企業明豊ファシリティワークス東証スタンダード:1717】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中における将来に関する事項は、当事業年度末(2023年3月31日)現在において当社が判断したものであります。

CM(コンストラクション・マネジメント=発注者支援事業)は、この数年の間に様々な公共団体、民間企業のニーズに応え、建設プロジェクトやオフィスづくり、働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む発注者を支えるサービスとして一定の認知を得たと考えております。

 また、パンデミックが収束に向かう中、一方で物価上昇、納期遅延、環境問題への対応など社会的リスクは増大し、建設プロジェクトや施設の維持保全において、発注者はより複雑且つ高度な課題に直面しています。

 社会が益々大きく変化する中で、弊社は、発注者のより高い期待に応え、一層の発注者支援事業の発展と企業価値向上に取り組んでまいります。

 当社では、中長期ビジョンとして今後10年を見据えた企業価値向上について経営と社員が議論を重ね、発注者支援事業と人的資本の2つをテーマとして掲げ取り組んでおります。

 発注者支援事業につきましては、CMにおけるDX化推進、社会的事業として脱炭素化支援に特に力を入れて取り組み、いずれも定量的な効果をわかりやすく示すことで、顧客の業務改革の実現、経営効率向上に貢献してまいります。同様にDX化による建設プロジェクト後の維持保全推進や更に加速する働き方改革支援についても取り組んでまいります。

 人的資本につきましては、上記の通り複雑化、高度化する発注者の課題解決に対して多面的に支援できる組織能力を増強すべく、社員研修やノウハウの共有による人材の育成強化、プロセスの標準化による生産性・効率性の改善、高度なスキル人材の採用促進等一覧の活動の連鎖を通じて社員一人ひとりの価値を高めてまいります。

 事業においても人においても「顧客側に立つプロ」としての不変の軸からぶれないことが最大の企業価値であり、競争優位性であると考えております。

 全社一丸となって将来を見据えた企業価値向上を追求し、より強固な成長基盤を確立するため、次の経営課題とそれに対する取り組み方針に対応してまいります。

 経営課題:

 より高度な発注者支援事業の社会的存在価値と当社の企業価値を向上させるための中長期の成長基盤を確立すること。それを目的として、これからの社会の変化と発注者の課題に対応した顧客本位のCM事業の価値を高め、同時にそれを実現する当社最大の資産である人の成長と、プロジェクトを支える体制の構築および組織力の向上に向けて、企業理念に根ざす明朗経営の下、人的資本経営の推進に取り組むこと。

 取り組み方針:

①より高度な独自のCM事業創造

・ 社会の変化に伴う顧客の課題の高度化に対して、建設プロジェクトの採算性や工期の確保、品質向上における顧客の事業目的を実現する。

・ 当社システム(AMS及びMPS)の活用で顧客のDX化を支援し、働き方改革の可視化・定量化を支援し、低コストで効率的な維持保全を実現することで、顧客の経営効率向上に貢献し、顧客との持続的な関係を構築する。

  ※ AMSとはActivity Management Systemの略称です

  ※ MPSとはMeiho Project Management Systemの略称です

・ 発注者側に立つプロとして、ESG/SDGsに基づく顧客の脱炭素化支援に全社で取り組む。

・ これらの事業創造により主要顧客と多面的な接点を築き、当社の事業基盤をより強固なものとする。

②人的資本経営の推進

「第2 事業の状況  2  サステナビリティに関する考え方及び取組 (人材の育成及び社内環境整備に関する方針)」をご参照ください。

③リスク管理

・ コーポレート・ガバナンスの強化とリスク管理体制構築

・ 全拠点、全社員を対象としたISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の徹底

・ 気候変動、資源高騰等の情勢変化に対する柔軟かつ適時な対応による事業継続

④情報発信

・ CM=発注者支援事業の社会性、公共性に関する認知度向上

・ ESG/SDGs 社会的な課題への貢献を軸とした当社の役割に関する情報発信、社会に貢献する経営戦略及び事業の創造

・ TCFDに基づく当社の気候変動関連リスク等の情報発信

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