配信情報
株式会社クラレ
可楽麗国際貿易(上海)有限公司
可楽麗貿易(上海)有限公司
可楽麗国際貿易(上海)有限公司(本社:中国・上海、総経理:福島 健)と可楽麗貿易(上海)有限公司(本社:中国・上海、総経理:佐野 彰彦)は、4月23日から上海・国家会議センターで開催されるアジア最大のプラスチック・ゴム工業展示会「チャイナプラス 2024」に共同出展し、クラレグループのさまざまな高機能素材を紹介します。
1.出展製品
・EVOH樹脂〈エバール®〉
・バイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC®〉
・透明ハイバリアフィルム〈クラリスタ®〉CW
・水添スチレン系熱可塑性エラストマー〈セプトン®〉〈ハイブラー®〉
・アクリル系ブロック共重合体 〈クラリティ®〉
・耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ®〉
・人工皮革〈クラリーノ®〉
・ポリウレタン用のポリオール
・液体を練り込み・保持・除放できるマスターバッチペレット
・高耐熱、高流動の新規アクリル樹脂〈クラルファ®〉MX
・PC+PMMA複層板〈パラマイティー®〉
2.展示会概要
展示会公式サイトの出展社情報ページ(英語)
名称
チャイナプラス 2024 (21回目の出展)
会期
2024年4月23日(火)~26日(金) 9:30~17:30
会場
上海・国家会議センター 中国・上海市・青浦区涞港路111号
ブース
7.2館F40
展示会公式サイト
https://www.chinaplasonline.com/
ご参考
可楽麗国際貿易(上海)有限公司の本展出展に関するリリース(中文)
「可乐丽参展全亚洲最大国际橡塑展 Chinaplas2024」
https://www.kuraray.com.cn/Home/Index/xwxy.html?id=97
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クラレファスニング株式会社(クラレグループ)
クラレファスニング株式会社(本社:大阪市北区、社長:小林 敬幸)は、国際的なリサイクル表示基準であるRCS(Recycled Claim Standard)認証を取得した環境対応型の面ファスナーのラインアップに、フック・ループ混在型の〈フリーマジック〉リサイクルタイプを追加し、2024年7月に新発売します。サステナブルな製品を拡充し、循環型社会実現への取り組みに貢献します。
〈フリーマジック〉リサイクルタイプ
〈マジックテープ〉から再生したペレット
1.開発の背景
・近年、循環型社会への転換が求められており、リサイクル原料を使用した製品の需要が世界的に高まっています。
・当社は、ウレタンなどのバックコート剤を使用しないポリエステル製面ファスナーの独自製法※1を2004年に確立しました。リサイクルの妨げとなる バックコート剤が不要で、製造工程におけるCO₂排出量を抑制した環境に優しい製品として評価されています。
・2022年には、リサイクル原料を含むポリエステル100%の〈マジックテープ®〉リサイクルタイプを発売し、マテリアルリサイクル可能な製品として、 ユニフォーム・スポーツ・アパレル分野等などへの展開を進めています。
・好評をいただいているフック・ループ混在型の〈フリーマジック〉を環境配慮型製品のラインアップに加えることで、限られた資源を有効活用し、さ らなる環境負荷低減と社会的ニーズに合致した製品群の強化を行いました。
※1 独自製法に関する詳細情報はこちら :https://www.magic-tape.com/p-tech/
2.製品の特長
・1本のテープにフックとループの機能を備えた高機能面ファスナーです。フックとループの付け間違い防止、肌に触れる際のチクチク感の低減、他の生 地への引っ掛かり防止などの特長があります。
・使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を、製品重量比で約30%使用しています。
・一般的な製法ではバックコート剤にウレタン樹脂が使用されており、素材の分離が難しくなるため、リサイクルの妨げとなっていますが、本製品は ポリエステル100%素材かつバックコート剤不使用※2のためマテリアルリサイクルが可能です。
・有機溶剤不使用で、製造工程におけるCO₂排出量を約30%削減(当社比)しています。
・一般財団法人ケケン試験認証センターを通じて、米国・テキサスに本部を置くTextile ExchangeのRCS認証を取得しています。これにより、ユーザー からの取引証明書(TC:Transaction Certificate)の要望に応じてTCを発行し、RCS認証製品として利用が可能です。
・クラレファスニング(株)丸岡工場(福井県)で製造される国内生産品です。
※2 面ファスナーのバックコートレス製法はクラレファスニングの特許技術です。
3.製品概要
製品名
〈フリーマジック〉リサイクルタイプ
品番
F2820R.00(フック・ループ混在型)
サイズ
20、25、50、100mm幅
色
定番10色
素材
ポリエステル100%
価格
オープン価格
発売日
2024年7月受注開始
販売目標
初年度1億円
会社概要
社名
クラレファスニング株式会社
本社
大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース40階
代表者
代表取締役社長 小林 敬幸
資本金
1億円(クラレ70%)
設立年
2004年10月1日
主な事業内容
織製面ファスナー〈マジックテープ〉、成形面ファスナー〈マジロック®〉、その他面ファスナー関連 商品の製造・開発・販売
※〈マジックテープ〉〈マジロック〉〈フリーマジック〉は株式会社クラレの面ファスナーの登録商標です。
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株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、4月9日に西条事業所にて、観桜会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響により一時期開催を見合わせていましたが、昨年から一般公開を実施し、約300名の皆さまが満開の桜を楽しまれました。
西条事業所では、事業所内にある地面につきそうなほど枝を広げた見事な桜や、100メートル超の通路脇の桜並木を、地域の皆さまにも楽しんでいただきたいとの思いから、観桜会として1992年より公開しています。130本にも上る桜の木の中には幹の太さが約4メートルの巨木や、樹齢90年を超えるものもあり、古木としての風格を漂わせています。
今回で30回目を迎えた観桜会は、混雑緩和のため事前に入場整理券を申し込んでいただきました。昨年に比べると開花が7日遅く、天気予報も日に日に変わる不安定な天気が続きましたが、昼前には雨も止み、晴天となりました。濡れた桜が太陽に照らされて輝くさまを見て、来場者の方々は「西条事業所の桜は西条の自慢です」と感慨深げに話されました。一日のみの開催でしたが皆さま、春のひと時を楽しまれていました。
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株式会社クラレ
当社はこのたび、ポリビニルアルコール樹脂(当社商標:〈クラレポバール®〉 〈エルバノール®〉)、ポリビニルアルコール系樹脂(当社商標:〈エクセバール®〉 〈モビフレックス〉)について、2024年
4月15日出荷分より、値上げすることを決定しましたのでお知らせいたします。
現在、対象製品の各種コストの上昇は自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっております。このような状況下、当社は採算改善を行い、安定供給を維持するために、下記の通り価格改定を実施することにいたしました。
記
1. 対象製品
・ポリビニルアルコール樹脂〈クラレポバール〉〈エルバノール〉
・ポリビニルアルコール系樹脂〈エクセバール〉
・ポリビニルアルコール系樹脂〈モビフレックス〉
2. 改定時期
2024年4月15日出荷分より
3. 改定幅
地域
改定幅
日本
40円/kg
アジアパシフィック
0.3米ドル/kg
北米、南米
0.3米ドル/kg
中東、アフリカ
0.3米ドル/kg
ヨーロッパ
0.3ユーロ/kg
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、4月6 日、今年で21回目となる国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の旅立ち準備を、埼玉県三郷市の三菱倉庫株式会社様の倉庫で実施しました。
「ランドセルは海を越えて」は、6年間の思い出が詰まったランドセルを全国から寄付いただき、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントする活動です。2004年に開始し、これまでに15万個を超えるランドセルが海を渡りました。21回目となる今年は約7,200個のランドセルをお送りいただき、川原社長や今年入社した新入社員64名、当社社員でもある女子スキージャンプの髙梨沙羅選手など、約200名の社員ボランティア、関係者が力を合わせて、色とりどりのランドセルを開梱・検品・箱詰めしました。
約200名のボランティアたちが「ランドセルは海を越えて」旅立ち準備に集結
開会式で川原社長は、「アフガニスタンの子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、また、ランドセルを提供してくださった方々に感謝し、その懸け橋として心を込めて作業を行いましょう」と話しました。
作業は、届けられたランドセルを段ボール箱から取り出し、目立つ汚れや大きな破損がないかなどを確認するところから始まりました。その後、検品を終えたランドセルは、ボランティアの手によって新しいダンボール箱に箱詰めされました。また、現地の子どもたち一人ひとりに行きわたるように、一緒に送っていただいたノート、鉛筆、クレヨンなどの学用品も仕分けを行い、梱包しました。
