企業仙波糖化工業東証スタンダード:2916】「食品業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社グループの研究開発は、開発部、関連部署、グループ各社との綿密な連携のもと、安全・安心を第一にグローバル化、多様化する消費者および顧客ニーズに合った商品開発を実現するために、当社が得意とする糖焙焼、乾燥粉末化、粉体加工・配合の技術力向上を目標に活動しております。

 当連結会計年度における研究開発として、カラメル製品部門(カラメル色素、焙焼シラップ)では、チルドデザート、冷菓、チョコレートなどの和洋菓子用途のシラップ、ソース、カラメル顆粒、キャンディチップ品で顧客要望を満たす新商品開発・改良を実施し、特にキャンディチップでは新フレーバー開発に注力しました。また、新規生産ラインの導入を見据えた、高付加価値商品の開発とその生産技術の蓄積をしてまいりました。

 乾燥製品部門の基礎調味料、和風調味料におきましては、幅広く顧客の要望に応えられるように商品の種類を充実させるべく開発にあたっております。粉末茶製品については、従来からの給茶機、通信販売向け及び量販店などの一般市販品のほか、加工食品の原材料として提案しやすい高力価ほうじ茶エキス粉末を商品化しました。凍結乾燥製品では野菜、フルーツピューレを使用した成型具材などの商品開発を実施しております。

 近年伸張の著しいスポーツサプリメントやヘルスケア食品をはじめとした組立製品部門(造粒、ブレンド)では、おいしさにこだわった商品づくりで配合技術を高めること、多様化するニーズに向けてより利便性を追求した高機能な商品を目指した積極的な粉体加工技術開発にも取り組んでおります。また、安定した品質の製造条件や省エネに繋げる最適化条件を検証するため、造粒試作機によるデータ収集に取り組んでおります。

 冷凍製品部門におきましては、既存商品に無い和菓子のバラエティ化のための商品開発、冷凍山芋では品質を安定させる製造条件開発や山芋を活用する総菜や飲料の商品開発に取り組んでおります。

 既存製品におきましては、エネルギーコストや物流費上昇、世界的な食品原材料需給バランスの変化、天候不順などによる原材料価格の高騰や原材料の入手難という原料事情に対応するため、設計の変更や原料切り替えを随時実施しております。

 なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、249百万円であります。

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