企業兼大株主トーア紡コーポレーション東証スタンダード:3204】「繊維製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは、研究開発部門の基礎研究や外部研究機関との共同研究をベースに、新商品開発・新機能開発に重

 点を置き、更に品質向上・地球環境保護のための工程改善等の研究を積極的に行っております。当連結会計年度にお

 けるグループ全体の研究開発費は117百万円であり、主な研究開発活動は次のとおりであります。

(1)衣料事業

 衣料事業関係では、「安心」「安全」「健康」「快適」「環境」の観点から原料、織物、製品にいたる様々な素材開発に取り組んでおります。

 機能加工分野では、現代のライフスタイルに求められるトータルイージーケア素材及び、快適性訴求として衣服内の調温調湿機能素材、盛夏快適素材、ヘルスケア・ウエルネス向けとして血流促進機能素材、また、衛生意識の高まりを受けて抗菌・抗ウイルス加工の開発も進めております。

 紡績・製織分野では、2WAYストレッチ織物、防シワ性織物、高強力・高耐久性織物、抗ピリング性ニット糸の各種機能素材、環境配慮型として天然繊維であるウールと生分解性ポリエステルとの混紡素材、同じく燃焼時CO2低排出ポリエステルとの混紡素材の開発を進めております。

 サステナブル分野では、「リデュース・リユース・リサイクル」の3Rを推進し資源の有効活用及び、省エネルギー化を推進し環境への配慮や社会的責任を果たしてまいります。

 当事業に係る研究開発費は、14百万円であります。

(2) インテリア産業資材事業

 産業資材関係では、土木資材、防草シートなどの高機能、複合化を進めております。

 機能素材として、抗菌、消臭、抗ウィルス、抗アレルゲンのカーペット、不織布、短繊維の開発に取り組んでおります。

 自動車内装関係では、自動車室内空間の静音性の向上のため、内装外装両面からの視点で複合吸音素材の開発や軽、小型車両向けフェルト一体型カーペットの開発を行っております。

 その他、産官学の共同研究開発事業としてのリサイクルカーボンの紡糸製布化事業を行っております。

 また工場の環境対策として、排水システムの変更、燃料転換を行い二酸化炭素排出量削減、産業廃棄物の削減を

 実施できるように取り組んでおります。

 当事業に係る研究開発費は、49百万円であります。

(3) エレクトロニクス事業

 持続的な成長が見込めるロボット用機構部品と省力化機器の研究開発に取り組んでおります。

 当事業に係る研究開発費は、52百万円であります。

(4) ファインケミカル事業

 中期経営計画の重点事業に位置づける電子材料分野において、半導体向け感光性材料のプロセス開発や新規化合

 物の合成研究、また、環境負荷低減を目的として既存製品のプロセス改良に取り組んでおります。

 当事業に係る研究開発費は、1百万円であります。

(5) その他事業

 京都大学・大阪市立大学(現 大阪公立大学)の研究から生まれた機能性アミノ酸誘導体の研究開発を進めております。

 当事業に係る研究開発費は、0百万円であります。

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