中央紙器工業 【名証メイン:3952】「パルプ・紙」 へ投稿
企業概要
当社グループの経営方針・経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
本文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針・経営戦略等
当社グループは、次の経営理念・経営目的・経営方針に基づき会社の業務の適正を確保する体制を整備し、当社グループの社会的使命を果たすとともに、2020年6月に公表いたしました「2025年ビジョン」に基づいて、2025年のあるべき姿を示した新しい経営ビジョンを策定し活動に取り組んでおります。
・経営理念
環境に配慮した付加価値の高い包装材の提供を通じ、住み良い地球と豊かな社会づくりに貢献します。
・経営目的
企業の発展を通じて、株主の皆様、取引先の皆様の繁栄と従業員の皆さんの生活の安定・向上を図ります。
・経営方針
① 梱包プロセス革新を実現する商品開発力の強化
② グループの総力を結集した高収益体質の実現
③ 柔軟な発想、リーダーシップ、チャレンジ精神を備えた人材育成
④ 社内外のコミュニケーションを密にした活力ある職場づくり
⑤ 安全・環境・品質を重視する企業風土の更なる進化
・中期経営計画「2025年ビジョン」
安全で働きがいのある企業風土と多種少量の生産力をベースに、お客様に寄り添った包装物流提案で、着実に成長し続ける会社
2025年機能別「めざす姿」
① 安全・環境 業界№1の安全な会社
② 技術・生産 最適な生産/物流体制の確立
③ 製品企画 高付加価値な新製品の開発
④ 営業・調達 販路の拡大
⑤ 人事・総務 人財育成と企業価値の向上
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの目標とする経営指標としましては、企業の継続的発展に不可欠である売上高の増加及び原価改善活動の推進を実施し、本業の収益力を表わす営業利益の向上に重点を置いております。
また、株主価値を高めることを目的として、資本効率を高めるとともに、より安定的な企業価値の向上を目指し、経営指標として自己資本利益率(ROE)を重視しております。
(3)経営環境及び優先的に対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染症分類引き下げによる社会経済活動の更なる正常化が期待されておりますが、国際情勢不安の長期化、原紙等資材価格・エネルギー価格の高騰、半導体不足や物流の混乱など、依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。
このような事業環境の中、当社グループは、収益基盤の更なる強化に向け、徹底的な原価低減活動と販売価格の改定活動に継続して取り組んでまいります。一方で、2025年ビジョンへの挑戦を続けるなか、重点施策として、DXの一環である基幹システム再構築の確実な立上げ、サステナビリティ対応として、環境問題であるCO₂排出量の削減強化、更に、多様性と働き方改革を踏まえた人材戦略に対して、積極的な投資を行うことで、グループ全体の更なる持続的成長と企業価値向上に取り組んでまいります。
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