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企業概要
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社は、当社の主要顧客が属する流通業界の事業基盤を支える基幹システムを開発して導入を推進することで、顧客の業務効率化やエネルギー消費量の抑制に貢献し、顧客の持続可能な発展を支えております。そして、顧客が持続可能な発展をすることが、当社の持続可能な発展へと繋がっております。
また、当社では上記のサステナビリティに関する経営課題に対して、代表取締役社長が最終責任を有しております。代表取締役社長が議長を務める業績検討会議にて、サステナビリティに関する課題が発生した際には協議等を行い、対応策を検討しております。業績検討会議での協議内容を取締役会へ報告し、報告を受けた取締役会にてモニタリングしております。
(2)戦略
当社は「(1)ガバナンス」にて記載したとおり、当社の主要顧客が属する流通業界の基幹システムを開発して導入を推進することで、顧客の売上分析や業務効率化を通して食品ロスやエネルギー消費量の抑制に貢献し、顧客の持続可能な発展を支援してまいります。加えて、当社の本社ビルは「ZEB Ready」及び「CASBEE Aランク」を取得するなど環境性能が高いと認定されており、エネルギー消費量を抑制してCO2排出量を削減しております。
また、当社における人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。
① 流通業のお客様の経営課題及び業務課題を正しく理解して、的確に提案をすることができる専門性の高い人材
を育成するため、テクニカルスキル、ビジネススキル及びプロジェクトマネジメントスキルの向上に資する社
員教育に経営資源を投下してまいります。
② 採用活動の強化、既存社員のモチベーションアップ及び定着率の向上に資する施策に継続的に取り組んでまい
ります。
③ 管理職は女性、中途採用者及び若年者などの多様な人材の中から選考して登用しております。
(3)リスク管理
当社は、直接的あるいは間接的に経営又は事業運営に支障をきたす可能性のあるリスクに迅速かつ的確に対処するため、業績検討会議において対処方法を審議しております。また、サステナビリティに関連するリスクについても、業績検討会議において識別・評価し、取締役会に報告しております。
リスクを識別・評価・管理するプロセスについては、代表取締役社長より社内の関係部署に係るリスクの特定を指示して、識別しております。業績検討会議にて識別されたサステナビリティに係るリスクの潜在的な大きさとスコープを評価し、重要度に応じて対応策を検討しております。業績検討会議での協議内容を取締役会に報告し、報告を受けた取締役会にて対応策等を監督しております。
(4)指標及び目標
当社は、上記「(2)戦略」において記載した本社ビルにより、当事業年度のCO2排出量を157.13tに抑制し、本社ビル建設前と比較して49.8%の削減率を達成しております。社会課題である地球温暖化の抑制に向けて、CO2排出量削減に貢献するため、2025年3月31日までに50.0%以上の削減率を目指します。
また、当社では、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、以下の指標及び目標に取り組んでまいります。
① 社員がその能力を発揮し、仕事と私生活の調和を図り、働きやすい企業文化を醸成するため、2025年3月31
日までに有給休暇取得率を現在の63%から70%に向上させることを目指します。
② 年齢及び性別、職種及び採用形態に関係なく受講できる社内大学を開講しており、専門性の高い人材を育成
するために、これまで以上に充実した講座内容に改善するなどの環境整備に取り組んでまいります。
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