企業兼大株主ニッカトー東証スタンダード:5367】「ガラス・土石製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項には、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。

(1)経営方針 

 当社の経営理念である、「創造性に富んだ信頼される商品の提供を通じて、科学技術と産業の発展に寄与し、企業の成長と発展を期し、親しまれる経営で社会に貢献する」を基本方針としています。

 また、「独自技術による素材の提供を通じて、脱炭素社会に貢献する」製品や商品の開発およびステークホルダーである株主各位、顧客、従業員等並びに地域社会に貢献してまいります。

 さらに、企業基盤の強化と業績の向上を図り、中長期的な企業価値の向上および持続的な成長とともに、経営情報のスピーディな開示に努めてまいります。

(2)目標とする経営指標

 経営指標として、自己資本当期純利益率(ROE)と1株当たり当期純利益(EPS)を重視しております。

 目標数値はROE8%以上、EPS65円においております。

(3)中期的な会社の経営戦略

 当社の経営理念に基づき、「時代が必要とする企業」となるために、様々なステークホルダーから信頼される企業「Reliable Company」を目指すとともに、「新中期経営計画CONNECT25」における〔ENVIRONMENT〕・〔QUALITY〕・〔MANAGEMENT〕の3つのテーマを軸に、社会課題および環境問題の解決に取組み、サステナブルな成長に努めてまいります。

 その重要施策は下記の通りであります。

① 〔ENVIRONMENT〕環境負荷低減のための技術開発

② 〔QUALITY〕市場ニーズに応える製品・技術の追求

③ 〔MANAGEMENT〕人的資本および知財戦略の強化および事業ポートフォリオの再構築

④ 「不確実性」高まりを踏まえた、柔軟な働き方の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の推進

⑤ 内部統制システムの構築に基づくリスク管理の強化およびコンプライアンスの徹底



(4) ニッカトーの価値創造プロセス

 セラミックス素材が持つ特性を引き出す知見・技術を活かし、顧客の製造工程に最適な製品を提供することで、日本のものづくり産業の発展と、環境問題・社会課題の解決に貢献することが、ニッカトーの価値創造プロセスと考えています。


(5)優先的に対処すべき事業及び財務上の課題

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う行動制限等の3年間は、社会課題や環境問題への取組みが企業の持続的な成長への大きな要因となることを警鐘し、また、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化および米中関係の悪化等に起因する世界の分断リスク、それに伴うエネルギーおよび原材料の高騰、そして為替レートの急激な変動等々、様々な要因が複雑に影響し合い、先行きの見通しが非常に予測しづらい状況にあります。そのような状況の中、短期的には当社の主力販売先である電子部品業界の足元の生産調整等の影響があり厳しい展開になるものと予測しておりますが、一方高騰を続けていたエネルギー価格の一部低下および地道に取組んでいる販売価格への転嫁による一定の効果を見込むとともに、引き続き生産効率の改善等に努めてまいります。また、社会課題や環境問題への取組を実行していくには、人財への投資が重要な要素であるとともに、企業価値向上に必要な要素として、キャッシュ・フローの大宗を環境投資とともに人材投資に活用してまいります

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