大崎電気工業 【東証プライム:6644】「電気機器」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針・経営戦略等
当社グループは、“Global Energy Solution Leader”となることをビジョンに掲げ、エネルギー・ソリューションの技術を通じて、エネルギー・ソリューション分野を中心に、新しい価値創造を国内外に発信し続け、持続的に成長していくことを目指します。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
短期的には、国内においては、次世代スマートメーター導入期までの需要の谷間となる中で、エネルギーマネジメント関連製品・サービス等のソリューション事業を拡大していきます。海外においては、電子部材調達難の解消へ向けて注力し、業績の改善に努めていきます。
中期的には、国内においては、次世代スマートメーターの開発・生産体制を強化するとともに、脱炭素化に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)ソリューションの拡大に取り組みます。海外においては、スマートメーターと上位系システムを組み合わせたソリューション事業の比率を高めると同時に、開発拠点の集約などによる組織機能の最適化やサプライチェーンマネジメントの強化に取り組むことで、利益率の向上を目指していきます。
なお、当社グループは、次の重点戦略を掲げ、中期経営計画の連結計数目標、経営指標の達成を目指します。
a.中期経営計画の重点戦略
① スマートメーターを活用した付加価値創出とエネルギー・ソリューションの拡大
国内においては、次世代スマートメーターの開発や最適な生産体制の構築を進めるとともに、脱炭素化やGX化をワンストップで提供するソリューションビジネスの開発、推進に注力し、新たな付加価値創出へ向けたエネルギー・ソリューションの拡大に取り組みます。
② コアとなる新製品・新事業の創出
様々なパートナーと連携し、技術開発やマーケティングの強化を図るとともに、当社グループの強みや経営資源を活かし、新規事業の創出を推進することで、持続可能な社会と環境の実現に貢献します。
③ 利益を重視したグローバル成長
当社グループは、オセアニア、英国を中心とした欧州、アジアや中東などの新興国において次の施策を実行し、より利益を重視した取り組みを強化します。
・ 市場特性に合わせた高付加価値ソリューションビジネスへの移行
・ 開発拠点の集約などによる組織機能の最適化
・ サプライチェーンマネジメントの強化
④ グループ経営基盤の強化
当社は、以下の施策により経営基盤を強化します。
・ 人材育成・活用の強化
・ グループリスク管理の強化
・ 財務体質の強化及び経営資源の最適な配分
・ サステナビリティ対応の推進
⑤ 大崎電気グループの意識改革
上記の重点戦略を確実に実行し、グループが一体となって成長すべく、大崎電気として最も大切な価値観を改めて明確化し、グループ全体での共有を徹底します。
b.中期経営計画の連結計数目標
(単位:百万円)
| 2023年3月期 実績 | 2024年3月期 計画 | 2025年3月期 目標 | 2026年3月期 目標 |
| 2028年3月期 イメージ |
売上高 | 89,253 | 88,000 | 91,000 | 98,000 |
|
|
営業利益 | 2,226 | 2,800 | 4,000 | 5,500 |
|
|
経常利益 | 1,885 | 2,400 | 3,700 | 5,200 |
|
|
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 1,319 | 1,000 | 2,200 | 3,300 |
|
|
ROE(自己資本当期純利益率) | 2.9% | 2.5% | 5.0% | 7.0% |
| 8.0%以上 |
- 検索
- 業種別業績ランキング