新入社員の一人は「入社する前からこの活動を知っていて、ずっと参加したいと思っていました」と話し、思いの詰まったランドセルを前に感銘を受けながらも、仲間たちと手際よく作業を進め、息の合った働きを見せていました。社員の一人として参加した髙梨選手は、「小学校の思い出が詰まったランドセルなのだろうなと思いながら作業をしました。ワクワクした気持ちで学校に行ってほしい」と感慨深げに話しました。
旅立ちの準備を終えたランドセルは今後、日本を出発し、秋から冬にかけて、アフガニスタンの子どもたちの元に届けられる予定です。ランドセルを寄贈いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
汚れや破損がないかを確認する髙梨選手
検品が終わったランドセルを箱詰します
思い出の詰まったランドセル
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株式会社クラレ
ランドセル素材などに幅広く使用される人工皮革〈クラリーノ®〉を製造・販売する化学メーカーの株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、
社長:川原 仁)は、この春に小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。
男女を合わせた将来就きたい職業は、1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「警察官」、3位「スポーツ選手」が、昨年からトップ3をキープしました。男女ともにポイントを伸ばした「研究者」と、女の子の人気を集めた「保育士」が今年新たにトップ10に入りました。一方で、近年人気を伸ばしてきた「ユーチューバー」は、今年は順位を落として14位でした。
男女別に見ると、男の子の将来就きたい職業は、「スポーツ選手」が「警察官」を抜き4年ぶりにトップに返り咲きました。スポーツ選手に次いでポイントの伸びが大きかった「研究者」は、過去最高に並ぶ5位に順位を上げました。年々人気が高まっている「ゲームクリエイター」は、初めて10位に入りました。
女の子の将来就きたい職業は、調査開始以来26年連続で「ケーキ屋・パン屋」が1位となりました。2位「芸能人・歌手・モデル」は、昨年から大きくポイントを伸ばし(7.3%→12.4%)、アイドルブームに沸いた10年前に迫る勢いです。「保育士」は昨年の8位から3位に大きく順位を上げました。
2024年版 トピックス
【男の子】
1位「スポーツ選手」、2位「警察官」、3位「消防・レスキュー隊」
「スポーツ選手」が4年ぶりにトップ、バスケ人気じわり
【女の子】
1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「保育士」
「ケーキ屋・パン屋」が26年連続でトップ
【男の子の親】
1位「公務員」、2位「会社員」、3位「スポーツ選手」
「公務員」が不動の人気でトップ、「会社員」は20年前から倍増
【女の子の親】
1位「看護師」、2位「公務員」、3位「会社員」
「看護師」はポイント下げるも1位をキープ
調査概要
調査対象
2024年4月に小学校に入学する子どもとその親
調査方法
〈クラリーノ〉製ランドセルを購入した方にアンケートを実施
※2023年5月~2024年2月のインターネット回答分から有効回答を抽出
有効回答
子ども4,000名(男女各2,000名)、その親4,000名
※子どもの調査は1999年から2024年まで通算26回目、親の調査は1992年から2024年まで通算33回目
参考資料
2024年度版 小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「将来就かせたい職業」
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株式会社クラレ
皆さん、入社おめでとうございます。
本日、高い志と希望に満ち溢れた皆さんをクラレグループに迎えることができて、たいへん嬉しく思います。今日の良き日を記念して、クラレグループを代表して挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による経済活動・日常生活の制限がほとんどなくなり、落ち着きを見せる一方で、ロシア・ウクライナ情勢や世界的なインフレ、国内では大きな自然災害など不安定な状況が続いています。皆さんは学生時代に生活様式の激動を経験し、苦労しながら勉学・課外活動に精を出されてきたと思います。そんな変化を耐え抜いてきた皆さんが今日、クラレグループの一員として我々の仲間となることを、非常に頼もしく感じています。
会社に入り、これから先何年も仕事をしていく上で、まず一番大事なことは、良い心身の状態を保つこと、健康であることです。これは皆さん自身が幸せな生活を送り、働き甲斐を感じて質の高い仕事をするための基本です。体調がすぐれないと仕事で集中力を欠き、能率が上がらない、事故やミスを起こしやすい、といったことにもつながります。常日頃から健康管理には十分に留意するようにしてください。皆さんが安心して健康で働けるように、会社も職場の環境や制度を整備しています。
次に、皆さんは今日から社会人としての一歩を踏み出しますが、一人ひとりが「クラレグループの一員」であることを常に心がけてほしいと思います。社会人としての基本的な倫理観、道徳心、自立力を身に付けることはもちろん、社会の中で責任あるクラレグループの一員であることを意識した行動をとってください。その結果として、皆さんは「応援される人」となり、皆さんの周囲の人間は喜んで様々なサポートをしてくれます。ぜひ、皆さんには「応援される人」であってほしいと考えています。
会社は皆さんが最大限パフォーマンスを発揮し、成長するためにサポートをしていきますが、それを当然と考えるのではなく、それに応えて自分自身の存在価値、自分でしか成しえないことを残していってほしいと思います。
さてここで、これから皆さんが実際に職場で仕事に取り組む際に、私が自らの経験も踏まえて大事だと考える3つの心構えについてお話しします。
分からないことは、遠慮せずに周りの人や先輩、上司に聞く
1つ目は「分からないことは、遠慮せずに周りの人や先輩、上司に聞く」ということです。
初めて仕事をするわけですから、皆さんが最初から多くを知っているはずもなく、それは職場にいる周りの人達もよく理解しています。初めて取り組む仕事に対して最初から分かったふりをせず、謙虚に教えを請うという姿勢が大切です。私自身の経験からしても、入社して最初の頃は「何を知らないのかさえ分からない」状態だったと思います。目の前に見えていることだけではなく、他にも目に見えない多くの「知らないこと」があるはずですから、とにかく分かるまで聞きまくる事です。そしてもちろん、聞いて教わったことはしっかり覚える努力をして下さい。しばらくは、聞き魔、メモ魔に徹してもらっても結構です。
聞くのを躊躇して変に知ったかぶりをしていると、それが後々にミスやトラブルにつながる事もあり得ます。職場に配属されると、周りの先輩や上司たちは忙しそうにしていて、質問ばかりしてはいけないような気持ちになるかも知れませんが、そのようなことは有りません。彼らも、自分たちも最初は同じことを経験しており、また、皆さんがいち早く仕事を身に付けてくれた方が、結局は会社全体の為になる事を分かっているので、親切に教えてくれるはずです。
与えられた仕事や役割で、ベストを尽くす
2つ目は「与えられた仕事や役割で、ベストを尽くす」ということです。
実際に職場に配属されると、それまで描いていた仕事のイメージとは違う事は往々にして有ります。しかしながら、皆さんに与えられる仕事は、それぞれに皆さんの今後のキャリアを見据えて、その時点での習熟度を勘案しながら、上司が良く考えた末に用意されたものです。全ての仕事には必ず意味があります。与えられた仕事や役割に対し、少なくとも何年かは真摯に取り組んでみることが大切です。小さな一つひとつの積み重ねが、結局は自分の力となっていることが多いのです。
どんな仕事も受け容れ、誠実に取り組んで結果を出すことで、周りの人は皆さんへの信頼を高めます。そうすることで、次にはもう少し大きな、重要な仕事を任せてもらえるようになるのです。
自己研鑽を続ける
3つ目は「自己研鑽を続ける」ということです。
学校を卒業したから勉強は終わりだ、ではなく、会社に入り、これからが本当の勉強だと考えて欲しいということです。社会人としての基本的な教養を身に付け成長するためにも、色々なジャンルの本を読んだり、他人の話を良く聞いたり、外部の講習や研修に積極的に参加したりして、見聞を広め、知見を深め、考える力を養ってほしいと思います。
中でも、出来るだけ多くの本を読むことは、手軽に続けられることですのでお勧めします。インターネット、SNSなどのリアルタイムの情報は、即時性はありますが、その分、十分な調査と事実に基づく分析や検証、深い洞察に欠けるところがあります。読書は、少ないお金で古今東西の様々な人の考えや出来事に触れることができ、豊富で充実した情報と教訓が詰まっている、非常に有意義な手段です。
自己研鑽への投資は、一番確実に自分にリターンをもたらす投資です。将来、絶対に無駄になることは有りませんので、是非意識をして自分を高める努力を続けてください。
以上、仕事をする上でのアドバイスとして、私の経験も踏まえて3つお話ししました。「分からないことは、遠慮せずに周りの人や先輩、上司に聞く」こと、「与えられた仕事や役割で、ベストを尽くす」こと、そして「自己研鑽を続ける」ことです。
仕事に臨む際の心構えとしていただき、出来れば1年後、2年後、そして数年後に振り返りをしてみて下さい。
さて最後に、新入社員の皆さんに期待することをお伝えしたいと思います。
