企業ユタカ技研東証スタンダード:7229】「輸送用機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

(1) 経営方針・経営戦略等

 当社グループは基本理念の「人間尊重」に基づき、「私たちは、世界的視野に立ち、豊な創造力で、常にお客様に満足して頂ける魅力ある商品を供給することに全力を尽くす」という社是を実践することにより、社会に貢献して参ります。

 経営戦略(経営目標)を達成するうえで、2030年ビジョンとして「独自技術を強化拡大し、新しい時代に期待される企業となる。」を掲げ、3つの方向性を定め推進して参ります。

1.Yutaka製品を世界のお客様に広め、地球環境に貢献する。

2.電動化時代に向けて、新しい価値を生み出す商品を創造する。

3.地域を超えて英知を結集し、グループの総合力を発揮する。

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当社グループをとりまく環境は、「主要市場での自動車販売の鈍化」「自動車メーカー系列を超えた提携拡大」「経済構造の変化」、そして「脱炭素社会に向けた自動車電動化のさらなる加速」という大きな変化を見せています。自動車業界では環境変化に対応した全世界的な自動車生産体制の見直しなどの動きがみられ、当社グループにおいても各地域での役割機能の見直しを図り、第14次中期事業計画(2020年4月~2023年3月)にて「主幹部品の収益性向上」「事業基盤の強靭化」「環境変化への適応力向上」「CSR活動の強化」という戦略テーマを設定し、グループ全体の品質や生産体質を向上させ、さらなる進化を果たすべく事業を展開しており、その中でも、以下6点を個別優先課題と認識し、推進して参りました。

①.モーター部品の安定生産・収益性向上

②.生産体質強化による国内黒字化

③.北米地域の再建、安定化

④.英国子会社工場閉鎖

⑤.新型コロナウイルス感染症等のリスクへの対応

⑥.環境課題への取り組み強化

2023年4月から当社グループにおいては第15次中期事業計画(2023年4月~2026年3月)が始まります。

 今後も当社グループをとりまく環境は、さらに厳しい状況へ移行していると認識し以下のとおり、中・長期のコンセプトを見直し、環境変化に対応した施策を加速展開して参ります。


 第15次中期においては、さらに加速する電動化時代に向け、新価値商品の創造と基盤確立に向けた仕込み、事業効率の追求を展開し、全拠点の黒字化を目指すために以下の戦略テーマを掲げ取り組んで参ります。

1.「電動化時代をリードできる柱の創造」

2030年を見据え、新たな事業の「柱」となる製品を創造し事業転換を図ります。さらに電動化時代へ向けた新しい市場の開拓、電動化時代を支える各本部の役割/戦略を明確にしていきます。

2.「新価値商品の創造」

 新時代へ向けた新商品を創造し、事業構築を図ります。

 全従業員で新価値商品へ取り組み、当社グループの風土改革を行います。

 さらにスピード感を持った新価値商品化フローの構築と運用を目指していきます。

3.「主幹部品の収益性追求と販路拡大」

 将来の事業転換に向けた主幹部品の収益最大化を図ります。

 日本/海外地域と連携した販路拡大に取り組み、環境変化に強いボトム体質の構築を目指していきます。

4.「デジタルを基軸とした運営基盤強化」

 将来を見据えたデジタル化へのロードマップの構築を図り、グループ全体で管理業務のスリム化を目指していきます。デジタルツールを活用した業務改革の推進、データ管理と適切な教育/運営/活用を行います。

5.「SDGs/Carbon Neutralへの挑戦」

 社会から信頼される企業であり続ける為にサステナビリティ活動の浸透を図ります。SDGs対応の明確化と発信、低炭素グローバルサプライチェーンの具現化に向けて取り組みます。また、人的資本の拡充に向け、ダイバーシティ&インクルージョンを加速させることにより、女性が働きやすい職場環境の充実に努めると共に、性別や国籍を問わない採用活動や風土づくりを拡大させていきます。

 その中でも、以下5点を個別優先課題と認識し、取り組んで参ります。

①.モーター部品の収益性向上・ビジネス拡大

②.生産体質・管理体質強化による国内黒字化

③.主幹部品の他販拡大

④.SDGs対応に向けた取り組み強化と発信

⑤.半導体不足、インフラ高騰等のリスクへの対応

(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは適正な利益及び財務状況を確保すべく事業を行っておりますので、営業利益額をその重要な経営指標と位置付けております。

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