企業亀田製菓東証プライム:2220】「食品業 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当グループは、お米を主たる原料とした事業を展開しており、お米に関する研究開発の長年の経験を有しております。その経験を活かし、お米の可能性を最大限引き出し、世界で新価値・新市場を創造する「ライスイノベーションカンパニー」を目指すため、食品開発研究所を中心にグループ会社と共同で、「お米が持つ無限の可能性」の研究に取り組んでおります。

 食品開発研究所では、おいしさ、機能性、新素材、生産技術などに関わる幅広い研究を実施しており、現在、機能性素材研究、食品開発研究、メディカル開発研究を、米菓スナック開発部においては、米菓製造に関する研究開発を行っております。

(1) 機能性素材の研究開発

「お米由来」の植物性乳酸菌「K-1」「K-2」や、米タンパク質、米ペプチドの基礎研究を行っております。また、産学官連携として、新潟大学や京都大学、信州大学、九州大学などとそれぞれの機能性について共同研究を行い、当グループ外の知見を活かしつつ、さらなる可能性の追求に取り組んでおります。

 なお、植物性乳酸菌については海外展開もすすめております。

※整腸作用と肌の保湿効果のある「K-1」、アトピー性皮膚炎や花粉症への抗アレルギー作用と免疫賦活作用のある「K-2」は、長年にわたるお米の研究により生まれた「お米由来」の植物性乳酸菌であります。

(2) 食品開発研究

 アレルゲン28品目不使用の米粉パンや米粉クッキーの研究開発や、健康意識の高まりやタンパク質クライシスなど社会課題に寄与すると考えるプラントベースフードの研究開発、タンパク質の加工技術の研究など、グループ会社と共同で行っております。

 なお、2023年10月に、グループ会社の株式会社マイセンファンフードより日本初となる植物性100%のサラダチキン『植物生まれのグリーンチキン』シリーズを発売しました。

(3) メディカル開発研究

 自然災害の増加による防災意識の高まりや高齢化社会のニーズなど社会課題に寄与すると考える災害食や低たんぱく質米飯、おかゆなどの研究開発に取り組んでおります。

(4) 米菓製造に関する研究

 技術革新による新商品開発や、生産の省人化に向けた研究、海外展開に向けた研究開発、食品開発研究所とともに食感や味覚の可視化などに取り組んでおります。なお、社会課題に対応した減塩商品の開発や、品質保証部とともに安全・安心な商品開発、フードロス削減のための賞味期限の延長にも取り組んでおります。

 以上の結果、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は1,124百万円となりました。

 なお、当グループの行っている研究開発活動は各セグメントに共通するものであり、各セグメントに関連づけて記載しておりません。

PR
検索