昨今、社会の潮流として企業の社会的責任や、社会貢献への姿勢がより強く問われるようになってきましたが、クラレには創業以来ずっとそれらを体現してきた歴史があります。
当社の創業者である大原孫三郎は「社会から得た利益は、社会に還元する」という基本理念から、会社の経営基盤を固めつつ、様々な社会福祉活動や公共的な事業を行いました。2代目社長の大原總一郎もこれを受け継いで、さらに「企業が得るべき利潤は技術革新による利潤、社会的、国民経済的貢献に対する対価としての利潤に限る」という理念を掲げ、それを実現するために独自の卓越した技術にこだわり、様々な困難を乗り越えて数々の事業を立ち上げ、会社を発展させました。
その後も当社は、「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命を掲げて、独創性の高い技術をベースに多くの世界ナンバーワン、オンリーワンの製品や事業を生み出し、自然環境と生活環境の向上に貢献してきました。
ここで、皆さんに期待したいことは、「挑戦を続けること」です。「世のため人のため、他人のやれないことをやる」ためには、日常の仕事において「難しい」「大変」と諦めることなく、どんなに小さいことに対しても積極的に挑戦してほしいと思います。失敗してもかまいませんから、とにかく「やってみる」ことが重要です。その小さな挑戦の積み重ねが、大きな挑戦に、そして他人のやれないことにつながるのです。
皆さんは本日、このような歴史と企業文化を持ち、さらに進化と成長を続ける当社に入社します。これからはクラレグループの一員として、この継承されてきた素晴らしい資産を引継ぎ、益々発展させるために一緒に考え、未来に向けて共に進みましょう。
以上、皆さんの入社に際して、私の挨拶と激励の言葉といたします。
以上
代表取締役社長 川原 仁
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、「高濁度対応・高透水性中空糸膜モジュールの開発と工業化」に関して、「第70回 大河内記念技術賞」を受賞したことをお知らせします。
本技術は、効率的な高濁度水の処理技術として、産業水の安定確保、水回収率向上など、産業全般の水資源の有効活用に貢献するものとして高く評価されました。「第54回日化協技術賞 技術特別賞」、「第55回 市村産業賞 功績賞」に続く3回目の受賞となります。
受賞者
薮野 洋平(倉敷事業所 膜・モジュール生産技術開発部 科学技術イノベーション博士)
中西 弘貴(アクア事業推進本部 マーケティンググループ)
小松 賢作(アクア事業推進本部 技術統括・営業支援グループ)
竹下 俊光(倉敷事業所 膜・モジュール生産技術開発部)
井上 一真(アクア事業推進本部 アクア営業部)
3月26日、日本工業倶楽部にて贈賞式が行われました。(写真左より 井上一真、薮野洋平、小松賢作、竹下俊光)
会場に展示されたパネル
技術概要
ポリフッ化ビニリデンを基本素材として独自の技術で構造形成させた中空糸膜と、濁度成分の蓄積箇所を集中的に洗浄できる導水管構造および中空糸膜1本1本が自由に動く片端フリー構造を採用したモジュール構造からなる高濁度対応・高透水性中空糸膜モジュールの開発により、従来の方式では処理が難しかった高濁度排水の効率的回収を実現しました。半導体製造を中心に、国内外の幅広い産業領域で採用が進んでいます。
「大河内賞」について
理化学研究所第三代所長であった大河内正敏博士の功績を称え設立された公益財団法人大河内記念会より、生産工学、生産技術、生産システムの研究並びに実施等に関するわが国の業績で、学術の進歩と産業の発展に大きく貢献した顕著な業績に対して贈呈される賞です。
以上
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株式会社クラレ
当社は、欧州グループ会社の元従業員が退職直前に当社が保有する情報(個人情報を含む)を不正に持ち出したことを確認いたしました。
持ち出されたデータは、すでに当社に返却され、さらなる外部流出はないことを確認しました。
当社は本件を把握した後、直ちに欧州の個人情報保護当局に報告しております。現時点で本件による個人の権利侵害の恐れは生じておりません。
当社は機密情報を保護するため、法的措置を含むあらゆる必要な措置を講じており、引続き調査と対策を実施してまいります。
今後、当社から公表すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
ステークホルダーの皆様にご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、このたび、人工骨製品の生産および販売を終了することを決定しましたのでお知らせいたします。
市場環境の変化に伴い、将来的にも事業継続可能な収益を確保し、安定的な生産を継続していくことは困難との判断に至りました。
現在当社人工骨製品をお取り扱いいただいている各お取引先様向けに必要な製品の生産を継続した後、2024年9月末を目処に生産を終了する予定です。
お取引先様をはじめとする関係者の皆様には、長年にわたるご愛顧に深く御礼申し上げますとともに、諸事情ご賢察の上、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上
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株式会社クラレ
 当社代表取締役社長の川原 仁が2024年3月13日放送の日経CNBC朝エクスプレス「トップに聞く」に出演しました。当社製品にはじまり、本年が3年目となる中期経営計画「PASSION 2026」における事業ポートフォリオマネジメント、成長分野への投資戦略、3つの挑戦の進捗について紹介しました。
 当社公式YouTubeチャンネルに番組の映像を掲載しましたので、ぜひご覧ください。
公開期間:2025年3月18日まで
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、再生医療用の細胞培養に向けたPVAマイクロキャリアを理化学用途限定で、2024年3月8日に国内発売しました。3月21日から開催される「第23回日本再生医療学会総会」にブースを出展し、セミナーで本製品の詳細を紹介します。
1.クラレのPVAマイクロキャリア
製品ページhttps://www.kuraray.co.jp/microcarrier/
バイオリアクターの中で攪拌しても破損せず、安全性や培養効率の高いマイクロキャリア※です。本製品を細胞培養に使用するバイオリアクターに投入して足場材料とすることで、表面に細胞が付着・増殖し、大量の細胞を効率的に剥離回収できます。
※ 微小な細胞固定化担体。培養液の中で表面に細胞を接着させることで、3 次元的に培養するための材料。
2.発売情報
PVAマイクロキャリア
発売日
2024年3月8日
販売エリア
日本国内
規格
1g/5g/10g
取扱代理店
富士フイルム和光純薬株式会社
ナカライテスク株式会社
正晃株式会社(九州、沖縄県、山口県限定代理店)
※ 発売製品は理化学用途のみでお使いいただけます。臨床使用をご希望の場合は別途ご相談ください。
※ 弊社からの直販はしていません。お見積りは取扱代理店に直接お問い合わせください。
3.学会情報
名称
第23回日本再生医療学会総会
会期
2024年3月21日(木)~23日(土)
会場
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
ブース
B067
セミナー
3月23日(土)11:20~12:10、朱鷺メッセ 4F 国際会議室
共催学術セミナー24「マイクロキャリアを用いたヒト幹細胞の大量培養」
公式サイト
https://www.congre.co.jp/jsrm2024/index.html
製品に関する問い合わせ先 株式会社クラレ 研究開発本部ライフイノベーション推進グループお問い合わせアドレス:Contact.LIPG@kuraray.com
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、1月31日からポートランド(米国・オレゴン州)で開催されるアパレルやスポーツブランドなどと素材サプライヤーをつなぐ見本市 「The NW Materials Show 2024」に出展します。『Sustainable future with Kuraray』をコンセプトに、クラレグループのサステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向けに紹介します。
1.出展製品
酢酸セルロース繊維(開発品)
独自の溶融紡糸技術により溶剤フリー化を実現した、海洋生分解性アセテート繊維。従来の有機溶剤を使用する製造方法に比べ、製造時のGHG排出量が少なく、環境負荷低減に寄与する。
シンジオタクチックポリスチレン(SPS)繊維〈エプシロン®〉
ポリエステルと比較して約1.8倍(自社試験)の速乾性能を有するドライ感に優れた繊維。撥水加工不要で環境負荷低減に寄与する。
衝撃吸収性繊維〈スパンドール®〉
ポリエステルの1.4倍(自社試験)の衝撃吸収性を有する繊維。スポーツシューズの素材として注目を集めている。
熱可塑性エラストマーコンパウンド
〈アーネストン®〉メッシュタイプ
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)と複合化することで、振動減衰性を付与できる熱可塑性エラストマー。振動の抑制、触り心地の調節などの効果が期待できる。
液晶ポリマー繊維〈ベクトラン®〉
低吸湿性、寸法安定性などを持つ高強力繊維。耐久性が求められるリップストップ生地※などに提案。原着によるカラー展開も可能。
面ファスナー〈マジックテープ®〉
成型メッシュタイプ
基布部分をメッシュ状にした面ファスナー。軽量で通気性に優れる。デザイン性の高さが求められるシューズや用品に提案。
面ファスナー〈マジックテープ®〉
リサイクルタイプ
