企業日本ホスピスホールディングス東証グロース:7061】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1) 連結子会社間の吸収合併

 当社は、2023年4月17日の取締役会において、下記のとおり当社100%出資の連結子会社であるファミリー・ホスピス株式会社とノーザリーライフケア株式会社の合併を決議し、両社は2023年8月1日をもって合併いたしました。

 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

(2) 資本業務提携

 当社は、2023年6月16日開催の取締役会において、スギホールディングス株式会社(以下、「スギホールディングス」)との間で、資本業務提携を行うことについて決議し、同日付で同社との間で資本業務提携契約を締結いたしました。

1.資本業務提携の目的

 当社グループは「すべては笑顔のために」というコーポレートスローガンを掲げ、「在宅ホスピスの研究と普及」をミッションとして、「看取り」へ対応する緩和ケア(=ターミナルケア)を、末期がん患者様と難病患者様を主な対象として提供してまいりました。「看取り」は、日本が直面している超高齢社会における重要課題の一つであり、当社グループは、これらの課題解決策の1つとして、ホスピス住宅事業を推進してまいりました。

 一方、スギホールディングスは、関東・中部・関西・北陸エリアに 1,500店舗以上を展開し、約 3,500 名の薬剤師と約 500 名の管理栄養士を擁する調剤併設型ドラッグストアを強みに、地域の生活者の病気予防・健康管理に生涯にわたって関わり、健康増進に貢献する「トータルヘルスケア戦略」を展開しています。近年では、様々な医療機関から生活習慣病などの処方箋を年間約 1,300万枚応需している処方箋調剤事業に加え、リアルとデジタルを連携させた予防・未病領域の事業展開を強化しています。また、医師開業支援事業、人材紹介事業、訪問看護事業なども展開し、地域の医療機関や各事業者とのシナジー創出に向けたネットワーク構築を進めています。さらに、在宅療養患者様への支援として、ご自宅や介護施設へ年間35万件以上の訪問調剤サービスを提供し、店舗へ来店が困難な方への商品お届けサービスも提供しています。

 本資本業務提携は、両社グループの協力関係を一層強化するものであり、ホスピス住宅事業の展開の促進を図るとともに、入院・外来から、居宅における在宅医療・介護、その後のホスピス住宅における在宅医療・介護までの患者様体験を一気通貫でサポートする体制を構築することで、ご利用者の満足度やエンゲージメントを高められると考えております。

2.資本業務提携の内容

① 資本提携の内容

・スギホールディングスは、2023年7月3日付で当社普通株式1,600,000株(発行済株式総数の19.91%)を取得いたしました。

・スギホールディングスは取締役候補者1名を指名できるものとし、当社取締役会にて候補者として承認された場合には、当社は当該取締役を含む取締役選任議案を定時株主総会に上程することとします。

・スギホールディングスの議決権比率が19%を下回る場合に、スギホールディングスが希望する場合には、スギホールディングスの議決権比率を維持するために必要な措置を講じることとします。

② 業務提携の内容

ⅰ ホスピス住宅事業の展開促進

・ホスピス住宅の啓蒙・支援活動の実施

・新規ホスピス住宅に関する物件情報の提供及び物件の共同開発

・入居者様への生活必需品及び消耗品備品(医療材料、衛生材料等含む)等の安定・適時・低価格での供給

・両社グループのサービスを融合することによる入居者様への質の高い緩和ケアサービス等の提供

ⅱ 患者様体験を一気通貫でサポートする体制の構築

・居宅でのがん・難病患者様の受入れ体制の構築

・居宅からホスピス施設へのシームレスな連携体制の構築

・医療機関、患者様及び患者様ご家族(各種患者会を含む)への啓蒙

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