企業兼大株主ホッカンホールディングス東証プライム:5902】「金属製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当連結会計年度において、当社グループは変化の激しい時代に対応すべく、グループ各社との連携を深め、将来の利益創出を方向付ける技術開発、商品開発などの研究開発活動を行ってまいりました。研究開発費の総額は678百万円であります。

 セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。

(1) 容器事業

Carbon Neutral、SDGsなど地球環境への意識の高まりから、環境対応を基軸とした製品開発を進めています。また、ものつくりの原点に回帰し製造効率を設計的にカイゼンする製造技術開発に着手しています。

プラスチック容器においては、2022年4月から施行された「プラスチック使用製品設計指針」に基づき、製品の設計、材料の選定、ライフサイクルの評価を行い、環境負荷の低減、資源循環の促進に繋がる製品開発を進めています。従来製品では、リサイクルPET材料(rPET)を使用した製品ラインナップの拡充、および容器の軽量化開発を行っています。リサイクルポリエチレン材料(rPE)は、製品輸送に使用する袋に30%混合した水平リサイクル製品の使用を開始しました。rPEは更なる用途拡大を目指しております。また、フードロス削減に貢献する醤油の鮮度保持PET二重容器の技術を応用した製品開発では、分離リサイクル可能な複合容器や内容物の保存性を高めた容器など、環境適性や付加価値の高い新たな製品の実用化を目指し開発に取り組んでいます。

メタル容器においては、環境対応として、金属材料の使用量を削減するための粉乳缶、美術缶の軽量化(ゲージダウン)開発を行っています。 また、鋼板へのデジタル印刷とUV硬化仕上げニスの開発により、版不要、印刷通し回数削減、ブランド変更時間大幅短縮を可能にするとともに、ガスオーブンを使用しない製造プロセスの開発に取り組んでいます。依然として続く材料供給不安に対しては、供給リスクが少ない代替品への切り替えを進めております。供給不安材料への対応は事業継続のための基礎的なアクションであり、優先的に対応しています。製造効率の改善については、エアゾール缶を優先して金型設計や製造条件の適正化を行うことに着手しています。

 研究開発費の金額は、651百万円であります。

(2) 充填事業

 環境に配慮した充填技術のための研究開発を行っております。

 研究開発費の金額は、13百万円であります。

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