再生原料を使用したポリエステル100%の面ファスナー。バックコート剤不要でマテリアルリサイクルが可能。RCS認証を取得。
※ リップストップ生地:格子状に織り込まれた引き裂き強度の高い生地のこと。
2.展示会概要
名称
The NW Materials Show 2024
会期
2024年1月31日(水)9時~17時(PSTアメリカ太平洋標準時)
2月1日(木)9時~16時
会場
The Oregon Convention Center(米国・オレゴン州ポートランド)
ブース
721
公式サイト
https://americanevents.com/
株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、1月31日から東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2024」に出展します。当社の独自技術により開発した高機能素材10点を紹介します。
1.出展製品
分散剤用 新規PEG系
マクロモノマー(開発品)
分散剤ポリマー用のPEG(ポリエチレングリコール)系マクロモノマー。特殊な構造を持ち、分散剤の分散性能向上・長時間の分散効果維持を実現。通常使われるようなコモノマーとの共重合も容易。
エポキシ樹脂硬化剤
(新規酸無水物)(開発品)
エポキシ樹脂を低粘度化でき、粘度変化も抑制できるため、加工時の作業性改善や製品の安定した品質確保に寄与。Me-HHPA などの他の硬化剤と併用することで、強度を維持しながら柔軟性を付与し、耐衝撃性を向上させる。
反応性希釈剤・アクリル変性剤・UV硬化促進剤 IPEMA
反応性の異なる二重結合を複数有する架橋剤。UV硬化材料やポリマー原料に用いることで、物性の向上が可能。UV硬化をはじめとするラジカル重合の酸素による阻害を低減する特長も有し、UV硬化に必要な時間とエネルギーを削減する。
液状酸素吸収剤DPNG
製造工程や製品の品質にさまざまな悪影響を及ぼす酸素を、有機物単独で吸収し分解する新材料。液状のため、各種材料への混合が容易。酸素による阻害を抑制することで、高いUV硬化性を実現するほか、樹脂・金属などの酸化劣化を防止する。
生分解性エマルション
(開発品)
産業コンポスト化が可能な生分解性の水系エマルション。バイオマス原料使用。ヒートシール層のコーティングに活用でき、サステナブルな包装材の設計に貢献。
生分解性熱可塑性エラストマー
(開発品)
耐水性と、セルロースレベルの産業コンポスト化が可能な生分解性を持ちつつ、石油化学由来の軟質熱可塑性エラストマーと同等のゴム弾性を有する。
面ファスナー〈マジックテープ®〉
リサイクルタイプ
使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を約30%使用。ポリエステル100%素材かつバックコート剤不使用のため、マテリアルリサイクルが可能。
接着層付加飾フィルム
フィルムインサート成形や真空成形・圧空成形にも対応可能な接着層付の加飾フィルム基材。極性、非極性を問わずさまざまな素材への接着性に優れる。
高流動・高耐熱アクリル樹脂(開発品)
成形のしやすさと高い耐熱性を両立した透明なアクリル樹脂。自動車ディスプレーなど高い耐熱性と透明性の両立が必要な用途で、歩留まり改善に貢献。
透明ハイバリアフィルム
〈クラリスタ®〉CW
優れた水蒸気バリア性を有するフィルム。高い防湿性により、長期にわたって信頼性が求められる薄膜系太陽電池のバックシートなどに好適。
※ 同時開催のGREEN MATERIAL 2024 クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)のパビリオン5V-25では、バイオマス由来の ガスバリア材〈PLANTIC®(プランティック)〉を展示します。
2.展示会概要
名称
新機能性材料展2024
会期
2024年1月31日(水)~2月2日(金)10時~17時
会場
東京ビッグサイト 東ホール
ブース
5F-23(マテリアルゾーン)
公式サイト
https://www.mfg.cj-exhibition.com/
株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、当社新潟事業所(新潟県胎内市)で生産するMPD(化学名:3-メチル-1,5-ペンタンジオール)について、持続可能な製品の国際的な認証制度の1つであるISCC PLUS認証※1を取得しましたのでお知らせします。
本認証は、バイオマス原料や再生原料などが、製品製造を含むサプライチェーンにおいてマスバランス方式※2で適切に管理されていることを担保するものです。
当社は、創立100周年を迎える2026年までの5カ年計画として、中期経営計画『PASSION 2026』を推進しています。長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』(独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業)の実現に向けて、引き続き、自然環境・生活環境貢献製品の拡大を進めていきます。
※1 ISCC PLUS認証:
ISCC (International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証)は持続可能性および炭素に関する国際認証であり、その中でISCC PLUSはEU域外を含む全世界に販売されるバイオベースや再生由来などの原料や製品についてサプライチェーン上で管理・担保する制度です。
※2 マスバランス方式:
複数の種類の原料(例:バイオマス原料や再生原料などと石油由来原料など)により製品を製造した際に、バイオマス原料や再生原料などの投入量に応じて、製品の一部にその特性を割り当てる方式。
製品に関するお問い合わせはこちら
https://www.kuraray.co.jp/products/diols
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株式会社クラレ
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、今回の地震により被災された皆さまの救援や被災地の復興に役立ていただくため、石川県、新潟県、富山県および2団体に、計2,000万円の寄付を行います。
クラレグループは、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
記
1. 寄付金額
計2,000万円
2. 寄付先
(1) 石川県 1,000万円
(2) 新潟県 100万円
(3) 富山県 100万円
(4) ジャパンプラットフォーム 400万円
(特定非営利活動法人)
(5) ピースウィンズ・ジャパン 400万円(うち一部は物資支援)
(特定非営利活動法人)
*物資支援:クラレクラフレックス(株)のマスクを提供いたします。
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株式会社クラレ
 株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の募集を開始しました。
https://umigoe-randoseru.com/
1.活動のご紹介
「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として約7割のシェアを占める人工皮革〈クラリーノ®〉を生産しているクラレが主催する国際社会貢献活動です。全国の皆さまから使い終わったランドセルをご提供いただき、ノート、鉛筆などの学用品と一緒に、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしています。
2023年度にご応募いただいたランドセルは、ジャララバード(ナンガハール州の州都)にクリニックと事務所を置くアフガン医療連合センターの協力のもと、2023年9月2日から配付が開始され、ナンガハール州アチン郡とシンワリ郡の小学1年生から3年生の女の子や男の子たちのもとに無事届けられました。
2004年にスタートした本キャンペーンは、全国の皆さまからご賛同いただき、今年で21年目を迎えました。これまでに約15万個のランドセルが海を越え、日本とアフガニスタンの子どもたちとの希望の架け橋になっています。
2.ランドセルの受付について
「ランドセルは海を越えて」のキャンペーンサイト(https://umigoe-randoseru.com/)からお申し込みの上、指定された送り先までご送付ください。ランドセルのご応募に関しまして、詳しくは「応募について」(https://umigoe-randoseru.com/about.html)をご覧ください。
※送料は個人ご負担となります。
※一部でも豚革が使用されているランドセルは宗教上の理由からアフガニスタンに送れませんのでご注意ください。
※受付は、募集個数に達し次第、締め切らせていただきます。
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株式会社クラレ
倉敷事業所(岡山県倉敷市玉島乙島7471 事業所長:小橋 俊文)では、今年も正門前にあるヒマラヤ杉(樹齢約65年:高さ約15m、樹齢約57年:高さ約8m)に電飾を施し、地域の皆さまにクリスマスムードを楽しんでいただく『クリスマスファンタジー2023』を開催しています。
1990年にスタートして通算32回目(途中2年間ブランク)を迎える今年は、約50,000個(LED球49,000個、点滅球1,000個)の電飾で、冬の夜空を彩っています。
また今回は、新型コロナウイルスの感染が落ち着つきを見せ、以前の生活が戻りつつあることを感謝し、「あたりまえの日常へ」の電飾を施しました。
開催期間中は、日替わりキッチンカーによる軽食やドリンクの販売を行う飲食ブースも設けています。多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
