企業ダイニチ工業東証スタンダード:5951】「金属製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社の研究開発活動は、創業当時からの経営方針である「常に新しい技術を生み出し、私達が心から誇れ、お得意が安心して販売でき、使用者にいつまでも愛される、よい商品をつくる」のもと、お客様の要望に応え、安全に安心して愛用していただける商品を提供し続けることを基本とし、主として暖房機器、加湿器、燃料電池、その他新規商品についての研究開発を推進しております。

 石油暖房機につきましては、更なる利便性向上を追求し、当社お客様アンケートで「使いやすい」と好評を頂いているワンタッチ汚れんキャップを、スタンダードモデルのNCタイプ2機種に搭載。また、フラグシップモデルである、カートリッジタンクのキャップの置き場所に困らない「ワンタッチ汚れんキャップEX」を搭載したSGXタイプ、自社運営のECサイト「ダイニチwebshop」向けの新商品EK・ELタイプなど全12タイプ26機種のラインナップを構築。様々な要求を満たせる商品供給を可能といたしました。

 空調機器につきましては、従来商品で培った「送風・静音技術」「利便性追求」を展開した空気清浄機CL-HB922を開発し、当社として15年ぶりに市場への再参入を果たしました。本機は「電気集塵式」と「フィルター式」のメリットを併せ持った「ハイブリッド式」を採用することで、大風量で且つコンパクトサイズを実現しております。

 加湿器につきましては、当社お客様アンケートでお手入れの楽さを実感していただいているLXタイプ向けに新たなオプションとして、使い捨てタイプの「カンタン取替えフィルター」を追加いたしました。これにより、より多くのお客様が加湿器のお手入れの手間を軽減しつつ清潔にお使いいただけるようになりました。

 燃料電池システムにつきましては、2019年より製造を行っている家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームミニ・燃料電池システム(貯湯タンク内蔵)」の新型モデルを京セラ株式会社及びパーパス株式会社との共同で開発し、2023年1月より東京ガス株式会社を通して発売されております。新型モデルは、定格発電量は従来モデル同等の400Wを維持しつつ、定格発電効率50%(従来モデル比3ポイント増)を達成いたしました。これにより更なる省エネ効果が期待できます。また、本体重量を世界最軽量となる63kg(従来モデル比17kg減)に抑えることができたことに加え、設置に必要なスペースの削減も実現したことで、従来置くことができなかった場所への設置が可能となり、幅広いユーザーに提案できるものとなっております。

 これらと並行し、全商品におきまして消費者安全を最優先とした信頼性・安全性の向上活動には継続して取り組んでおります。

 当社は顧客志向に基づく研究開発を推進すると共に、環境を考慮した社会志向の考えも加味しながら、今後も研究開発を進める所存であります。

 なお、当事業年度における研究開発費は725百万円であります。

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