企業北越メタル東証スタンダード:5446】「鉄鋼 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは、鉄鋼素材から土木・建築向け加工製品までの一貫体制のなかで、より高付加価値製品の開発・拡充を指向し、他社との差別化、優位性を図り経営基盤の安定・強化を目指している。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。

 今後の見通しについては、より一層の経済活動の回復が期待される一方で、ロシア・ウクライナ問題の長期化などにより、国内外の経済は不確実性が懸念され、先行き不透明な状況が続くと予想される。

 このような状況下、民間設備投資等による鋼材需要の高まりを期待するものの、さらなるエネルギー価格の上昇や各種購入品価格の高止まりが懸念される。

 当社グループとしては、4年目を迎える5ヵ年の中期経営計画「絆2024」を確実に実行フェーズへ移行し、2030年の長期ビジョンの達成に向けた取り組みを推進していく。

 重点課題

 ① グループ経営構造改革を完成形へ

 加工品事業の強化に向けて、子会社である株式会社コーテックスと当社の営業力を融合させるほか、株式会社イノヴァスとの連携を強化することで、引き続き、顧客ニーズを的確に捉え、新規顧客の開拓と新製品開発に注力する。製造面においても、2022年10月に加工本部を新設し、加工工場の技術力と生産性を向上し、「自己自律完結型工場」への変革を推進していく。

 ② 持続的な成長を可能とする抜本的な設備投資計画の策案と実行を推進

 2022年10月に素材生産高度化推進室を技術管理本部内に移管、電気炉検討室に改称し、当社の重要課題である電気炉更新、省エネルギー、カーボンニュートラルなどを実現させるための施策と具体的なスケジュールの立案について、スピード感を持って推進していく。また、新たに制定した設備投資基準に基づき、経済性や維持・保全だけでなく環境や安全に資する設備投資についても、併せて実行していく。

 ③ 新たな社会的な要請に応えていくため、全社を挙げたSDGs経営の取り組み

 人材は当社グループの事業を支える貴重な経営資源であると認識し、自律型人材育成を目的とした新たな教育施策や自己啓発支援制度の拡充を行うなどの社員のエンゲージメント向上に資する施策を進めていく。

 また、女性活躍推進および地域貢献の取り組みとして、日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグ所属のアルビレックス新潟レディースをスポンサーとしてサポートするとともに、近隣の小学校でサッカー教室を共同開催するなど、地域におけるスポーツ振興に積極的に取り組んできた。今後もさまざまな形で地域の皆さまと共に活気あふれるまちづくりに貢献していく。

 以上の重点課題に加え、2023年6月20日開催の第107回定時株主総会において、独立社外取締役および独立社外監査役各1名の追加選任をした。この体制に基づきコーポレート・ガバナンスの一層の強化を図っていく。

 今後とも、当社の株主価値・企業価値の向上を目指し、株主・投資家の皆さまとの対話の機会を重視し、関係性を強化していく。

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