※点灯期間および点灯時間帯:2023年12月8日(金)~12月25日(月)17:00~22:00
※ お車でご来場の方には従業員駐車場を開放しております。
株式会社クラレ
当社は、企業経営において、株主にとどまらず、従業員、取引先、顧客、債権者、地域社会をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。
その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、取組を進めてまいります。
「マルチステークホルダー方針」(2024年1月31日訂正)
株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、11月28日から30日までドイツのミュンヘンで開催される国際スポーツ用品専門見本市「ISPO Munich 2023」に、2つのブースを出展します。
社内外のリソースを結び付けることで、イノベーション創出につなげることを目的とした部署横断組織「イノベーションネットワーキングセンター(INC)」は、スポーツ用品のイノベーション創出やサステナビリティに寄与するクラレグループの多様な素材を紹介します。クラリーノ事業部は、人工皮革〈クラリーノ®〉のスポーツ・アウトドア分野における豊富な採用事例や応用例に加え、再生原料をベースにした開発品などを紹介します。
1.出展製品
・イノベーションネットワーキングセンター(INC)ブース(A1.241)
酢酸セルロース繊維(開発品)
独自の溶融紡糸技術により溶剤フリー化を実現した、海洋生分解性アセテート繊維。従来の有機溶剤を使用する製造方法に比べ、製造時のGHG排出量が少なく、環境負荷低減に寄与する。
表面平滑性付与シート(開発品)
CFRPのプリプレグの表層に積層成形することで、ボイドを低減し、表面平滑性を高めるフェノキシ樹脂製メルトブローン不織布シート。ゴルフシャフトや自転車フレームなどの塗装前の工程削減に寄与。
シンジオタクチックポリスチレン(SPS)繊維〈エプシロン®〉
ポリエステルと比較して約1.8倍(自社試験)の速乾性能を有するドライ感に優れた繊維。撥水加工不要で環境負荷低減に寄与する。
衝撃吸収性繊維〈スパンドール®〉
ポリエステルの1.4倍(自社試験)の衝撃吸収性を有する繊維。スポーツシューズの素材として注目を集めている。
熱可塑性エラストマーコンパウンド〈アーネストン®〉メッシュタイプ
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)と複合化することで、振動減衰性を付与できる熱可塑性エラストマー。振動の抑制、触り心地の調節などの効果が期待できる。
耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ®〉
クラレが独自開発した耐熱性ポリアミド樹脂。低吸水性、高耐熱性、高耐薬品性などの特長を有し、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性プラスチック)の高機能化に寄与する。
液晶ポリマー繊維〈ベクトラン®〉
低吸湿性、寸法安定性などを持つ高強力繊維。耐久性が求められるリップストップ生地※などに提案。原着によるカラー展開も可能。
面ファスナー〈マジックテープ®〉成型メッシュタイプ
基布部分をメッシュ状にした面ファスナー。軽量で通気性に優れる。デザイン性の高さが求められるシューズや用品に提案。
面ファスナー〈マジックテープ®〉リサイクルタイプ
再生原料を使用したポリエステル100%の面ファスナー。バックコート剤不要でマテリアルリサイクルが可能。RCS認証を取得。
PVA繊維〈クラロンK-Ⅱ®〉
クラレ独自の紡糸手法「溶剤湿式冷却ゲル紡糸」によるPVA繊維。低温から沸騰水までさまざまな温度で溶解するタイプの繊維を提供可能。
※リップストップ生地:格子状に織り込まれた引き裂き強度の高い生地のこと。
・クラリーノ事業部ブース(C1.407)
〈クラリーノ〉は、天然皮革のように自然な外観・風合いを有する人工皮革です。スポーツ・アウトドア分野での豊富な採用例や応用例とともに、サステナビリティに焦点を当て、再生原料を使用した開発品も展示します。
2.展示会概要
名称
ISPO Munich 2023
会期
2023年11月28日(火)~30日(木) 9時~18時(最終日は17時まで)
会場
メッセ・ミュンヘン
ブース
A1.241/C1.407
クラレファスニング株式会社(クラレグループ)
クラレファスニング株式会社(本社:大阪市北区、社長:小林 敬幸)は、再生原料を使用した環境対応型の面ファスナー〈マジックテープ〉リサイクルタイプで、国際的なリサイクル表示基準であるRCS(Recycled Claim Standard)認証を取得しました。循環型社会の実現に寄与するサステナブルな製品として、お客さまへの提案を強化していきます。
1.RCS認証取得の背景
・近年、環境に配慮した製品への関心が高まる中、繊維製品およびその製造工程における環境安全、労働、企業統治などへの配慮に関するさまざまな認証スキームが設定、運営されています。
・RCS認証は、原材料から最終製品に至るサプライチェーンにおいてリサイクル素材の含有量とトレーサビリティーを客観的に検証する国際的な認証制度です。
・当社は昨年11月、使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を使用した〈マジックテープ〉リサイクルタイプを発売。このたび、一般財団法人ケケン試験認証センターを通じて、米国・テキサスに本部を置くTextile ExchangeのRCS認証を取得しました。これにより、ユーザーからの取引証明書(TC:Transaction Certificate)の要望に応じてTCを発行し、RCS認証製品として利用が可能となりました。
2.製品の特長
・使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を製品重量比で約30%使用しています。
・従来製法ではバックコート剤にウレタン樹脂が使用され、モノマテリアル化を阻害していましたが、本製品はポリエステル100%素材かつバックコート剤不使用※のため、マテリアルリサイクルが可能です。
・有機溶剤不使用で、製造工程におけるCO₂排出量を約30%削減(当社比)しています。
・クラレファスニング(株)丸岡工場(福井県)で製造される国内生産品です。
※ 面ファスナーのバックコートレス製法はクラレファスニングの特許技術です。
3.製品概要
〈マジックテープ〉リサイクルタイプ
製品名
〈マジックテープ〉
品番
A8693R.00(フック側)、B2790R.00(ループ側)
サイズ
20、25、100mm幅
図柄
黒、白
素材
ポリエステル100%
価格
オープン価格
4.会社概要
社名
クラレファスニング株式会社
本社
大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース40階
代表者
代表取締役社長 小林 敬幸
資本金
1億円(クラレ70%)
設立年
2004年10月1日
主な事業内容
織製面ファスナー〈マジックテープ〉、成形面ファスナー〈マジロック®〉、その他面ファスナー関連
商品の製造・開発・販売
※ 〈マジックテープ〉は株式会社クラレの面ファスナーの登録商標です。
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、10月23日から開催されるオンライン展示会「ケミカルマテリアルJapan2023-ONLINE-」に出展します。持続可能な社会に向けた先端化学材料・製品が集結する「先端化学材料・素材総合展」にて、当社の独自技術から生まれたイソプレンケミカル関連の高機能材料3点を紹介します。
1.出展製品
想定用途は自動車のボディなど
・反応性希釈剤・アクリル変性剤・UV硬化促進剤IPEMA
反応性の異なる二重結合を複数有する新しい架橋剤です。UV硬化材料やポリマー原料に用いることで、物性の向上が可能です。UV硬化をはじめとするラジカル重合の酸素による阻害を低減するという特長も有し、UV硬化に必要な時間とエネルギーを削減します。
想定用途:自動車のボディや内外装部品のハードコート、UVインク、接着剤、加飾フィルム、道路遮音板、看板、建材・木材、電化製品など
・液状酸素吸収剤DPNG
製造工程や製品の品質にさまざまな悪影響を及ぼす酸素を、有機物単独で吸収し分解する新材料です。液状のため、各種材料への混合が容易です。酸素による阻害を抑制することで、高いUV硬化性を実現するほか、樹脂・金属などの酸化劣化を防止します。
想定用途:自動車のボディや内外装部品のハードコート、UVインク、接着剤、3Dプリンター材料、屋外用プラスチック、金属ペースト・インクなど
・環境調和型エーテル系反応溶媒MTHP
高い溶解力と水との分離性を有する新規エーテル系反応溶媒です。各種材料の溶解や反応溶媒として幅広く利用されているTHF(テトラヒドロフラン)並みの溶解性に加え、THFには無い水との分離性、高い安定性・安全性などの特長を有します。水にほとんど溶けないため回収・再利用でき、工程の簡略化によるCO₂削減や廃水処理における環境負荷低減などが期待できます。
想定用途:反応溶媒、重合溶媒、抽出溶媒、コーティング溶剤など
2.展示会概要
名称
ケミカルマテリアルJapan2023-ONLINE-
開催日時
2023年10月23日(月)10:00 〜 11月27日(月)10:00
来場方法
事前登録制(参加無料)
公式サイト
https://www.chemmate.jp/
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株式会社クラレ Tweet Check
当社はこのたび、個人投資家向けオンラインセミナー(ログミー)に参加しましたのでお知らせします。
説明会動画
説明会書き起こし
