永谷園ホールディングス 【東証プライム:2899】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社グループは「味ひとすじ」の企業理念のもと、「企業戦略の充実」及び「新価値提案力の更なるアップ」を重要課題と捉え、お客さまのニーズに沿った商品開発に向け、新素材・新技術の開発及び品質向上に向けた研究開発活動に鋭意取り組んでおります。
商品研究開発活動における基本的な考え方は、“創意と工夫で、お客さまに喜んでいただける商品を創り出す”であります。この考え方をベースに毎期取り組むべきテーマを設定し、新商品の開発と既発売商品のリニューアルを進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、878百万円であります。
なお、セグメント別の主な研究開発内容は、次のとおりであります。
(1)国内食料品事業
内食需要の高まりやライフスタイルの変化に伴う食品の購買行動の変化に対応すべく、「家事負担が増えたから簡単に済ませたい」という気持ちに応えるために家庭で手軽に作ることができるチャーハンの素の新たなメニュー「黒チャーハンの素」や、「どうやって子どもに野菜を食べさせるか」という気持ちに応えるために麺と一緒に野菜を食べることができる「カレー焼きビーフン」「煮込みラーメン海鮮ちゃんぽん味」を開発いたしました。
また、健康感のあるオートミール生活を続ける方の気持ちに応えるために、オートミールをおいしく楽しむことができる「旅するSOUP MEAL」シリーズを開発いたしました。
国内食料品事業に係る研究開発費は、493百万円であります。
(2)海外食料品事業
フリーズドライフルーツ・クルトン商品においては、飲料・製菓・健康食品・ミールソリューション分野の顧客向けに、用途提案・新商品開発に努めました。
米国における麺商品では、健康意識の高まりによる多様な消費者ニーズに応えるため、機能性食品等の高付加価値商品や個食のミールキットタイプの商品の開発に取り組みました。
海外食料品事業に係る研究開発費は、321百万円であります。
(3)中食その他事業
新たな技術開発によりシュー生地の生産性を高める製造機械の開発を実施し、品質の安定を生産性を高める取り組みが前進致しました。
新商品では丸ごと焼き芋の形状を模した本格的なオリジナルシュークリームを販売し大ヒット商品となりました。
中食その他事業に係る研究開発費は、63百万円であります。
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