企業兼大株主住友電設東証プライム:1949】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 今後の事業環境の見通しにつきましては、デジタル関連、物流関連施設等の成長分野の他、将来に向けては大都市圏を中心とした再開発事業が継続し、再生可能エネルギーをはじめとするカーボンニュートラル関連投資も堅調に推移すると予想されます。情報通信分野においてもIoT化、5Gサービスの進展等を含めたICT環境の整備はより一層推進されること、さらには大阪・関西万博やIR関連投資等も期待されます。しかしながら足元では、人件費の上昇をはじめ、資機材価格の高止まりや調達遅延等、依然として先行きは不透明な状況にあり、製造業を中心とした設備投資計画の延期や縮小・凍結による工事量の減少が懸念され、今後の社会情勢、市場動向を注視していく必要があります。

 このような環境のもと、当社グループは、2020年度からスタートした5ヵ年の中期経営計画「VISION24」において、「総合設備企業グループ」として、各部門の施工力、技術力の底上げに向けて資源を投入し、売上高の拡大を図るとともに、各部門が連携した総合力で、客先へのトータルサービスを拡大するための各重点施策を着実に推進しております。

1.テーマ

 新たな成長戦略と総合力で持続的発展を!

2.数値目標(2024年度 連結)

・受 注 高:2,000億円

・売 上 高:2,000億円

・経常利益(率):150億円(7.5%)

・成長投資:200億円(5年間)

・ROE(自己資本当期純利益率):10%をターゲット

・自己資本比率:50%水準を維持

・配当性向:40%をターゲット(2024年度)

3.重点施策

■安全・品質・コンプライアンス

・安全・品質の確保

・コンプライアンスの徹底

■人材の確保・育成と働き方改革

・研修施設、教育プログラムの拡充

・人材の確保

・生産性向上への効率化追求

・総労働時間の削減

・ダイバーシティへの取組み強化

■顧客満足度向上の追求

・提案営業力の強化

・施工力の確保・強化

・期待領域への注力

・新技術、新工法への対応

■未来を見据えた企業価値の向上

・ESG、SDGsへの取組み

・財務体質の維持と株主還元の充実

・健康経営の推進

・福利厚生の充実、職場環境整備による従業員満足度の向上

  4.進捗状況 

2022年度は「VISION24」の中間年度にあたることから、数値目標及び重点施策の進捗状況について確認し、当社グループ全体としては、「VISION24」最終目標に向け、概ね順調に進捗していることを確認いたしました。

■各部門の進捗状況

電力工事

再生可能エネルギー関連工事の期ずれなど進捗の遅れ

一般電気工事

(国内)eコマース、テレワークの定着を背景としたデータセンター及び物流倉庫案件の拡大、都市圏再開発案件の旺盛な需要など、想定を超える伸展

(海外)円安に伴う日系投資の低迷を非日系投資で補い、概ね計画通りに推移

情報通信工事

通信工事は5G関連投資の前倒し受注とその後の社会インフラ案件へのシフト、情報ネットワーク工事は機器の納入遅れ等による伸び悩み

プラント・空調工事

大型案件を手掛ける等順調に推移

■成長投資の進捗状況

「住友電設川崎テクニカルセンター」、「茨城送電線工事センター」の開所、現場支援のためのIT投資、職場環境改善のための投資など、人と技術に対する投資を中心に、総じて計画通り実施しており、さらなる収益力の拡大に注力してまいります。残る課題として、事業拡大のためのM&A・アライアンスについても引き続き取り組んでまいります。

 当社グループは、変化の激しい事業環境において、「VISION24」に掲げた重点施策を推進し、人と技術の成長を通して、真に社会から求められる総合エンジニアリング企業を目指すため、「質」にこだわる事業活動により、これまで構築してきました事業基盤をベースに、より一層の成長・拡大を図ってまいります。

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