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、10月4日から幕張メッセで開催される、サステナブル材料・リサイクル技術の専門展示会「第3回 サステナブル マテリアル展(通称:SUSMA(サスマ))」(「高機能素材Week」内)に出展します。
「クラレが描く、未来のくらし。『知らなかった!』が見つかる場所。」をテーマに、クラレグループのサステナブルな製品を通じ、環境負荷低減に貢献するさまざまなソリューションを提案します。
1.出展製品
改質ポリ乳酸(開発品)
割れやすさや伸びにくさを改善したポリ乳酸。特に引張伸度を大幅に向上。
ポリ乳酸(PLA)メルトブローン不織布(開発品)
ポリ乳酸を使用した環境配慮型の不織布。他素材との混錬および複合技術でフィルター性能を改善。焼却処理時のCO₂削減にも貢献。
酢酸セルロース繊維(開発品)
独自の溶融紡糸技術により溶剤フリー化を実現した、海洋生分解性アセテート繊維。従来の有機溶剤を使用する製造方法に比べ、製造時のGHG排出量が少なく、環境負荷低減に貢献。
液状酸素吸収剤 DPNG
酸素を有機物単独で吸収し分解する新材料。液状で各種材料への混合が容易。酸素によるUV硬化不良、樹脂・金属などの酸化劣化を抑制。
反応性希釈剤・アクリル変性剤・UV硬化促進剤 IPEMA
異なる重合性の二重結合を複数有する新しい架橋剤。UV硬化材料やポリマー原料に用いることで、物性の向上や難燃性の付与が可能。
バイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC™(プランティック)〉紙コート用樹脂グレード
バイオマス原料を主成分とした生分解性ガスバリア材。紙・セロファンにコートが可能。水溶性で紙のリパルプ性を阻害せず、土中生分解性を有する。[中本パックス株式会社様のブース(小間番号:29-38))でも展示あり]
バイオマス由来のPET樹脂〈バイオクラペット®〉
成型性、透明性、耐薬品性、落下強度に優れた高粘度PET樹脂。ダイレクトブロー・押出成形に適し、ガラス瓶の代替として高性能なボトルを成型できる。
透明ハイバリアフィルム〈クラリスタ®〉CW
優れた水蒸気バリア性を有するフィルム。高い防湿性、長期にわたり信頼性が求められる薄膜系太陽電池のバックシートなどに好適。
メタクリル樹脂押出板〈コモグラス®〉RE
メタクリル樹脂を加工する際に発生する端材を原料の50%に使用。バージンのアクリル板と同等の透明感・性能を維持した環境対応型の押出板。
水処理用中空糸膜モジュール〈ピューリア®〉GL
排水の効率的な再利用を可能にする高透水性・高濁度対応膜モジュール。当社の既存製品と比べ、透水性能が約5倍、濁度耐性が約10倍に向上。効率的ろ過による電力費および排水量削減のソリューションを提案。
面ファスナー〈マジックテープ®〉リサイクルタイプ
使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を約30%使用。ポリエステル100%素材かつバックコート剤不使用のため、マテリアルリサイクルが可能。
上記のほか、環境調和型エーテル系反応溶媒MTHP、バイオマス由来のクラレポリオールなども展示します。
2.展示会概要
ブースのイメージ図
名称
第3回 サステナブル マテリアル展(SUSMA)
開催日時
2023年10月4日(水)~6日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場
幕張メッセ
ブース番号
27-6
公式サイト
https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp/about/susma.html/
株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」で、全国の皆さまからお寄せいただいたランドセルの配付がアフガニスタンで開始されたことをお知らせします。
「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として約7割のシェアを占める人工皮革〈クラリーノ®〉を生産しているクラレが主催する国際社会貢献活動です。全国の皆さまから使い終わったランドセルをご提供いただき、ノート、鉛筆などの学用品と一緒に、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしています。
今年は、全国から約7,000個のランドセルが集まり、5月21日に東京港を出港しました。
アフガニスタンのジャララバードに診療クリニックと事務所を置くアフガン医療連合の協力のもと、9月2日から配付が開始され、まずはナンガハール州アチン郡の小学1年生から3年生の女の子や男の子たちのもとに、ランドセルが平等に届けられました。
2004年にスタートした本キャンペーンは、今年で20年目を迎えました。全国の皆さまからご賛同いただき、これまでに15万個以上のランドセルが海を越え、アフガニスタンの子どもたちの希望となっています。
株式会社クラレ
7月28日に北海道札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで「〈クラリーノ〉アッヒーくんランドセル基金」のランドセル贈呈式が開催され、札幌市内の児童養護施設・柏葉荘、羊ヶ丘養護園の子どもたち38名が参加し、そのうち来年度の新一年生7名にランドセルが贈られました。
同基金は、ランドセルを通じて子どもたちに元気を贈ることを目的に2010年からスタートしたプロジェクトで、ロコ・ソラーレのメンバー(吉田夕梨花選手、鈴木夕湖選手、藤澤五月選手、吉田知那美選手、石崎琴美選手)がプレゼンターを務めました。
当日のカーリング教室では、子どもたちは選手たちのスゴ技連発のデモンストレーションに歓声を上げながら、手ほどきを受けました。
株式会社クラレ
2023年7月27日、株式会社クラレは、朝日スキー連盟、士別市および士別市教育委員会の皆さまのご支援のもと、「第8回クラレ髙梨沙羅カップ ジュニアサマージャンプ朝日大会」を主催しました。
本大会は、髙梨選手の「ジュニア世代の選手が参加できる大会をより増やしていきたい」という想いに応えて、当社が社会貢献活動の一環として2015年より開催してきました。第8回となる今年の大会には、小学3年生から中学3年生のジュニアジャンパー57名が参加しました。
髙梨選手はサマーグランプリ出場のため参加は出来ませんでしたが、ビデオメッセージにて「皆さん、自信をもって思い切りスキージャンプを楽しんでください」と、参加選手を激励しました。
なお、今年選手が着用したビブスは、髙梨選手が「この大会から世界中で活躍する選手が羽ばたいていってほしい」という想いから、地球がジャンプしているデザインとなっており、「You can fly」というメッセージも込められています。
57名のジュニアジャンパーが参加
今年のビブスも髙梨選手のデザイン
大会終了後、全員で記念写真
株式会社クラレの概要
社長
川原 仁
本社
東京都千代田区大手町2-6-4 常盤橋タワー
事業内容
樹脂・化学品・繊維製品等の製造販売
資本金
890億円(2022年12月末現在)
連結従業員数
11,703名(2022年12月末現在)
連結売上高
7,564億円(2022年度)
連結営業利益
871億円(2022年度)
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、米国・ボストン(7月27、28日)とポートランド(8月2、3日)で開催される、アパレル・スポーツブランドなどと素材サプライヤーをつなぐ見本市「The Materials Show」に出展します。『Sustainable future with Kuraray』をコンセプトに、海洋生分解性を有する酢酸セルロース繊維(開発品)やリサイクル原料を使用した面ファスナー〈マジックテープ〉など、クラレグループのサステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向けに紹介します。
1.主な出展製品
酢酸セルロース繊維(断面)
・酢酸セルロース繊維(開発品)
独自の溶融紡糸技術により溶剤フリー化を実現した、海洋生分解性アセテート繊維です。従来の有機溶剤を使用する製造方法に比べ、製造時のGHG排出が少なく、環境負荷低減に貢献します。異形断面(十字断面など)とすることで、用途に合わせて機能性を向上させます。他の樹脂との複合紡糸を行うことで、新たな機能を付与することも可能です。
撥水性比較試験
・シンジオタクチックポリスチレン(SPS)繊維〈エプシロン®〉
ポリエステルと比較して約1.8倍(自社試験)の速乾性能を有する繊維です。撥水加工が不要のため、加工剤による環境への負荷を低減できます。水分の乾燥スピードが速く、ドライ感に優れるなどの特長から、スポーツウェアやインナーウェアなどに好適です。
・面ファスナー〈マジックテープ〉 リサイクルタイプ
使用済みペットボトルを原料とするポリエステル糸を約30%使用した、100%ポリエステル製の面ファスナーです。バックコート剤不使用のため、マテリアルリサイクルが可能であるとともに、製造工程におけるCO₂排出量を約30%削減します(当社比)。環境志向の高いアウトドア・スポーツ・ユニフォーム分野で好評を得ており、アウターウェアなどへの採用が進んでいます。
そのほか、衝撃吸収性繊維〈スパンドール®〉、防滑繊維〈フィブレスタ®〉、水添スチレン系熱可塑性エラストマー〈セプトン®〉Q-シリーズ、耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ®〉、熱可塑性エラストマーコンパウンド〈アーネストン®〉、〈マジックテープ〉メッシュタイプ、表面平滑性付与シート(開発品)などを紹介します。
2.展示会概要
名称
The NE Materials Show 2023
開催日時
2023年7月27日(木)9:00~17:00、 28日(金)9:00~16:00(EDT アメリカ東部夏時間)
会場
