企業タカギセイコー東証スタンダード:4242】「化学 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当連結会計年度の研究開発活動は、お客様満足度及び社会のQOL(生活の質)の向上を図るべく、当社ならではの独創的な成形・加工技術や差別化技術を強みとして、次世代自動車分野はもとより航空機分野及び医療分野への進出に向け、より付加価値の高い製品の研究開発を推進しております。

 また、脱炭素やカーボンニュートラル貢献に向けて当社ソリューションの提案により、持続可能な社会の実現に向けた環境貢献型の研究開発を推進しております。

 当連結会計年度において支出した研究開発費の総額は407百万円であります。

 なお、当社グループは、研究開発活動の多くを日本で行っておりますので、セグメント情報に関連付けての金額記載は省略いたします。

 研究開発活動の概要は、以下のとおりであります。

 車両分野の開発につきましては、カーボンニュートラル貢献に向け、次世代自動車用のモーター、パワーコントロールユニット及びバッテリー等に必要とされる電動パワートレイン製品の技術開発や燃料電池車に搭載する高圧水素タンクライナーの研究開発を進めており、お客様ニーズに合致した製品実現に向けて対応しています。

 また、再生医療分野では産学連携による研究開発を推進しております。

 複合成形材料を活用した軽量化・高機能化を目指した研究開発として参画しておりました経済産業省主管の「革新的新構造材料等技術開発」プロジェクトが2022年度に終了し、世界に先駆けた自動車用CFRTP成形加工技術により、実用化・事業化の優位性を得ることができました。今後輸送機器のみならず、軽量化を求められる広い範囲での産業分野に対応できるよう研究開発を継続してまいります。

 また、2021年度より国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)の戦略的省エネルギー技術革新プログラムに採択された「熱可塑性スーパーエンプラ複合材による航空機構造部品の革新的量産化技術の開発」を引き続き旭金属工業株式会社様とともに取り組み、脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発を進めてまいります。

 その他、環境負荷低減を配慮し、バイオマスプラスチックを活用した研究開発を推進しております。

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