富士電機 【東証プライム:6504】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度におきましては、半導体の生産能力増強ならびに、パワエレの収益拡大に向けた設備投資を行い、リースを含め総額841億47百万円を投資しました。主な内容は次のとおりです。
半導体分野では、自動車の電動化や再生可能エネルギーの需要の高まりから、パワー半導体チップ生産能力増強のためのマレーシア富士電機社への大型投資、及びIGBTモジュール生産能力増強のための国内外拠点への投資を実施しました。
パワエレ分野では、グローバル市場への展開を狙いとして、鈴鹿工場及び富士電機インド社では、プラットフォーム設計※されたインバータの生産設備を新たに導入しました。また、富士電機インド社では現地顧客のニーズに対応するデータセンター向け無停電電源装置(UPS)、太陽光発電システム向けパワーコンディショナの生産体制を構築し、製品競争力の向上、収益拡大を推進しています。
温室効果ガス排出削減に向けた環境投資として 、コージェネレーションシステムを山梨工場に増設しました。また、温暖化係数の高い絶縁用ガス削減のための生産設備開発や除害装置の導入、 省エネ機器を採用した設備への更新などにより環境ビジョン2050達成への取組みを推進しています。
※プラットフォーム設計:開発期間の短縮や調達・生産コストの低減などを目的として主要構成部品を共通化した設計。
セグメントの名称 | 設備投資金額(百万円) |
パワエレ エネルギー | 6,935 |
パワエレ インダストリー | 6,496 |
半導体 | 66,610 |
発電プラント | 1,132 |
食品流通 | 1,828 |
その他 | 1,143 |
合計 | 84,147 |
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