企業兼大株主トランスジェニック東証グロース:2342】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは、「未来に資するとともに世界の人々の健康と豊かな暮らしの実現に貢献する」ため、各分野にわたって研究開発に取り組んでおり、今後の事業の中心となる製品及びサービスの研究開発を進めております。

 当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果、及び研究開発費は次のとおりであります。

 なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は37,804千円であり、すべて創薬支援事業に係るものであります。

 子会社の株式会社安評センターにおいては、病態メカニズムの解明や治療薬の研究開発に貢献するために、遺伝子改変技術を用いて各種モデルマウスの導入及び開発の取組みを行っており、これらの病態モデルマウスを用いた非臨床試験事業の拡大を目指しております。特に、化学物資による遺伝子突然変異を検出するMutaマウスにつきましては、遺伝毒性試験での活用が好調に推移しております。また、国際特許出願中の当社の独自技術であるエクソンヒト化マウス技術を用いて、本来のヒトに近い感染状況を再現するACE2エクソンヒト化マウスモデルの開発が完成し、また、アミロイドーシス治療法開発に向けたTTRエクソンヒト化マウスは販売を開始しており、引き続き臨床研究に有効なエクソンヒト化モデルマウスの共同開発を進めております。さらに、ヒトと疾患ゲノム類似性が高く次世代薬剤スクリーニング技術として期待されるゼブラフィッシュを用いたトランスジェニックゼブラフィッシュモデル(以下、「TGZF」といいます。)の共同研究開発を開始しており、今後の創薬スクリーニングサービスに展開可能なTGZFの開発を進めております。

 また、子会社の医化学創薬株式会社においては、新型コロナウイルスに対する抗体の開発プロジェクトに取り組んでおりますが、糖ペプチド抗原を免疫原として、SARS-CoV-2スパイクタンパク質の変異が発生しにくい糖鎖付加部位をターゲットとする抗体の取得に成功し販売を開始しておりますが、より有用な抗体の取得を目指し研究開発を継続しております。

スパイクタンパク質:ウイルス粒子の表面に存在するスパイク(突起)状のタンパク質。ウイルスは、自分のスパイクタンパク質に糖鎖を付加させることにより細胞に侵入(感染)します。

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