(3)気候変動に関する戦略ならびに指標および目標

 サステナビリティ全般に関するガバナンスおよびリスク管理を通じて識別された、気候変動に関する考えおよび取組は以下のとおりであります。

①戦略

 当社グループは気候変動によるリスクと機会を認識し、事業戦略への反映を進めております。主なリスクとして、脱炭素社会への移行に際し、国内外において、炭素税やCO2排出量削減義務の強化や排出量取引制度などの導入が進む際に、社会や顧客のニーズの変化に対して発生する研究開発費や設備投資によるコストアップ、業績悪化など財政状況への悪影響があります。一方でこれらのニーズは新たな成長機会とも捉えております。
 これらのリスクを踏まえて2030年目標としてスコープ1、2のCO2排出量を46%削減する(2013年比)目標を設定し、軽量化、リサイクル、低CO2材料や設備の導入といった環境に配慮した技術の革新を推し進めています。これらの開発テーマは四半期毎に開催されるESG推進委員会で審議された後、取締役会に上程されます。またCO2排出量の実績値につきましては取締役会にて報告し、進捗を監視しております。

②指標および目標

 気候変動リスク・機会を管理するための指標として2030年に2013年度比でCO2排出量を46%削減するという日本政府の目標を、当社の中長期的なCO2排出量削減目標と設定し、取り組んでおります。

 実績値につきましては、2022年12月に発行いたしましたCSR報告書2022の18ページをご参照ください。

https://www.nishikawa-rbr.co.jp/csr_report.php

(注)CSR報告書につきましては、2023年秋頃を目処に上記ウェブサイトに最新版を掲載する予定です。

(4)人的資本に関する戦略ならびに指標および目標

①人材育成方針

 当社においては、社是、経営理念、基本行動指針に沿った正しい考えと実行力を兼備した「しなやかでたくましい人材」ならびにその人材の最適・最大活用を図ることを目的に社内制度を整備し、人材育成を行っております。

 具体的には、職能・職位によって求められるスキルを明確にし、年次毎に個々人の状態を確認の上でOJTを進め、またOJTを補完するために全社・職掌・部門としての集合教育と、自ら成長しようとする意欲に基づく各人の自己啓発を通じて能力開発を行い、育成ジョブローテーションを通じて能力の活用を図っております。

②職場環境整備方針

 当社においては、西川ゴムグループスローガンである「しなやかでたくましい会社」であり続けるために、SDGs宣言において「多様な人材が活躍できる安全で健康な職場づくり」を重要課題として掲げております。

 具体的には、人種・国籍・性別・年齢を問わずに人材を活用することでダイバーシティ(多様性)を高め、女性活躍行動計画を推進し、ワークライフバランスの充実をはかっていくことにより、やりがいをもって仕事ができる職場環境構築を図っております。

③指標および目標値

 当社では、上記の方針に基づき下記の活動および仕組みづくりを推進しております。また、その活動効果を把握するために、ワークエンゲイジメントの向上と健康経営優良法人の認定継続を目標として掲げ活動を推進しております。

ⅰ ダイバーシティの推進

ⅱ ワークライフバランスの実現

ⅲ 安全で健康な職場づくり

ⅳ しなやかでたくましい人材の育成

指標

目標値

2022年度実績

ワークエンゲイジメントの向上

65%以上

68.1%

健康経営優良法人(大規模法人部門)

認定継続

認定

(注) 女性管理職比率、男性育児休業等取得率、男女間賃金格差については、「従業員の状況」で記載しております。

健康経営優良法人の認定状況につきましては、下記ウェブサイトに掲載しております。なお、認定状況は2024年3月頃を目処に更新予定です。

https://www.nishikawa-rbr.co.jp/csr_health_productivity.php

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