The Hynes Convention Center(米国・マサチューセッツ州 ボストン)
ブース
93
名称
The NW Materials Show 2023
開催日時
2023年8月2日(水)9:00~17:00、 3日(木)9:00~16:00(PDT アメリカ太平洋夏時間)
会場
The Oregon Convention Center(米国・オレゴン州 ポートランド)
ブース
723
公式サイト
https://americanevents.com/
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、「クラレレポート 2023」(統合報告書)(A4版、カラー66頁)を発行いたしましたのでお知らせします。
クラレレポートは、株主・投資家をはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまに、クラレグループの中長期的な価値創造について、財務情報に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報の紹介を通じて、より一層理解を深めていただくことを主眼としたレポートです。
クラレグループでは、引き続き、本レポートの内容の充実を図りつつ、ステークホルダーの皆さまとの建設的な対話を続けてまいります。
「クラレレポート 2023」
本レポートは下記からご覧いただけます。
日本語
https://www.kuraray.co.jp/csr/report_backnumber
英語
https://www.kuraray.com/csr/report_backnumber
※本年度より、PCでの閲覧性を向上させるため、インタラクティブ機能付きPDF(A4横)としました。
これに伴い、サステナビリティの観点から冊子の発行を廃止 し、ウェブでの開示のみとしております。
「クラレレポート 2023」の構成について
本年度のレポートでは、長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』およびサステナビリティ長期ビジョンのもと、それらの実現のため2022年度よりスタートした中期経営計画「PASSION 2026」における取り組みと進捗を中心に紹介しています。
「PASSION 2026」では、クラレグループが持続的に成長するために取り組むべきことを「私たちの挑戦」として3つ掲げており、その内容をトップのメッセージとともに掲載しています。また、その一つである「機会としてのサステナビリティ(サステナビリティ中期計画)」では、マテリアリティにおける進むべき方向性をPlanet、Product、Peopleの3つのPで定義した「3Pモデル」を採用しており、本レポートでは各施策を具体的に説明することで、クラレグループの持続的発展に向けた考え方や取り組みを分かりやすくお伝えしています。
サステナビリティウェブサイトについて
サステナビリティウェブサイトは、クラレグループのサステナビリティ関連の活動情報を掲載しており、
本レポートで十分にお伝えできなかった2022年度の環境・社会活動の結果や取り組み等を充実させて発信しています。また、レスポンシブウェブデザインを採用し、
スマートフォン・タブレットでも快適にご覧いただけます。
なお、本サステナビリティウェブサイトは、サステナビリティ報告書の世界的なガイドラインである「GRIスタンダード」を参照し、報告を行っています。
※下記ウェブサイトをご覧下さい。
日本語https://www.kuraray.co.jp/csr/
英語https://www.kuraray.com/csr/
株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、飢餓と貧困に苦しむ子どもたちの学校給食支援への株主優待制度を通じた寄付活動について、特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会(以下、国連WFP)より感謝状を授与されました。
当社は、株主優待制度の一環として、対象となる株主様に当社グループ製品を使用した商品などを掲載したオリジナルカタログギフトを年1回お届けしています。商品の一つとして、「社会貢献ギフト」「国連WFP」寄付コースを設け、多くの株主様にご賛同いただいています。
(左)国際連合世界食糧計画WFP協会 事務局長 青木創様(右)クラレ 代表取締役 社長 川原仁
国際連合世界食糧計画WFP協会について
飢餓のない世界を目指して活動する国連の食料支援機関です。紛争や自然災害などの緊急時に食料支援を届けるとともに、途上国の地域社会と協力して栄養状態の改善と強い社会づくりに取り組んでいます。
飢餓との闘いへの功績、紛争の影響を受けた地域の平和に向けての改善への貢献や、戦争や紛争の武器としての飢餓利用を阻止する努力を原動力としての活動において、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。同年は84カ国で1億1550万人を支援しています。
クラレの社会貢献活動について
クラレグループ社会貢献活動方針に則り、「文化」「学術」「環境」「福祉」を重点領域として活動を行っています。初代社長の大原孫三郎が設立した大原美術館の継続的支援をはじめ、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもたちに届ける「ランドセルは海を越えて」、実験を通して化学の楽しさを知ってもらう「少年少女化学教室」など、活動内容は多岐にわたります。
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株式会社クラレ Tweet Check
当社はこのたび、個人投資家向けオンラインセミナー(SMBC日興証券)に参加しましたのでお知らせします。
説明者:経営企画室 IR・広報部長 滝沢慎一
説明会資料
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russell社により新たに構築されたESG指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されました。
当社は、FTSE Russell社の「FTSE4Good Index Series」「FTSE Blossom Japan Index」、米国MSCI社が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、ならびにS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社の設計した「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄にも継続して選定されており、今回選定されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexを含め、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する国内株式を対象とする全てのESG指数に選定されています。
当社グループは、今後もコーポレートステートメントの使命に掲げる『世のため人のため他人(ひと)のやれないことをやる』のもと、事業活動を通じて自然環境・生活環境の向上に貢献し、社会的課題の解決を図るとともに、コーポレートガバナンスの強化に努めてまいります。
年金積立金管理独立行政法人(GPIF)が採用する国内株式を対象とする5つの「ESG指数」
1. FTSE Blossom Japan Index
ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社が設計した投資指数です。ESGの対応において高い基準を満たした日本企業で構成されます。
https://www.ftserussell.com/ja/products/indices/blossom-japan
2. FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社が設計した投資指数です。各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映する指数で、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。
https://www.ftserussell.com/ja/products/indices/blossom-japan
3. MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
MSCIジャパンIMIトップ700指数の構成銘柄から、各業種でESG評価に優れた企業を選定、構成する指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-esg-select-leaders-index-jp
4. MSCI日本株女性活躍指数(WIN)
MSCIジャパンIMIトップ700指数の構成銘柄から、MSCIが開発した性別多様性スコアに基づき、業種内で性別多様性に優れた企業を選定、構成する指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp
5. S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が設計したTOPIX(東証株価指数)をユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性の水準により、構成銘柄のウエイトを決定した指数です。
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/carbon-efficient/index.html
