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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループは、「HCI(Human Communication Integration)の実現」をビジョンに掲げ、人がコンピュータやAIに自然に意思を伝えられる「ソフトコミュニケーション注1)の時代」を拓くべく、有用な最先端技術を広く社会へ普及させ、その実用化を通して新しい価値観、文化を創造してまいります。

(2)目標とする経営指標

 当社グループは、売上高および営業利益を経営指標とし、2026年3月期に売上高100億円、営業利益30億円にすることを目標としております。

(3)経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等

 音声認識市場は、2021年度から2026年度のCAGRは23.6%との市場予測注2)にもあるように、当社グループは2026年3月期において売上高で100億円(2023年3月期比1.93倍)、営業利益で30億円を目標値としております。

 これから、経済活動の本格化につれ人手不足が顕在化するとともに生産性向上が叫ばれ、DX化やAIの利用がより活発化してまいります。ここで、DX化にはマウスやキーボード操作が重要になりますが、その効率や効果を高めるのが音声認識です。また、現在注目を浴びている生成AI「Chat GPT注3)」などは人がうまく使えば効能を発揮する副操縦士であり、そのための手段としても音声認識が必要となります。これは、まさに当社が掲げている「AISH(AI Super Humanization)」のAIが人を助け、また、人がAIを使って能力を高めていくことそのものです。

 このような中で、当社は、AI音声認識AmiVoice®の技術力や実績に基づき、各種の領域特化アミボイスエンジンの利用、コールセンター業務や営業業務の支援、文字起こし業務支援、DX化支援などの既存ビジネスを更なる進化によりプラットフォームビジネス化し、ユーザー数の増大を図るとともに、当社の音声認識分野での大規模言語モデル適用の先行体験、蓄積データやノウハウなどを活用した当社ならではのGPTビジネスを市場導入することで目標を達成してまいります。

2024年3月期においては、BSR展開期最終年度で伸長させた既存のフロー&ストックビジネスを土台に、展開中のアミボイスエンジン・プラットフォーム(ACP含む)に加え、上記の各種プラットフォームを市場へ導入することでBSR拡大期初年度の拡大に向けての足固めという役割を果たしてまいります。

 これらによって2024年3月期につきましては、売上高は6,000百万円(前期比15.8%増)、営業利益は1,200百万円(前期比11.0%増)、経常利益は1,200百万円(前期比7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は900百万円(前期比3.7%増)を計画しております。

 なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

(注1)キーボードやタッチしかできないコミュニケーションを「ハードコミュニケーション」と言い、それらに加え音声認識も使うことができるコミュニケーションのことを「ソフトコミュニケーション」と言う。

(注2)出典:ITR「ITR Market View:AI市場2022」

    ※ベンダー売上金額を対象とし、3月期ベースで換算。2022年後以降は予測値。

(注3)大規模言語モデルを巧みに使い質問に対して人のような回答を返す仕組み。

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