企業大豊工業東証スタンダード:6470】「機械 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)経営方針

 当社グループを取り巻く環境は、地球規模の環境問題に端を発した脱炭素・カーボンニュートラルの進展、デジタル革新(DX)等による産業構造変化、また自動車業界ではCASEの進展含め、100年に一度の大変革期を迎えており、これまでに経験したことのないスピードで、大きく、多様に変化してきております。

 そのような経営環境の中、当社グループでは、社是である「信頼の大豊」をゆるぎない価値観・基盤として、トライボロジーを基盤とした保有技術と、絶え間ないイノベーションにより、持続可能な社会の実現とグループの持続的成長に向け、Visionと中期経営計画を掲げ、事業活動を推進してまいります。

■「VISION2025」: 地球環境とミライの社会に貢献

・トライボロジーをコアに、保有技術の深化とイノベーションをもってOnly one製品でグローバルNo.1を目指す

 - 地球環境に貢献するイノベーション

 - 激動の時代に際しチャレンジし続ける人財

 - グローバルに供給する革新的ものづくり

■「中期経営計画」

・変わろう大豊 未来のために ~ 信頼され続ける企業として ~

 - 「既存技術の深化」と「新たな価値の探索」によりお客様の期待を超える

 - たくましい人財とグループの力で強靭な経営基盤を確立する

[深化]既存分野の拡大

 トライボロジーを基盤とする保有技術を極め、既存商品の稼ぐ力の向上と、更なるシェアアップを図ってまいります。世界最大の自動車市場である中国では、更なるビジネス拡大と地位確立を目指し、新たな環境規制に対応する新製品の投入を推進してまいります。

[探索]新たな価値、新製品の創出

 電動化への対応として、HVやPHEV向けパワーコントロールユニットや燃料電池車両向けのアルミダイカスト製品の量産を開始しております。引き続き、当社グループの保有技術とイノベーションにより、脱炭素・カーボンニュートラルへの貢献に向け、自動車の燃費向上や電動化対応製品の開発を推進し、お客様の期待を超える付加価値と新製品の創出を図ってまいります。

[基盤]グループの強靭な経営基盤の確立

 取締役と執行役員の役割の明確化、ガバナンス体制の見直し等、透明、公正かつ迅速な意思決定の出来る経営体制の構築を推進すると共に、環境変化に左右されない強靭な収益基盤の確立を進めてまいります。また社員一人ひとりが仕事の質を高め、チャレンジし続ける事の出来る環境づくりや、社員総活躍に向けた施策を進めております。

 これらの活動を通じて、今後も当社グループはステークホルダーの皆様に信頼され続ける企業を目指し、多様化する社会課題の解決を図ることで、持続可能な社会に貢献し、更なる成長を実現してまいります。

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当社グループは、「VISION2025」達成に向けて、一丸となって、

・自動車業界の構造変化への対応

・中国市場の急成長への対応

・コモディティ化する既存製品の競争力確保

・保有技術を生かした新製品創出

・グループ基盤の強化(内部統制、収益体質)

・カーボンニュートラルに向けた対応

 という重点課題に取り組んでまいります。

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは、事業の成長性と収益性を重視する観点から、売上高および営業利益を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。当連結会計年度における連結売上高は105,161百万円となり、2022年7月28日に開示しております連結売上高目標103,000百万円に比べ、2,161百万円(2.1%増)の増収となりました。連結営業利益は694百万円となり、連結営業利益目標1,600百万円に比べ、△906百万円(56.6%減)の減益となりました。引き続き当該指標の改善に邁進していく所存です。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

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