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、5年連続でESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数であるFTSE Russell社の「FTSE Blossom Japan Index」に選定されました。また、同社の「FTSE4Good Index Series」、米国MSCI社が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」 「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、ならびにS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社の設計した「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄にも継続して選定されており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する全てのESG投資指数に選定されています。
当社グループは、今後もコーポレートステートメントの使命に掲げる『世のため人のため他人(ひと)のやれないことをやる』のもと、環境に配慮したモノづくりの推進、事業活動を通じた社会への貢献を目指すとともに、コーポレートガバナンスの強化に努めてまいります。
年金積立金管理独立行政法人(GPIF)が採用する4つの「ESG指数」
1. FTSE Blossom Japan Index
ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社が設計した投資指数です。ESGの対応において高い基準を満たした日本企業で構成されます。
https://www.ftserussell.com/ja/index/spotlight/ftse-blossom-japan-index
2. MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
MSCIジャパンIMIトップ700指数の構成銘柄から各業種でESG評価に優れた企業から構成される指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-esg-select-leaders-index-jp
3. MSCI日本株女性活躍指数(WIN)
MSCIジャパンIMIトップ500指数からMSCIが開発した性別多様性スコアに基づき、業種内で性別多様性に優れた企業で構成されている指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp
4.S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が設計したTOPIX(東証株価指数)をユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性の水準により、構成銘柄のウエイトを決定した指数です。
https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-jpx-carbon-efficient-index-jpy
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原仁)は、米国子会社Calgon Carbon Corporation(以下、カルゴン・カーボン社)のUV・バラスト事業を、イタリアDe Nora Water Technologies LLC(以下、De Nora社)に売却することを決定しましたのでお知らせいたします。
1.事業譲渡の目的と概要
当社が2018年に買収した世界最大の活性炭メーカーであるカルゴン・カーボン社は、瀝青炭系、木質系、ヤシ系の幅広い活性炭を保有し、水・大気の浄化など環境関連用途で広く使用される活性炭ビジネスの拡大を図っています。当社は、カルゴン・カーボン社の保有する事業ポートフォリオの見直しを進めた結果、今般UV・バラスト事業を当該業界のリーディングカンパニーであるDe Nora社へ譲渡することとし、カルゴン・カーボン社とDe Nora社との間で事業譲渡に関して合意に至り、基本契約を締結いたしました。譲渡実行日は2021年6月末日を予定しています。
2.譲渡元および譲渡先企業概要
譲渡元企業概要
社名
Calgon Carbon Corporation
本社所在地
米国ペンシルベニア州ピッツバーグ
代表者
Stevan R. Schott(CEO)
設立
1942年(2018年3月買収)
資本金
618,000 USD(クラレホールディングスUSA100%)
主な事業内容
活性炭および水処理機器の製造・販売
譲渡先企業概要
社名
De Nora Water Technologies LLC
本社所在地
イタリア ミラノ
代表者
Dr. Mirka Wilderer (CEO)
設立
1923年
主な事業内容
電極、水処理事業
以上
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、このたび、クラレグループの設備投資を対象に、インターナルカーボンプライシング(ICP)制度(*)を導入しました。
今後、CO2排出量の増減を伴う設備投資計画において、社内炭素価格を適用し換算した費用を、投資判断におけるひとつの基準として運用し、CO2排出削減を推進します。
(*)ICP制度:社内で炭素価格を設定し、CO2排出量を費用換算することにより、排出量削減、省エネルギー推進に対する経済的インセンティブを創出し、低炭素投資の推進、気候変動への対応を促す仕組み。
【クラレグループのICP制度】
・社内炭素価格
5,000 円/t-CO2 (※海外においては社内為替レートを用い換算)
・制度対象
CO2の排出量増減を伴う設備投資
・適用方法
CO2排出量の増減を社内炭素価格の適用により費用換算し、投資判断のひとつの基準として運用
クラレグループは、ICP制度を導入することで、省エネルギー推進へのインセンティブ、収益機会とリスクの特定や投資意思決定の指針として活用し、低炭素社会の実現を目指します。
クラレグループは、長期ビジョン『KurarayVision2026』で掲げたありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指し、事業活動を通じ、社会との価値共創を図りながら、自然環境の向上と社会環境の向上に努めていきます。
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株式会社クラレ
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、3年連続でESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数であるFTSE Russell社の「FTSE4Good Index Series」「FTSE Blossom Japan Index」、および米国MSCI社が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に選定されました。また当社は、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄にも選定されており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する全てのESG投資指数に選定されています。
当社グループは、今後もコーポレートステートメントの使命に掲げる『世のため人のため他人(ひと)のやれないことをやる』のもと、環境に配慮したモノづくりの推進、事業活動を通じた社会への貢献を目指すとともに、コーポレートガバナンスの強化に努めてまいります。
年金積立金管理独立行政法人(GPIF)が採用する4つの「ESG指数」
1. FTSE Blossom Japan Index
ロンドン証券取引所が100%出資するFTSE Russell社が設計した投資指数です。ESGの対応において高い基準を満たした日本企業で構成されます。
https://www.ftserussell.com/ja/products/indices/blossom-japan
2. MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
MSCIジャパンIMIトップ700指数の構成銘柄から各業種でESG評価に優れた企業から構成される指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-esg-select-leaders-index-jp
3. MSCI日本株女性活躍指数(WIN)
MSCIジャパンIMIトップ500指数からMSCIが開発した性別多様性スコアに基づき、業種内で性別多様性に優れた企業で構成されている指数です。
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp
4. S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が設計したTOPIX(東証株価指数)をユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性の水準により、構成銘柄のウエイトを決定した指数です。
https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-jpx-carbon-efficient-index-jpy
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就職・転職をするときに最低限チェックしておきたい項目をまとめました。
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